ジジ~、どうしたー?
食べやすいように 砕いてみたけど
ちっとも食べないね?

猫は嗅覚で食べる生き物 って
Y病院の先生が言ってたけど
匂いを感じとれないから?
それとも 体力が落ち過ぎてしまって
食べる余力もないのかな?
お水すら 飲まないね…

K市の病院に連絡をする
「帰宅後も食事も水分も
ほぼ、口にしないんですが
そちらでは どうでしたか?」

「えぇと… 入院した28(日)から
ほとんど食べてなかったですねー、
おウチに帰ってからは
食べてくれるかと思ったんですが、
ダメでしたかー?」

預けた晩からかぁ…
ちょっと長いなぁ

「退院して 帰宅直後に
10g程度を食べたきりです、
心配なんですが」

「連れてきていただくか、
若しくは…」

「あ、かかりつけ医に連絡し、
そちらで点滴等をお願いしても
良いでしょうか~?」

「そうですね、
可能であれば その方が良いと思います」

Y病院に急いで電話をし 事情を話すと
「直ぐに連れてきて」と。

K市の病院の診察券、書類や処方薬…
情報となるものを 全て持ち、
「.ジジ、ごめんっ!
元気にしてもらいに行こうっ!」
キャリーバッグに入ってもらい
タクシーを呼び、急いで向かった

大雨で天気が悪いせいか?
他の患者さんは誰もいなかった

すぐに呼ばれ、診察室へ。
「その後の経緯を話して下さい」
診察券を出し、
K市の病院で検査入院し、
検査の内容も話した

「.入院かぁ… ストレスだね。
それと細胞採取。
鼻血、まだでてるでしょ?
かなりの激痛だから
痛くて食べたくないんだと思うよ。
栄養剤の点滴しておきましょ。」

痛みとストレスだったのかー
痛くて怖かったんだね、可哀想に…
ごめんなぁ、
お医者さん イヤなのに
また 連れてきてしまって…
ほんと、ごめんなぁ

点滴の間、
治療法について先生と話した
「病理検査の結果が
上がってこないと
まだ 今後の予定は
立っていないけれど
恐らく
放射線治療か抗がん剤治療
と 聞いてます、
それで 抗がん剤治療の場合は
かかりつけ医さんの元での
治療でも可能になるようにします
との話しを聞いたのですが…
お願いする事は出来ますか?」

「もちろんです。
そちらの病院のデータ等、
こちらに送ってくだされば
対応しますよ」

良かったー、
快諾してくださった!

どちらの病院も
大切に
お付き合いしていかなければ。

点滴が終わり、
塗り薬で食欲増進剤なるものを
処方してもらった

これで元気になって
食べれるようになってくるかな
やっぱり 食べなきゃ
傷の回復だって 早く治らないよ

先生とスタッフさんに
丁寧にお礼を伝え、病院を出てから
向かい側のスーパーの
文具売り場に向かった

ノートを1冊 買った

ジジの受診の流れ、
処方薬の名前…
診療明細には きちんと記されてるので
貼り付けていくだけでも
備忘録となる

あっちとこっち、
行ったり来たりする機会があると
どちらにも正確に伝えなければならない

しっかり管理しなくては。