上越市第3セクターリフレ上越山里振興(株)の不正受給問題について | 地方都市は死なず! 滝沢いっせい ブログ爽創通信  *09016693890*kpissey@rf6.so-net.ne.jp*

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上越市議会議員滝沢一成のブログです! 日々感じたこと、考えたことを、できるだけ素直に書いてゆきます。
滝沢一成のテーマは「雪」「老い」「貧困」、これらを追及します。

昨日2月10日、市議会全員協議会が開かれ、小田副市長、所管部長、室長、そしてリフレ上越が調査を依頼した弁護士から、リフレ上越の不正受給の調査結果の報告をうけました。
その内容を、できるだけわかりやすく、かいつまんで市民の皆さんにお伝えします。
お金、責任、施設、「議会として」の順にまとめました。

まずお金に関して…
1.不正受給した「雇用調整助成金」と「緊急雇用安定助成金」計約4千万円とペナルティ分、延滞金約1千万円、合わせて5千万円弱を返還しなくてはならない。
2.リフレ上越に全額返還する責任がある。
3. 緊急雇用安定助成金分約8百万円は、すでにリフレ上越が資金調達し、1月末に返還している。
4.(報道等によれば)不正に関わったとされる2人の役員が、それぞれ1500万円ずつ負う用意がある意志を示している。
5.(市としては)残りの分をどう負担するかは、リフレ上越が責任をもって決めるべきと考える。
6.(市としては)不正受給返還には一切関らず、お金は出さない。

次に責任に関して…
1.(弁護士の調査によれば)不正に関わったのは2人の役員であり、組織ぐるみではないと考えられる。
2. (弁護士の調査によれば) 2人のうちいずれが主導的であったか、現状では双方の主張にくい違いがあり、はっきりしない。
3. (弁護士によれば)組織ぐるみではないが、役員にも責任があると考える。市としては、返還金を役員等誰がどう負うか、関知するところではない。
4.市は、役員らへの支援等は行わない。
5.市は、リフレ上越の整理を検討する。契約に従い、整理の際生じる損失補償を市が行う。リフレ上越が所有権を持つ固定資産を市は買い取る。

施設については…
1.市は、リフレ上越の指定管理者の取り消しを検討する。
2.くわどり湯ったり村、ヨーデル金谷とも施設は維持する。
3.くわどり湯ったり村は新たな指定管理者を公募する。4月再開を目指す。
4.(弁護士によれば)ヨーデル金谷は、不正受給に関わらなかった。(市は)現在のマネージャらが独立して営業を続けていく方向を認める。店は今月15日に再開予定。

…とのことです。

議会としては、
①刑事告訴等があるのか
②最終的に市の負担はどれくらいになるのか
③施設の所有者であり、最大株主である市に、監督責任など責任はないのか
④取締役には、当地町内会長等当て職無給である方々もいるが、それらの皆さんに返還金を出させるべきなのか、なんらかの救済策は考えられるか
…などをこれからも追及していくことになります。











※添付した書類は昨日提出されたものの一部です。4枚は市から、最後の1枚は弁護士からです。