こんにちは。カレイドスコープの寺山瑞穂です。

 

結構なボリュームで書き倒してきた寺山の車椅子旅の記録。今回が最終回です。

どーしてこんなに楽しいのか?を考えてみました。今回は文章が多めです。

が、途中途中で、これまでの記事で紹介できなかった、訪れた場所や印象的だったものの写真を挟んでいきたいと思います。(写真は全然順不同で。)

 

これまでの記事

今回の旅の概要

飛行機編

電車編(電車にまつわる色々)

関門連絡船編(+観覧車編?)

阪急フェリー 新門司港~神戸 編

神戸周遊バス ポートループ・シティーループ編

 

 

門司港レトロ。夜お散歩もしました。(風が強くて寒かった!)

 

・楽しかった!のは伝わっているよね笑い泣き?

 

自分でもあきれるくらいの量と勢いで旅のことを書き倒しましたので、きっと見てくださった皆さんにも「寺山楽しそうだな」ってのは伝わっていることと思います笑い泣き

ええ、もう、楽しかったですよ。

計画しているときから楽しかったし、行っているときも楽しかったし、こうして振り返ってブログ書いているのも楽しかった。

なんやかや一か月以上この旅行で楽しみ尽くしています。

なんという幸せでしょうか!

 

私は、何がどうして、こんなに楽しいんだ?ってことを考えてみました。

 


門司港駅周辺は、カレーのにおいで満ちていました。焼きカレー発祥の地らしいです。

そして、バナナのたたき売り発祥の地でもあるらしい。

 

 

・能力フル稼働感

 

旅行の計画を立てること自体がまず好きなんですよ。

情報を集めるのも、検討するのも、楽しい。

それが自分のためだったら、自由にできるのだったら、楽しくないわけがないのです。

実際に現地に行ってみて、自分の計画が想定通りだったりするとすごく嬉しいし

(例えば、駅に近い宿をとったら実際移動が楽でよかった!やった!みたいな細かいことですが)

想定以上の「いいこと」があるともっと嬉しい。

(その宿の食事も美味しかった!とかね)

 

行き当たりばったり旅のときも、私の場合、いっぱい考えてます。

移動時間はどのくらいかかるか?自分で動けるか?次の活動に支障はでないか?…

まったくその時の気分だけで動ける人も、そのほうが楽しいという人もいるのは分かります。

が、私は考える人で、そして、その考えるのが楽しくて仕方ない人だから、しょーがないんです爆  笑

その場でその時考えるのは、そのリアルタイム感というか、決断力が問われる感も、好き。

ぶっちゃけ自分一人の旅行ですし、なにしたってそれなりに楽しいのですから、何をどう選んだっていいんですよ。

そこをあえて「より楽しいほう」「より満足するほう」を色々考えて、えいやっ!て決断する。

その手ごたえというか、ワクワクが楽しい。

 

ハプニングが起こっても、じゃ~どうする?って考えるのも楽しい。

計画は好きだけど計画通りに実行したいわけではなくて、想定外も新しい考える題材になって楽しい。

 

気分はパズルですね。与えられた条件の中で自分にとっての最善の解を探すゲーム。

答え合わせのために行動している面もあるのかしら?

 

でもそれだけじゃないんですけどね。

行動でできている自分も楽しい。私知らない街を歩いてる~とか、こんな乗り物乗れてる~とか。

「できた!」って喜びがあります。

 

正直、見聞にはそんなに重きを置いていないかも。

だから、これだけあちこちで水族館に行っているのに、魚の名前も生態もちーっとも覚えません。

見聞きしたことも片っ端から忘れちゃうし。

 

自分の能力を使いこなしている喜びを感じられるのが、楽しいんですね。

調べる力、検討する力、決断する力、実行力、そんなものをフルに使っている感覚があります。

そんなの日常の生活でも使っていますが、自分の楽しみのためだけにその能力を十分に使って、それをよりはっきりとわかりやすく実感できるのがいいみたい。

「私にはできる!」って感覚を味わいます。

生きているな~って感じがしますよね。

 

