急な選択ですね… | きょうもはなまる

きょうもはなまる

えがおでいきましょ

小学三年生の秋から登校渋りが進み
四年生では不登校に。

あれから2年

相談室に通いながら通級にも通い
少しずつ自信を取り戻してきている三兄弟の次男のことを書いています。







今日は、学校お休み
来客があり、送迎するとお客様を自宅に残してしまうことになるので休んでもらいました。



たまに私の用事で休み、というように、あえて100%二郎優先で、ということに囚われすぎて無理をしないようにしています。


ただ、連絡を学校に入れる時は必ず母の都合で、と伝えるようにしています。
過去、理由を言わなかったら、本人の気の緩みと取られてしまったことがあったからです。


頑張ってるね
すごいね
やれたね

といった、肯定的な言葉がけはここまで持ち直してきた過程で大きな部分を占めていると感じていますから、身近な方から否定的な言葉を出されるのは私がざわついてしまいます。



そういう点で言うと、少し先生のお考えと私の考えには温度差があるかな、と思っていて、それは先日あった懇談会でも感じることでした。


お立場が違うので仕方ないですし、先生なりに本人の明るい未来のためによかれとご提案してくださることです。

それは承知しています。


でも、少しだけ
本人の意思が置いてけぼりにされた、急ぎすぎる提案かな、と感じてしまいます。



それは、二郎に特別支援級の在籍を勧めるものです。





本人は頑なに拒否しています。



人目が気になり
人と違うことをすることに抵抗感がある二郎にとって
特別支援級に行くということは、相談室に行くことよりもハードルも高く、またプライドが傷つくことのようです。


相談室を取り上げられ、クラスに戻るか支援級か、しかないなら、
学校に完全に行かないか
通常級に戻る
その選択しかないそうです。

相談室という居場所を取られてしまったら
学校に行く意義が感じられないほど、相談室の存在に助けられているのだと思います。



また、特別支援級に在籍すると、通級の在籍資格を失います。

二郎にとって、大切な相談室と通級の二つを同時に失うことになるのです。

私が想像してもそれは耐えられないだろうと思います。


いつまでもそのままじゃ…とお考えになる学校の意見もわかりますが、二郎はまだそこまでの段階に至ってはいない。


担任からの提案に対して
本人が、今示している選択肢は
クラスに戻るか、学校に行かないか。


でも、こんなことを言ってはなんですが
クラスには戻れないと思います。

気持ちがあるのはわかりますが、実際は難しいです。


というのは、学校行事に参加した時、もう同級生の目は大丈夫
6年生だけが無理
と言っていたものの、やはり学年問わず、人目を払拭できていないからです。

本人も、
そんなに簡単じゃなかったなー、やっぱりまだ無理だわ

と言っています。


なので、戻るという気持ちがある前向きさは受け止めますが、実際そのようにできるかは別と思ってます。


そうなったら
学校を捨てて家にいる生活を選ぶと思います。


それ、私たち親子の2年はなんだったんだー!
ってことになりかねない事態です。



実際、相談室はなくならないし、相談員の先生は引き続きいらっしゃると思うので、居場所がなくなることは…おそらくないのでは?と思いますが、
そのように提案してきた先生に対して不信感は少なからず持つでしょうね。


となると、もういいわ!と自暴自棄になることも考えられるわけで、どう転ぶかわからないところです。



私としては
どの結果になってもオーライなので、本人に決めな、というのも酷ですが、決めてもらえれば、と思ってます。
途中で変えてもいいし、その辺はもうどうにでも受け入れられる状況になってます。



担任の提案を伝えた時は
少し言葉荒く全否定してきた二郎でした。

まぁ、この気持ちは一貫しているので
この先も変わらないだろうと思います。

先生には早い目にお伝えしておこうかな、と考えています。