生きる目的を失ったあなたへ  この映画、お勧めです! ソウルフル・ワールド | 譜面の読み書きもできないのに35歳で(現在62歳)プロの作/編曲家・ギタリストになった柳瀬ジャッキーです

譜面の読み書きもできないのに35歳で(現在62歳)プロの作/編曲家・ギタリストになった柳瀬ジャッキーです

楽曲制作約450曲!(編曲のみを含む)自分名義だけでも350曲。
他チームに圧倒的に差をつけたい方に特にお勧め!
ミトコンドリアを中心に免疫や健康のこと(コロナ対策!)やスピリチュアルなことも書いてますよ

ソウルフル・ワールド ピクサーの映画

 

ディズニー+も入ってないし(正確にはビートルズのGet backを見るためだけに、1か月だけ入ったことはある)、DVDも買っていないこの2020年公開予定だったアニメ。

 

結論からいいます、めちゃめちゃ良かった!!!

 

そして、観たい人は絶対映画館で見るべき。

 

ジャズミュージシャンを夢見る中年男のお話で、ホンモノの音楽が溢れかえってるし、画面の隅々まで細かい描写が詰まっている。

 

ここまできたら実写版でええんとちゃう、のレベル。

 

ジョー(主人公)のピアノ演奏も指が音通り。 これってブルージャイアントもそうだったなあ。

 

実際の演奏を撮ってアニメーション化してるんやろな。

 

そういえば、「スモーク・オン・ザ・ウオーター」の最新PVもちゃんとギター演奏が音とシンクロしとった。 これまたお勧めです。

 

ストーリーはというと

(ここから少しスピ系が入ります)

 

いわゆる「なんのためにこの世にやってきたのかを探す」とか、「生きる目的があって現世にきた。 だからそれを追及しなければならない」みたいなところを少し飛び越えて、いやかなり深く掘り下げてるところが正直びっくりした。

 

ネタバレになるからちゃんとは書かないけど、結局「自分探し」も大事かもしれないけれど、「日々を一生懸命生きる」 いやこれもちと違うなあ、「毎日毎日を大事に生きる」そして「毎日が愛おしい」 って感じを滲みでてましたわ。

 

ジョー(主人公)はこれからどうするんだろう、観終わった後、誰もがそう考えるであろうエンディング。

 

実際、エンドロールのところでも、誰一人立ち上がって、帰途に向かいませんでした。

 

死生観 というか、「生命の源」(生前、死後)観は、これまた私のものと非常に近くてびっくり。

(「君たちはどう生きるか」 のワラワラたちとのシーンもそうだった)

 

ふわふわの丸い形になって、宇宙の果て、いや宇宙の中心にある「光の世界」へ戻るシーン。

 

ああやって一列になって光の世界に還ってゆく。

 

もっとも、自分のイメージではばらばらに源に戻ってゆく感じだけど。

 

 

そして「ダークサイドの世界」の表現もびっくり。 

そういう世界が存在するのではなく、自分が創り上げた世界なんだろうけどね。

 

パイレーツオブカリビアンを彷彿させるシーンもいくつもあり、楽しい映画でもある。

 

自分自身に照らし合わせてみたら。

 

とっても自分とかぶることだらけで、涙がとまらなかった、

 

ちょっとだけ書くと、母とジョーとの会話とか。

 

本当に映画館で見てよかったなと。

 

なんとも映画館で観たい映画がまた一本増えました。

 

10年後観たら、また違った感想なんだろうな。

 

恐るべし、ピクサー!