ある意味、旅は人生そのものなんですな爆  笑

 


確かJR住吉駅。ホーム上のベンチ。

車いすになる前、それでも歩くのは不自由で、ホームで待っている間立っているのがつらかったのを思い出します。こうしてベンチを置いてくれていて、それを優先席にしてくれていて、足腰の弱い人にはほんとに嬉しいと思いました。

 

 

・チャレンジの楽しみ

 

書いてて思いましたが、私はチャレンジするのが嫌いじゃないようです笑い泣き

ちょっと超えるべきハードルがあるのが、楽しいみたい。

挑戦している手応えが好きみたい。

「手応え」。いい言葉…キラキラ

と思う程度には、手応えがあるものが好きだし、手ごたえを感じたい人です。

 

車椅子で動き回るのは、実際、楽ではありません。

運動能力は低いから、例えば同じ距離移動するのにも時間もかかるし体力も消耗します。

社会は大多数の普通に動ける人を基準に設計されているので、基準外の私などは、もうひと手間、どうしてもかかります。

(最近はずいぶん減りましたが)アクセスできない場所や活動もあります。

車椅子で出かけること自体、ちっちゃいチャレンジの山になっちゃいます。

 

そうでない社会になってほしいのですが、でも、現状そのちっちゃいチャレンジの山を越えるのは、私は楽しいようです。

探せば結構用意されているアクセス方法を見つけ出すのも楽しいし、

先に書いた「私はできる!」の確認でもあるし。

そして、私が楽しくそのチャレンジをしていることは、いづれ社会が障壁の少ないところになっていく方向への後押しになる気もするし。

 

門司港レトロ 旧三井倶楽部。2階にはアインシュタイン博士滞在のお部屋も公開されていました。

ここは、古い建物はしょうがない!のではありますが、その2階には車いすでは上がれません。

建物自体には裏から入るルートが辛うじて…って感じ。

遊ぶためなら階段も上る寺山なので、拝見してきましたけどね。頑張りました。

 

 

・親切にしてもらうのが楽しい

 

それから、今回しみじみ思ったのは、

私は人に親切にしてもらえるのが好きだキラキラ

ということ。

 

今回は独りだったので、本当にたくさん色々な方の手をお借りしました。

色々な乗り物の乗務員の方、行き先の施設の職員さん、たまたまそこにいた方、呼び止めちゃった通りすがりの方。

 

上質なサービスとして手助けしていただくのも好きですし、通りすがりの方に手を貸してもらえるのも好き。

お願いして聞き入れてもらえるのもありがたいし、期待していないところで不意に手伝ってもらえるのも感動します。

 

私は車椅子の障がい者という分かりやすい状態なので、ずいぶん簡単に助けてもらえます。

見ただけで助けが必要だなって分かるし、どんな手伝いをしたらいいかもイメージしやすいし。周りの方も手を出しやすいのではないかと思います。

特に今回は(何回か書いているけれど)九州だったもの大きい、多分。九州の人、すぐ声かけてくれる。手を貸してくれる。あったかいラブラブ

 

親切にしてもらうと、嬉しいですよね。

存在を認めてもらって気にかけてもらえるって嬉しい。(そう、私は結構なかまってちゃん笑い泣き

お願いを聞いて受け入れてもらえるって嬉しい。

お礼を言ったりなんだりのやり取りで気持ちが通じ合う瞬間も嬉しい。

 

正直、「いやそこまでしてくれなくても大丈夫なんですけど…アセアセ」って時もあります。

でも、色々やってくれたいのね~親切にしたいのね~とそのお気持ちはありがたくいただくようにしようかと。

 

基本、人間は他の人に親切にしたいものだと、私は思っていますし、その親切を受け止める私の役割も大事だと思ってます。

だから、「上手に」親切を受け取ろうと心掛けるのです。

実際は結構な強がりさんで人様の親切や気遣いを受け取るゆとりがないときも多いのですが、旅先は本当に助けてもらわないとどうにもならない場面も多いし、人の目とか人間関係とかも気にしないし、私が素直に親切を受け取りやすい状態になっている気がします。

