どうも商売柄、「売る」「買う」「もうける」「他を出し抜く」というビジネスでは必要不可欠なことについての思考回路が弱い気がしています。。。
ビジネススクールに移るまではよくわかんないなぁって思っていたマーケティングという学問を勉強する必要性にやっと気づきました。
お恥ずかしながら、ビジネスと名のつくものについては、ほっとんど、高校生レベルの知識でおしまいになっちゃっていて
当たり前ですが、消費者は製品やサービスそのものを買うわけではないんです、と。
消費者が買うのは、製品やサービス+それにまつわる何らかのベネフィット 両方を買うんだなぁって。。。
いやはや、お恥ずかしい限りです。っていうか、無意識に自分でもそういう行動をしていたのに、言葉に落としていないせいで、認識してなかったです。。。
ものづくりっていう言葉が私は好きなのですが、それにばかり偏ると、ついつい、後者の「得られるベネフィット」を忘れてしまいますよね。
別に、我々は、製品やサービスを買うとき、そのものによる効用だけを買っているだけではないんです。
(もちろん最低限の生活必需品とか、人の価値観とかによっては、あればそれだけでいいというものも究極的には存在するでしょうが。)
どういうことかというと、最近はまっているアレクのヘアアクセで考えてみたいと思います。
うーん、アレクをこういう、思索のモルモットに使うのはよろしくないんでしょうが、きらり的にはとても使いやすい例なんですよね。
※ルイヴィトンとかでお店の店員と色々と話をする根性はないので、ブランディングとかよくわからんす
たとえば、きらりがパリで購入した、下のカメリアです。
これを買うことによって、きらりは、下記のものを得た、ということになります。
1.カメリアのバレッタ
→これによって、きらりは、「髪の毛をとめる」「髪の毛を飾る」という効用を得ることができます。
カメリア(160ユーロとかだったっけな?タックスリファンドあるので実際は150ユーロくらいかと)そのものに対して、160ユーロを払ったわけではないんですよね、これ。
(念のため、人件費とか光熱費とか宣伝費とかを引いた原価の話をしているのではありません)
2.全世界のお店でのメンテナンスサービス
→アメリカだとカメリアのメンテナンスはできないのかもしれないですが(お店の人に聞いたら基本的にフランスに送り返すことになるので数ヶ月といわれた。。。)、少なくともパリだと、正規店で買ったことがわかるレシートをもっていれば(もしかしたらもってなくても平気かも)、少しお金を払えば直してくれます。日本でもどうやらお店でお直しをしてくれるそうですね。
ちなみに、ルイヴィトンは、レシート無くても、どこのお店にいっても、本物である限り、なおしてくれるそうです。保証書まで失った場合はちょっとわからないのですが、たいていの人は保証書をそのまんま、どっかのポケットに突っ込んでいるので、だいじょうぶでしょう。
3.エレガントな女性であるというイメージ
→自分で書いていて非常にむなしくなってまいりますが(爆)。。。
このアクセを付けることによって、これを付けた人は、「世界中のセレブの皆さんが御用達にしているエレガントなアクセをつけている」ということによって、他の方からみて、「彼女のセンスはエレガントである」という評価をいただけます。
(彼女そのものもエレガントといっていただけるといいんでしょうが、そこまでの効用があるかどうかは不明)
自己満足(「私ってエレガントなのぉー」)も得ることができます。っていうか、まぁ、自分で書いていて切ないですが、虚栄心のようなものが満たされるんです。
これに大事なのが、「ある程度、そのようなシグナルがわかる人がいる」という要素です。
全く無名も無名のブランドの場合だと、ダメです。自分の虚栄心だけが満ちるだけです。
逆に、ルイヴィトンのモノグラムのように、猫も杓子ももっているものだとダメです。多すぎちゃって、特定のイメージを付けられないですから。(単なるブランド好きなだけって思われるかも)
アレクなんかはちょうどいい規模ですね。ルイヴィトンでも、ヴェルニとかエピのように、違うラインだったり、限定モデルだったりなんかするとまた違ってくるかもしれません。
ちなみにきらりのと全く一緒のカメリアを買っている人って、Googleで探してみると、ちょこちょこいるんですよ、これが(笑)
きらりが確認しただけでも、3名の妙齢の女性の購入がわかりました。
※ついつい、かわいくて写真にとってブログにアップしたくなるんです、わかりますわかります
商品を消費者に買ってもらうにあたって、「どういう効用を期待できるのか」ということを消費者にわかっておいてもらうために払う努力のことをマーケティングっていうんだなぁ、って当たり前のことなんですけれど、気づきました。
