就活で必ず必要なことは何か?


それは、自分のことを相手(面接官)に知ってもらうことである。




知ってもらうと言っても、昨日、何したとか、犬と猫どっちが好き等ではない。


あなた自身がどういう人間性なのかを相手に理解してもらうことだ。




正確にいうと、面接官があなたの人間性を知って、その会社とマッチするか?


その会社の仕事で活躍できるかを判断するのだ。




そのために、あなたは自分自身がどういうことを考え、どういうことができるかを


理解していなければならない。




つまり、面接の前提としては、自分自身をよく理解している、かつ、それを


相手にわかりやすく表現するという二つのことを行わなければならない。




ここが不明確だと面接官はもっとあなたを知ることができない。


あなたが会社に必要かを判断することもできないのだ。




よく「今までのことを思い出して棚卸しすべきだ」と就活本に書いてあるが、


本質は、面接官が判断する根拠を自分の今までの経験から抽出する作業ということだ。




ここで、陥りがちな落とし穴は何か?




それは、考えて終わることだ。


なんとなくわかったつもりだったら意味がない。


はっきり、自信を持って自分はこういう人間だと


理解していることが重要だ。




そのために、自分自身がどうゆう人間性かを書き出すことが第一歩だ。


自分自身と向き合うことは、楽しいとは言えないかも知れない。


とても慣れないことかも知れない。


しかし、少しづつでも書き出すことが重要だ。




何故なら、書き出せば言葉が視覚的に残るからだ。


人間は、あたまの中で考えていても、違うと思ったら否定し、


すぐに忘れてしまう。


何が言いたいかというと、違うと思ったそのこと自体を忘れてしまうのだ。


これは、意外とやっかいで、同じ考えを何度も何度も繰り返しやすいのだ。


すると、何が正解かがわからなくなってしまう。


そこで、書き出す。面倒かもしれないが書き出す。




なぜか?


書き出したことに対して、


これは自分らしい。


これは自分らしくないと書き加えることができるのだ。


このことを継続的に行っていくと自分というものがだんだん見えてくる。


視覚的に消去法がおこないやすく、代替案もうまれやすい。




ノートでも白紙でもなんでもよい。


まずは、書き始めてみることをお勧めする。


ポイントはその紙に、どんどん書き足していくことだ。


案外、自分の知らない部分に気づくだろう。


その部分が、面接官の知りたい面接の評価軸となる。


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中の人:丸山 智士
主な著書(就活本)
※リンク先に面接質問のあるあるがある。
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