旅先でのほうが、上手に親切の受け取り手になれて、親切循環に寄与している感じがします爆  笑

だから、旅が好きなのかも爆  笑

 

その循環が広がって、社会がもっと優しくて安心できる多くの人にとって生きやすいところになるといいな。

 


門司港で泊まったホテルの夕食でその日誕生日であることを何気なく伝えたら、

急遽デザートをお祝いプレートにしてくれました。

これに花火が刺してあったし、窓の外のベランダでは吹き上げる花火をしてくれました。

こういう粋なサービス(親切?)も、大好きです。

 

・生きる楽しさが詰まっている

 

こうして考えると、旅しているときには、私のこの人生がぎゅっと濃縮した形で分かりやすく表れている気がします。

自分の持っている能力を生かすのも嬉しいし、

他の人とのかかわりあいも嬉しいし、

それがみんなの幸せに役に立つといいなと思うし。

できることも、できないことも、全部思いっきり使って、この持っている条件で生きてゆく感じ。

 

こんなに旅が楽しいというからには、

私は、この私で生きていること自体が楽しいんですね、きっと。

 

大阪伊丹空港からの飛行機から。

 

 

今年は他にも旅の計画があります。

また、楽しい楽しいで皆さんに聞いて(読んで)もらえたら嬉しいです。

 

今回はこれでおしまい。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございましたキラキラキラキラキラキラ

 

 

 

 

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こんにちは。カレイドスコープの寺山瑞穂です。

 

福島県住み50代低身長外出時車椅子の私寺山が、一人旅をして色々な乗り物に乗った記録です。

今回は、神戸観光に利用した周遊バスのお話。

 

これまでの記事

今回の旅の概要

飛行機編

電車編(電車にまつわる色々)

関門連絡船編(+観覧車編?)

阪急フェリー 新門司港~神戸 編

 

フェリーで朝神戸について、夕方17時すぎに大阪伊丹空港へ向かう連絡バスに乗るまで、神戸で約9時間観光をすることにしました。

全くのノープラン、行き当たりばったり旅。

このとき「ポートループ」「シティーループ」という周遊バスがとっても便利だったのです。

 

・どういうものか?

 

いづれも神姫バスが運行する神戸市内の周遊バス。ぐるっと一周約60分を15~30分間隔くらいの頻度で同じ方向にバスが走っています。

ポートループは、新神戸駅や三宮駅と港周辺を結ぶ路線。2台がくっついたような長い連節バスが走ります。

シティーループは、主要観光地を巡る路線。レトロな車体で、時間帯によってはガイドさん(?車掌さん?)が乗っています。

そしていづれも、車椅子をそのままのせられる車両なのですキラキラ←ここ大事キラキラ

 

事前に兵庫県に住むお知り合いに、観光情報として、これらのバスはバリアフリーらしいって教えてもらいました。

なら乗ってみるか。と。

 

・ポートループ

 

ポートループ(連節バス) | 神姫バス株式会社 (shinkibus.co.jp)

 


©一般財団法人神戸観光局
神戸公式観光写真ライブラリ FeelPhoto - 神戸観光スポット写真の無料素材ライブラリ (feel-photo.info)より

 

 

 

 

・シティーループ

 

シティーループ 神戸観光周遊バス (shinkibus.co.jp)

 


©一般財団法人神戸観光局
神戸公式観光写真ライブラリ FeelPhoto - 神戸観光スポット写真の無料素材ライブラリ (feel-photo.info)より

 

 

神戸の観光名所をめぐるならシティー・ループバスがオススメ! | 神戸っ子 (hpg.co.jp)より。
ちょっと古いバージョンで値段なども違うので、イメージ画像としてご覧ください。

 

・1日乗車券が便利

 

