周囲の中国人たちが、10月に入ってから物価が上がった
と言っていた。野菜、飲み物、服・・あらゆるモノの物価が上がってる、
でも給料は変わらないから困ると嘆いていた。

そんな矢先に見かけた記事 をば。

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国家統計局によると、中国の10月CPI(消費者物価指数)が
前年同月に比べ4.4%上昇、9月に比べ0.8ポイント拡大したらしい。
つまり、1年前に比べ、モノによってばらつきはあるけど
物価が全体的に4.4%上がったということ。

政府は物価の上昇抑制をしてるらしく、年間の抑制目標は3%の様子。
それでも国内物価の上昇圧力が強いため、中央銀行が利上げする
可能性もあるらしい。

インフレが強いと消費が冷え込む可能性もあるため、
(#物価が上がったのに給与が変わらないなら消費意欲は落ちることもあるよね
政府は物価の上昇を抑え人々の給与水準をあげるべく動いてる、と見受けられます。

というのも、賃金法という法案が年内にも施行されると言われています。
労働者の賃金を、前年度比8%程度アップしなさいと定めるとか。


ほんとかよ、、、、

恐ろしい、、、、中国政府。

そんなことやっていいわけ??


中国に現地法人を持つ企業は会社の業績問わず、
人件費上昇が求められます。対応しないと法律違反になるということ。
違反時の罰則等はまだ分からないのだけど。

つまり企業には人件費という固定費が重くのしかかります。大変だこりゃ。

一方、上海においては2015年までにディズニーランド が出来るらしい。
11月5日に調印式があったんだって。上海万博後の大きな経済効果ネタです。

これを受けて上海の物価はさらに上がると推測されます。
中国全体のCPI上昇率以上に上がる可能性もあり。

こわい。今はまだ悠々自適に暮らせるけど、
このままだと上海は東京に物価水準が追いつく可能性もあり。

イケイケドンドンで勢いのある、明るい上海なのだけど、
インフレが強まって消費が落ち込んだら、一気に、景気が冷え込みそう。
仮に、中国の経済が冷え込んだら、グローバルへのインパクトも大きいよね。

てか。そもそも上記の経済学的なロジックあってる??
助けてアタマの良い人。