● 越後上布展示会 二子玉川「きもの ふーる」
神谷です。
親しくさせていただいている、二子玉川「きもの ふーる」(03-5491-2601)で越後上布展示会がありました。
越後上布(えちごじょうふ)は、新潟県小千谷市、十日町市、塩沢町を中心に生産される、平織の麻織物。縮織のものは小千谷縮、越後縮と言いいます。1955年に、越後上布、小千谷縮が共に重要無形文化財に指定されています。また、2009年にはユネスコの無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」にも登録されました(wikipediaより)
織物の里十日町より、産地の方をお招きして、世界最高峰の織物、『越後上布』を語っていただきました。
『越後上布』は麻の織物です。麻の繊維を取り出し、爪と口で織物につかう糸にしていきます。左から右へと細くしていきます。一番右の玉のようなものは、麻糸を巻いたもので、本当に細かったです。
これが、『越後上布』です。一切、機械を使わず、全部人手で作ってあります。
気になる、お値段ですが、w川・o・川w。これでも破格に安いとのこと。『越後上布』ができるまでのDVDを見たのですが、「これでも安いんじゃないかな」、と思うほど手がかかっています。
これは、『小千谷縮』です。ほぼ、『越後上布』と同じ技法作られます。
気になるお値段ですが、400万円超( ゚ ▽ ゚ ;)。これでもかなりお得とのこと。年間10反も作られないそうです。
麻の着物は夏にはとても涼しいそうです。
高いものばかりでなく、機械を使ったお値ごろのものもありました。
夏の間は、麻の着物を多く取り扱っているようです。
お近くで、興味のある方は、いかがですか^◇^b