この両方のループバスと他のバスも一日何度でも乗れる1日乗車券が便利でした。

私は紙のモノを使いましたが、モバイル乗車券もあるようです。

1日券700円。障害割引はなし。

(普通に1回260円で乗るときは、割引がきいて130円になります。

 コスパで考えると6回利用しないと元が取れないので、障害者的にはそんなにお得でもありません。

 が、気楽さや支払いの手間を考えると、私にとってはありがたい乗り放題券です。)

 

 

 

こういうところ(赤矢印。ふたつの路線のバス停が隣接している)で乗り換えたらいいよと教えてもらいました。

 

 

 

・観光案内所

 

一日乗車券はバス車内でも買えるようですが、私は三宮駅東口の観光案内所で購入しました。

神戸市:インフォメーションセンター・観光案内所 (kobe.lg.jp)

 

話はそれますが、私はこの観光案内所が好きで。

若いときにイギリスにちょっと滞在していた時があるのですが(当時は車椅子は使っていません)、しょっちゅう「TouristInfomation」のお世話になっていました。ろくに英語も話せない、わけわかっていない日本人の小娘が度々顔を出し、かなり面倒くさい客だったと思うのですが、お世話になりました。〇にiのあのマークを見ると、そのときの感覚と相まって、旅するワクワク感が思い出されるのですね。

で。観光案内所には喜んで飛び込むワタクシなのです。

今回も朝イチで飛び込んでいます。(7時過ぎに港について、神社に行ったり、あちこちグルグル迷っていたりしたら、オープンンの9時にちょうどなったってだけのことですが。)

 

今回三宮駅のバス乗り場付近がちょうど工事中で、夕方に使う予定の空港バスの乗り場もよくわからなくて(あれは自力では見つけられない場所だった)教えてもらえて助かりました。

 

ループバスのことは先に書いたようにお知り合いにも教えてもらって気になっていたのですが、この観光案内所でもお勧めいただきました。

それから坂の多い神戸なので車椅子で観光しやすそうなところも相談に乗ってもらいました。

 

 

・車いすの乗降

 

ループバスにはこんな感じでスロープを出して乗せてもらいます。

 

 

動画の後半。運転手さんが見えなくなってから何をしているかというと、シートを畳んだりして車椅子の入る場所を作ってくれています。

このスロープを、私(と車椅子)を押し上げるので、運転手さんによってはキツそうな方がいました。腰悪い方なのかな?重くてごめんなさい笑い泣き

 


畳める座席はこんな感じ。画像はシティーループのものですが。

ガイドさんのいるシティーループは、運転手さんがスロープを出している間にガイドさんがシートを畳み…と連係プレイしてましたグッ

 

乗り込むときに下りる希望の停留所を聞かれます。

下りるときにもまたこのスロープを出して同じ場所から下ろしてくれます。

 

料金後清算で前方で支払って下りるタイプのバス(シティーループ)だと、支払いの場所と違うところから降りるので、交通系カードとか両替とか使うと運転手さんを更に前へ後ろへ走らせることになっちゃう…。

それもあり、見せればOKの1日乗車券はありがたいものでした。

 

運転手さんによって車椅子をベルトなどでちゃんと固定する方もいれば、ロックしておいてくださいね~で終わる方もいて、結構人によって対応が違いました。

バスが坂道を上るときは車椅子が後ろに倒れそうになる時もあったり(荷物を背負っているから車いすの重心も後ろになっているし)、ブレーキの時にガクンガクンしたり、その辺はバスだから仕方のない不安定さはありました。

 

・行ったところ

 

そう。乗り心地はそんなに良くはないのですが、でも、たくさん使いました。

 

行ったところは、

 

 

港の方に行って乗り換え。その間の時間でポートタワーを見たり、あたりをふらふらしたり。

 

アトアという水族館っぽいところに行きました。「劇場型アクアリウム」ですって。

【公式】アトア átoa - 劇場型アクアリウム(神戸) (atoa-kobe.jp)