って気づいたらとたんに面白くなっていたのですが、今学期書いてる論文とはぜんぜん違うテーマなので、困りましたーーー
ビジネススクールに移るまではよくわかんないなぁって思っていたマーケティングという学問を勉強する必要性にやっと気づきました。
お恥ずかしながら、ビジネスと名のつくものについては、ほっとんど、高校生レベルの知識でおしまいになっちゃっていて
当たり前ですが、消費者は製品やサービスそのものを買うわけではないんです、と。
消費者が買うのは、製品やサービス+それにまつわる何らかのベネフィット 両方を買うんだなぁって。。。
いやはや、お恥ずかしい限りです。っていうか、無意識に自分でもそういう行動をしていたのに、言葉に落としていないせいで、認識してなかったです。。。
ものづくりっていう言葉が私は好きなのですが、それにばかり偏ると、ついつい、後者の「得られるベネフィット」を忘れてしまいますよね。
別に、我々は、製品やサービスを買うとき、そのものによる効用だけを買っているだけではないんです。
(もちろん最低限の生活必需品とか、人の価値観とかによっては、あればそれだけでいいというものも究極的には存在するでしょうが。)
どういうことかというと、最近はまっているアレクのヘアアクセで考えてみたいと思います。
うーん、アレクをこういう、思索のモルモットに使うのはよろしくないんでしょうが、きらり的にはとても使いやすい例なんですよね。
※ルイヴィトンとかでお店の店員と色々と話をする根性はないので、ブランディングとかよくわからんす
たとえば、きらりがパリで購入した、下のカメリアです。
これを買うことによって、きらりは、下記のものを得た、ということになります。
1.カメリアのバレッタ
→これによって、きらりは、「髪の毛をとめる」「髪の毛を飾る」という効用を得ることができます。
カメリア(160ユーロとかだったっけな?タックスリファンドあるので実際は150ユーロくらいかと)そのものに対して、160ユーロを払ったわけではないんですよね、これ。
(念のため、人件費とか光熱費とか宣伝費とかを引いた原価の話をしているのではありません)
2.全世界のお店でのメンテナンスサービス
→アメリカだとカメリアのメンテナンスはできないのかもしれないですが(お店の人に聞いたら基本的にフランスに送り返すことになるので数ヶ月といわれた。。。)、少なくともパリだと、正規店で買ったことがわかるレシートをもっていれば(もしかしたらもってなくても平気かも)、少しお金を払えば直してくれます。日本でもどうやらお店でお直しをしてくれるそうですね。
ちなみに、ルイヴィトンは、レシート無くても、どこのお店にいっても、本物である限り、なおしてくれるそうです。保証書まで失った場合はちょっとわからないのですが、たいていの人は保証書をそのまんま、どっかのポケットに突っ込んでいるので、だいじょうぶでしょう。
3.エレガントな女性であるというイメージ
→自分で書いていて非常にむなしくなってまいりますが(爆)。。。
このアクセを付けることによって、これを付けた人は、「世界中のセレブの皆さんが御用達にしているエレガントなアクセをつけている」ということによって、他の方からみて、「彼女のセンスはエレガントである」という評価をいただけます。
(彼女そのものもエレガントといっていただけるといいんでしょうが、そこまでの効用があるかどうかは不明)
自己満足(「私ってエレガントなのぉー」)も得ることができます。っていうか、まぁ、自分で書いていて切ないですが、虚栄心のようなものが満たされるんです。
これに大事なのが、「ある程度、そのようなシグナルがわかる人がいる」という要素です。
全く無名も無名のブランドの場合だと、ダメです。自分の虚栄心だけが満ちるだけです。
逆に、ルイヴィトンのモノグラムのように、猫も杓子ももっているものだとダメです。多すぎちゃって、特定のイメージを付けられないですから。(単なるブランド好きなだけって思われるかも)
アレクなんかはちょうどいい規模ですね。ルイヴィトンでも、ヴェルニとかエピのように、違うラインだったり、限定モデルだったりなんかするとまた違ってくるかもしれません。
ちなみにきらりのと全く一緒のカメリアを買っている人って、Googleで探してみると、ちょこちょこいるんですよ、これが(笑)
きらりが確認しただけでも、3名の妙齢の女性の購入がわかりました。
※ついつい、かわいくて写真にとってブログにアップしたくなるんです、わかりますわかります
商品を消費者に買ってもらうにあたって、「どういう効用を期待できるのか」ということを消費者にわかっておいてもらうために払う努力のことをマーケティングっていうんだなぁ、って当たり前のことなんですけれど、気づきました。
って気づいたらとたんに面白くなっていたのですが、今学期書いてる論文とはぜんぜん違うテーマなので、困りましたーーー