一昨日文教経済常任委員会で、所管する教育委員会から上越体操アリーナを建設する土地の購入と整備の補正予算案について説明があり、議員からも多くの質問がありました。
詳しくは市議会ホームページの録画を見ていただきたいのですが、要は教育委員会は委員会で言葉を連ねても、議会や市民が納得する理由をいまだ示すことができていない点が問題だと考えます。
体操アリーナ建設への疑問点を、市民目線であげてみれば…
1.なぜいま上越市に新しい体操アリーナが必要なのか
2.なぜ当初5億円弱だった計画が23〜25億円に膨れ上がったか
3.なぜ大潟区なのか
4.競技人口が少ない体操の施設に巨額を使い、他の体育競技に比べ、えこひいきではないか
さらに
5.こんなにハコものを建設し続けて財政は大丈夫か
6.金をかける使い道は他にあるのではないか
…この辺りかと思います。
委員会の最後に、委員長として、特に上記の1.2.3.について、市民への説明を尽くすよう要望しました。そのように検討するとの答弁でしたが、注視していきます。
場合によっては、予算を認める上で、市民への説明を尽くすなどの条件をつける「付帯決議」をすることも考えなくてはいけないと思っています。
委員会でのやり取りをほとんどの市民は見ていませんから、そうでもしないとまた「市議会は何もしていない、市長の言いなりだ」と言われかねません。付帯決議を可決できるかどうかは、なかなか…というのが現実ですが。