 

ここの写真を載せるだけで、ひと記事出来ちゃう。

映えまくりですよ。
上の公式サイト見てください笑い泣き うまく説明できないし、私の写真では伝わらない。

 

 

気が付いたら、ここでも水族館に行っているわ、私!(関門連絡船編参照

館内は問題なくバリアフリー。ここはそんなに坂もありません。多少はね。あるけどね。

一か所だけ展示で高い段の上に上がりたいところがあって、その坂は他のお客さんに手伝ってもらって上がりました。

休日はきっと混むねえ。人混み苦手星人なので、混んでいたら辛かったかもしれないとは思います。

入り口が2階なのですが、外から2階に行くためのエレベーターが分かりにくいかな?

 

南京町(中華街)にも行きました。

神戸の中華街・南京町へようこそ! (nankinmachi.or.jp)

 

 

平日で時間も遅めだったのに、結構混んでいましたよ?

大学は春休みの時期だったから?

それともこの程度では都会では混んでいるって言えないの?

(そういえば夕方の三宮駅前の人の数はすごかった。)

 

広すぎないのであちこち動いてみました。異国情緒~ルンルン観光っぽい~ルンルン

車椅子だと食べながらは歩けないので、適当なお店に入って遅ランチ。

お店は、正直車椅子では入りにくいところが多かった気がします。

例えば、お店の入り口が「急坂+いきなりドア」では車いすのままでは開けられないの。

だめだこりゃと諦め、その時に近くにあった適当なお店に、車いすから下りて入りました。

 

あとは、バスに乗りながら北野異人館のあたりを窓から見たりバス

 

このバス。5,6回乗り降りしました。なんなら時間つぶしに無駄に一周半(1時間半近く)くらい乗りました。シティーループではガイドさんが街の説明をしてくれるので、それを聞きながら神戸の街を感じることができて楽しかったのです。

人の多い慣れない街で落ち着いて座って時間を過ごせるところを探すのって、結構面倒くさいですよね。

まず車椅子で移動が面倒くさくて、お店の車椅子的入りやすさや使いやすさも選ぶし、フツーにお店の雰囲気や価格帯も大事だし。

それでお店を探してウロウロして疲れちゃうくらいなら、ガイドさんの説明聞きながらバスの中で街のあちこちを見ているほうが、ずっと楽だし楽しかったのです。

 

 

・大好きループバス

 

このループバスで動き回った神戸が、とーーーっても楽しかったのです。

他の方に「旅行でどこがよかった?」と聞かれて、「神戸のバスがよかった!」って即答するくらいに爆  笑

バスがね、そもそもほとんど乗ったことがなかったのですよ。こういう車いすのまま乗り込めるスロープ付きのバス。

バスといれば、高速バスタイプの入り口が高い階段のやつ、車椅子は下の荷物入れにいれてもらうやつ、ってイメージでした。

それも使えるし、乗り心地はいいのですが。

車椅子のまま乗れるバス楽しい爆  笑!!

 

気軽でいい。

飛行機や新幹線、普通の電車でも、下りるところでのお手伝いは事前予約なので、下車する場所、移動の計画を変えることが難しいのです。

このループバスも、一応乗車するときには下車場所を決める必要があるのですが、その乗るときの気分で決められるのはすごく気楽。(やらなかったけど、乗った後で下りる場所変更もできなくはなさそう。ガイドさんがいるバスなら尚更。)

その時の気分で動ける。「今」旅している感覚が強く味わえます。

 

気軽に移動するならタクシーって手もありますが、金額が相当かかるし、介護タクシーでもなければ車椅子を乗り降りする手間はあるし、あとその土地に溶け込む感はバスに劣る気がします。バスなら、自分の選ばないところも回れちゃったり、色々な人が乗ったり降りたりするのをみたり、そういうみんなが楽しかったです。

 

