いま私が学んでるのは、中国語の標準語。

しかし、ここ、上海では上海語というものがあります。

標準語とは全く異なり、別の言語と考えたほうがいいくらい、
大きな違いがあります。

◇こんにちは
標準語
你好(ニイハオ)


上海語

侬好(ノンホウ)

◇ありがとう

標準語
谢谢(シェイシェイ)

上海語
霞霞(シャジャ)


◇ごめんなさい

標準語
对不起(ドイブチー)

上海語
对伐气(デファチ)


・・・これって全く別の言語だよね。近所の店のおばちゃんが、

私に「ノンホウ」っていう意味が最近分かりました。挨拶してたのね。。


そんでもって、上海語と北京語も大きく異なり。


上海は華南地区といわれ、中国でも南部に位置づけられますが、

南の人は、ピンインの「h」「r」の発音が苦手と言われています。

北の人は、何でもかんでも巻き舌で「r」を強調するらしい。


巻き舌でアーアーいってる人を見かけたら

「あ、北の人ね!」と判断されるらしい。


たとえば・・


「いくらですか?」の標準語は多少銭(duoshaoqian:ドゥオ シャオ チェン)

これが北京語になると多儿銭(ドゥオ アー チェン)になるらしい。


上海などの南方では「○○はどこですか?」と聞く場合

「○○在哪里(○○zainali:○○ザイ ナァリ)」と言いますが、

北京語では「○○在那儿(○○ザイナァ~)?」となります。


なんでも巻き舌に変わっちゃうのねん。


上海語も覚えつつある今日この頃でした。