「総論」の授業風景

ちょっと落ち着いたところで、校長による「稲作総論」の座学授業が行われます。

一年間かけてお米ができるまでに行われるすべての工程を黒板を前にレクチャーします。

自給教室は「なるべく石油燃料を使わずに仕事をしながらできる稲作」を目指しています。

普段、お仕事をしているみなさんが自分の食べるお米を自分で（機械を使わずに）作るためには、なるべく力を抜いて「ゆる〜く」できる稲作の作業工程がベストです。

作物を育てる方法は多岐にわたり、ストイックに極めようと思えばいくらでも追求できる世界ですが、自給教室の方針はあくまで「ゆるく」です。

稲作は自給の一部としてライフスタイル、家族、仕事、生活全部を丸っと含めてできる稲作を考えます。

田んぼの下準備から種作り、種まき、育苗からはじまり、白いご飯がテーブルに並ぶまでにはたくさんの工程がありますが、そのひとつひとつを自分で行うことができます。

レクチャー中、校長の声に混じっておくからパチパチ音がしています。

先日、刈り取ってハウスの奥で干していた大豆が乾燥して自然にはぜている音がしていました。

2月にはこの大豆でみんなで味噌作りです。

小麦、大麦も芽を出しました。

秋にはパン作りも楽しみです。

みなさまのご見学お待ちしています( ´∀`)

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