周遊ルートが分かりやすかったのも、使いやすい一因だったと思います。

言葉の分からない海外のお客さんに分かりやすいものは、日本人旅行者の私にもわかりやすい。

マップも面白くてずっと見ていました。

知らない場所がちょっとだけ知っている場所になるのも旅の楽しみ。

 

今回、バスの魅力に開眼しちゃいました。

車椅子のまま乗れるバスなら、これから積極的に使ってみたいと思います。

今はそういうバスが多いのかな?それすら知らない。意識して見てみますニコニコ

 

ここまでで今回の旅の乗り物の紹介はおしまいです。

次回最後に、私はどうしてこんなに乗り物旅が楽しいのか?ってことなどを

だらだら書いてみたいと思います。

よろしかったら次の記事もどうぞ。

 

⑤阪九フェリー編 | ⑦旅は人生そのもの

 

 

 

 

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こんにちは。カレイドスコープの寺山瑞穂です。

 

福島県住み50代低身長外出時車椅子の私寺山が、一人旅をして色々な乗り物に乗った記録です。

今回は、北九州から神戸までフェリーに乗った時のお話。

 

これまでの記事

今回の旅の概要

飛行機編

電車編(電車にまつわる色々)

関門連絡船編(+観覧車編?)

 

 

北九州から福島に帰るとき、フェリーを使ってみました。

北九州から神戸まで阪九フェリーに乗り、神戸観光後、大阪伊丹空港まで移動し福島空港に帰ってきました。

 

寺山は宿泊するようなフェリーに乗るのは初めてです。…多分(よく忘れるので自信がない)

少なくとも車いすでは初めて。(…だと思う。)

わっくわく~ルンルン

 

 

・阪九フェリー

 

<公式>阪九フェリー|九州-関西間の船のご予約・運賃 (han9f.co.jp)

こちらのHPに全部書いてあるのでご覧いただくのが一番なのですが。

 

北九州(新門司港)⇔神戸(六甲アイランド)、北九州(新門司港)⇔大阪(泉大津)を結ぶフェリーです。

私は北九州から神戸まで利用しました。夕方18:40に出発して朝7:10到着というダイヤで、乗ったのは「やまと」という船でした。

阪九フェリーHPより。★画像はみなそちらから。

 

おっき~キラキラクルーズ船みたいキラキラ

 

今回フェリーを利用してみようと思った理由は、

関門海峡に引き続き海(船)を楽しんでみたかったのと、

神戸ー伊丹空港が空港連絡バスでアクセスが良かったこと。

そして、フェリーはバリアフリー設備が整っているようだということで。

どんなもんじゃい?と興味津々利用してみました。

 

 

・HPが親切

 

まず、阪九フェリーHPでの車いすで利用する際の案内が、いきなり親切。

こちらです。

が、わざわざリンクは開かないだろう皆様のために(私自身がまず開かないタイプ)そのうちの一部をお見せしましょう。

こんな感じ↓

こまかっびっくり

 

 

現実的にはこの案内の必要性はどーかしらと思うのですが、車椅子ユーザーの利用にここまで配慮してくれているということが感じられて嬉しくなっちゃいました。いや、あの小倉駅の分かりにくさを思えばやっぱりこれは必要なのか?(電車編参照

とにかく、フェリーのバリアフリー対応は期待できるかも…ピンクハート

 

車椅子の場合電話での予約が必要で、それによって送迎バスなどを車いすのまま乗れる車体を手配してくれるようです。

料金には障害者割引があります。

色々なお部屋のタイプがあり、料金の計算も面倒くさいので、阪九フェリーHPでじっくり確認してください。

 

 

・乗り込むまでが遠いけど

 

北九州市の小倉駅前から、阪九フェリーの連絡バスが出ます。門司駅でも乗れるらしい。

この日は3台のバスが来ましたが、1台目は高速バスなどで使われるような車体の高いバスでした。

2台目が下のようなスロープ付きのバス。これに乗っちゃったので3台目がどんな車体だったか未確認です。

 

 

バスに35分揺られて新門司フェリーターミナルへ。

山を越えていく感じで遠く感じたなあ。寝たわ。

 

で。到着してこの建物。

 

え?まじでここ?って思いましたよ笑い泣き

なんでこんな建物にしたのかしら???

