就職活動は心配事でいっぱいです。

説明会は何分前に行ったら良いか?
服装はどのようなものを着たら良いか?
写真は、プロに撮ってもらったら良いか?

考え始めたらきりがありません。
そして、心配することは当然なので、
安心してください。
みんな同じです。

そして、しっかりした正解などは、無いのです。

企業によっては、上記内容に厳しい会社もあれば、
全く気にしない会社もあります。
もっと言えば、同じ会社であっても、
面接官によって、評価の度合いが異なります。
何故なら、評価に主観が混ざってしまうからです。

例えば、いつもネクタイもスーツも完璧に
気を使っている人とずぼらな人では、
同じ就活生の服装を評価しても、前者は厳しく、
後者は甘く評価してしまうものです。
それは、自分を基準にしてしまうから、
仕方がありません。
評価するのも、あなたと同じ人間です。
潔癖症な人もいれば、鈍感な人もいます。

なので、気を付けようと思えば、
際限がないのです。

だから、迷う。

どこまで、ちゃんとすれば、OKなのか?

だから、答えはありません。
相手次第だからです。

もちろん、業界の基準はあります。

ただし、最終的に決めるのはあなたです。

あなたは、どこまでが自分のやれる範囲か
決めきれません。

すると、もっと頑張れるはずなのに、
他人の意見に安心し、自分の実力を
出し切れなくなります。

就職活動では、自分ができる範囲を見極め、
自分ができる範囲の心配事は、積極的に
解消することが重要です。

小さい心配事は、一つ一つがストレスになります。
もし、気になる服装で面接に行き、祈られたとします。
当然、面接官は落ちた理由など、教えてくれません。

すると、服装が良くなかったと勝手に自分に
言い訳をして、本質の改善点が見つけにくくなります。

また、気になる服装のまま面接を受けても、
きっと、集中できないでしょう。
面接官がジロジロ服装を見てると思い込み、
無駄なプレッシャーを感じてしまいます。

写真も、中途半端にとった場合、書類で
落とされても、そのせいにしてしまいがちです。
本当は、文章が悪くて落とされたにも
関わらずです。
そうするといつまでも文章の改善点に気付けません。

就職活動は心配事を無くし、
万全の体勢で挑むのが一番です。
不安なまま面接を受けることは、
あなたの本領を発揮できません。

不安というストレスを持ち続けることは、
かなりの足かせになります。

多少、お金や時間を使ったとしても、
それで心配事がなくなれば、費用対効果は高いです。
人によっては、人生を左右するタイミングが
今なのです。

自分に投資をかけることは、
やる気が出るものです。
これだけやったのだから、就活も
頑張ろうという主体性が生まれます。
誰かに決めてもらっても、結局は
受け身体勢が抜けません。

就活は面接が命です。
面接で自分に自信が持てるように調整できるのも、
自分の努力次第です。

是非、自分の力を出し惜しみせず、
全力で就活しましょう。

気付いた時には、心配事なんか
無くなっているはずです。

中の人:丸山 智士
主な著書(就活本)
※リンク先に面接質問のあるあるがある。

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以上