作品「ヴィクトリア」

こんにちは。カレイドスコープの寺山瑞穂です。

 

作品ができました。

 

宙を奏でる点描曼荼羅画

40㎝角

「ヴィクトリア」

 

 

いきなり額に入った画像から。

 

今回寺山的満足ポイントは、この額。

描いている途中に、ネットで注文したのですが、

思った以上にイメージ通り（変な日本語）

 

 

タイトルは描き上げた後で決めました。

「女優」と「ビクトリア」で迷っていて、

（何でこの二つで迷うのか？はオーラソーマを知っている人にウケたら嬉しいところ。）

いったん「女優」に決めたのですよ。

 

で、額に入れたら。

「違うな。ビクトリアだな。」となったのです。

「いやいや。”ビ”クトリアじゃなくて”ヴ”ィクトリアだ！」と。

 

赤ちゃんの名前を付けるときにも、生まれてきた子を見たら、用意していた名前と違う名前を付けちゃった

…ってこともあるらしいですが、

そんな感じ

 

曼荼羅の名前も曼荼羅自身が決めているのかもしれませんね

 

 

9月14日(木)からの天鏡閣作品展でも展示します。

天鏡閣に飾ってほしいかのようなタイミングで描き始め完成した作品でした。

（描き始めた時の私には全然そのつもりはなかったのですが。）

額装も、天鏡閣に飾ることをイメージして考えたので、いつもの寺山作品よりちょっと背伸びしています。

それが、天鏡閣に似合う！って感じに仕上がって大満足なのです。

額を注文した時の後も曼荼羅は変化していて、その注文時より完成時の曼荼羅のほうが、この額に似合ってる！

この額が最初から決まっていたのか、曼荼羅が額に合わせて成長してくれたのか。

 

 

直感で描く宙を奏でる点描曼荼羅画は、描いている私にもどんな作品が出来上がるのかわかりません。

生まれたがっている作品はすでに宇宙にあって、それを私を通して作品の形にしているという感覚で描いています。

なので、曼荼羅自体に意思があるかのように扱っちゃうんですね。

 

今回は一際「曼荼羅の意思」を感じる作品になりました。

 

天鏡閣の展示では、他にも大きな作品が並ぶ中ではちょっと小ぶりな作品になりそうですが、

堂々と飾られていてほしいもんだと思います。

是非天鏡閣に見にいらしてください

 

 

 

宙を奏でる点描曼荼羅画　天鏡閣作品展

 

　

2023年9月14日（木）～9月27日（水）

 

天鏡閣
　福島県耶麻郡猪苗代町翁沢御殿山１０４８−１４

　国指定重要文化財「天鏡閣」公式ホームページ (tif.ne.jp)

 

天鏡閣入館料一般370円。高校生210円。小中学生100円。

展示観覧は無料。

 

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