ギターのイコライジングについて考える | New Guitar Note +

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Rock Instrumentalを弾くギタリスト「Izo(イゾー)」のブログ。ギター講師とかサポートGtとか機材レビューとかもやってます。機材と歴史とお酒&食事などを好む性質です。

日付は変わっちまいましたが、本日3投目。

 

日曜日のキャスでも言いましたが、5/8(月)も朝早くからスタジオで個人練習。

 

 

 

 

言うまでも無くコチラのリハですねドドンと↓

 

 

 

 

Shinjuku Guitar Workshop

 

 

 

先週のスタジオでは仕込んでいた内容では時間オーバーが判明。

今回は無事時間内に収まりそうですが・・・ちょっとでもイラン事喋ったらオーバーするかも知れんねwまさにフジコオーバードライブ!(全然上手くない)

 

 

その代わりと言っちゃナンですが・・・また悪い病気が出てきました。

 

 

「ギターの音、悪くない?」

 

 

ですw

うん、知ってんねん。

ライブ前に毎回そんな事言うてるのは知ってんねん(インチキ関西弁)。

 

 

厳密に言うと「悪い」とは・・・まぁ思ってはいないんスよ(どっちやねん)。

特定のポジションとかで、部分的に納得いかない音になる瞬間があるんスよね~・・・。

 

ギターって6弦の開放弦の一番低い音から、アッシのギターは1弦22Fまでなのでそこで1音チョーキングして・・・大体4オクターブの音域がある訳です。

その間でどうしても「音抜けが悪い」ところがあったり、逆に抜け過ぎて「耳に痛い」よーな音のポジションもあったりで・・・どーにもシックリこない瞬間があったりする訳ですよ。

 

 

でまぁそうなると大体「機材の方で何とかしよう」と考えがちなのがアッシですが、今回は少しベクトルを変えて考えてみましょう。

機材を充実させるのも大事かも知れませんが、現時点で「可搬性との両立」っていう意味では完成形に近い機材になっていると思いますしね(=これ以上機材を増やして重くしたくないw)。

 

 

取り急ぎで対応出来そうな点は下記の3点。

 

 

・弾き方について考える

・POD Goやコンパクトのセッティングを見直す

・EQ設定を変えてみる

 

 

 

です。

1番目「弾き方」ですが・・・ここ最近色々と勉強っていうか挑戦したりしてみて思ったのは「弾き方で音が大分変わる」って事です。

いやまぁ当たり前の話しだったりするんですが(苦笑)、今まで意外と軽視してたなぁ・・・と。

名手と言われる人のギターのトーンが良い理由の多くは、このピッキングのコントロール力なんだなぁ、と改めて思い知ったここ数週間。

痛いトーンが出そうな時に抑え込み、抜けが悪い時には音が抜けるトーンで弾く・・・。先ずはこの辺りで調整していきたいですね。

 

 

2番目は各機材のセッティング見直しですね。

ただ・・・2月の東京公演前に安易に変更してしまい、大分失敗してしまったので少しトラウマですw

ここは慎重に決めていかないと・・・って感じですね。

 

 

最後は2番目に近いですが・・・POD Go内にはON/OFF出来るEQセクションと全体の周波数帯をブースト/カット出来るグローバルEQというのがあります。

 

グローバルEQは・・・以前知り合いのエンジニア氏らから訊いたご意見から何となく設定しています(何となくかよ?)。

 

EQセクションはリード時にONにしており、大体1kHz辺りをほんの少しだけブーストしています。

その下は500Hz辺りを少しカット。

上は部分的に耳に痛そうなトコロをカットしています。

 

概ねこれで完成形のハズなのですが、それでも納得出来る音じゃなかったりするんスよねぇ(´ω`)

 

 

多分ね、コレはアッシが「EQに対してちゃんと理解していない」っていうのが大きいんじゃないかなぁと。

 

かのSteve Vaiは「音を立体的に把握する必要がある」と仰ってました。

アッシは自分の好きなギターの音を、ちゃんと周波数帯域で把握してないんスねきっと。

何Hzをブーストカットすれば好みの音になる、とか。

 

音楽理論と同じで、理論は知らなくても良い曲は書けます。

ギター等楽器の音作りも周波数特性を知らなくても良い音が作れたりします。

でもどちらも知っていれば、遠回りをせずに目指すゴールに到達し易いんじゃないかなぁ?

 

・・・という訳で、直近ではギターの練習だけでなく、周波数特性をしっかりと勉強しよう!と思った月曜日でした。