まずはやってみる。
人に聞いてやるでもいいし、自分で考えるでもいい。とにかくやってみること。それが全ての出発点なんだよね。
でも、それができない人が多いんだよね。
正解なんてないのに、正解を考えすぎたり、やってみてはじめて結果が見えるのに、やる前から結果を求め過ぎたり…
勉強は必要ないとか言ってるわけではなく、足し算を覚えたら足し算をしてみる。
割り算を覚えたら割り算をやってみる。方程式を覚えたら方程式を解いてみる。
今、自分にできることを素早く行動して、結果を知ること。そして、次の課題を見つけることが大事なんだ。
この繰り返しでしか成長は不可能だと思う。
5人に3個のミカンを与えるには、合計何個のミカンが必要か?
うちの息子が幼稚園のころ、こんなやり方で計算していた。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、ぼく。これで5人。
お父さんが1.2.3個、お母さんが4.5.6個、おじいちゃんが7.8.9個…と数えて、「15個」の答えを出した。
「5×3」が「15」であることを知らなくても、15という答えを出すことができた。
出来ることをやるとは、こういうことだと思う。
もし息子が「掛け算は習ってないからわからない」と言ったら「15」の答えは出てこなかったはず。
そして、もし、15の答えが間違ってたとして、どこに問題がある?
国語、算数、理科、社会、他の科目だってあるだろう。勉強がダメなら、スポーツや芸術だってある。
仕事も同じだよ。
まず、やってみればいいんだ。経験値を増やせば、必ず自分は成長する。
経験を積めば、自分の強みや役割が明確になる。もっといい方法が見つかるかもしれない。
経験以上の学びはない。と、僕は思っています。