スロープは建物に向かって左の端っこあたりにあります。

 

電話で予約したものを、こちらの窓口で発券してもらいます。

乗船券についているQRコードがドアのカギになります。

エレベーターで4階に上がって、そこから乗船です。

 

乗船口。

 

遠い。

 

結構遠い。

そしてお分かりかしら?なかなか坂です。

 

乗船桟橋はこんな感じ。

 

これは私が自力で越えるのはきついのですが、写真に写りこんでいるように要所要所に職員さんがいてくれるので、ちゃんと介助してもらえます。

 

 

・船内に入るとこんな感じ

 

きゃ~豪華~ラブラブ

 

船の入り口で、職員さんが色々対応してくれていたので、自分は写真を撮るのを忘れちゃいました。

お部屋まで案内して使い方などを説明していただきました。

 

船内は基本バリアフリーです。

5階のエレベーターの前にだけ少し段差がありましたが、両側にスロープがついていて問題なし。

これくらいしか段差が無いレベルで真っ平笑い泣き

設備は新しくきれいです。

 

 

 

・客室

 

今回利用したお部屋は「デラックス洋室バリアフリー」

乗り込んだフロア(5階)の案内所や売店の近く。廊下を挟んだ目の前に多目的トイレがあります。

便利な立地(?)です。

 

赤い矢印が私の使ったお部屋。

青い矢印がトイレ。

 

こんなお部屋でした。

わ~いキラキラひろーいキラキラキラキラキラキラ

海が見える窓がついています。

 

室内に洗面所があるのは助かる!

 

ドアは自動ドア。

 

素晴らしいんだけど、開閉がのんびりで私の意思では閉まってくれないので、部屋を出た後本当に閉まるかな?って見守っている時間があったり、その間部屋の中がガラガラに見えすぎて落ち着かなかったり、私にとってはなんだかな…でした。

きっとこのドアが助かる人もいるんだろうけどね。難しいところだ。(今見たらHPに開閉がゆっくりだって断ってあった。)

 

アメニティー。館内着、スリッパ、歯ブラシ、タオル。

この部屋は「デラックス」なので付いています。

シンプルな宿泊では付かないプランもあります。

 

お茶も付いている。種類はほうじ茶のみ。

湯沸かしポットもありました。

まるでホテルみたい。

 

と思いきや、椅子が固定してあるのは、さすが船って感じ笑い泣き

 

さっきのこの案内図。黄色い矢印の車椅子マークの部屋もあります。

 

 

こちら「スタンダード和室(バリアフリー)」

HPによるとこんな感じ。

 

 

相部屋でリーズナブルに使えます。
しかし、これは自分で布団を敷かないといけないのでは…?私にはなかなかハードル高いですね。

 

 

・トイレ

 

赤矢印は私の使う客室。青矢印が多目的トイレ。

 

こちらもひろーいびっくり

 


・お風呂

 

お風呂は7階。中央のエレベーターで行きます。

大浴場があって、なんと露天風呂までついている!海の上の露天風呂とな!!

 

でも夜は真っ暗で、露天風呂からは何も見えませんでした笑い泣き

そして風が強い!寒い!

露天好きの私ですが、ゆっくり入っていられないくらいの強風笑い泣き

朝風呂は気持ちいいんだろうな~。でも、朝は6時からしか使えなくて、7時10分には到着しちゃうので、朝入るには忙しすぎるのではないかと。モタモタしている私には無理だ~。混みそうだし。

 

お風呂は特にバリアフリーの設備ではありませんが、手すりなどはたくさんあって普通に使いやすかったです。

車椅子は入り口の外に置いて入りました。

 

大浴場は使用時間の制限がありましたが、シャワールームもあってそちらは24時間使えたようです。

 

 

 

・レストラン(食事)

 

レストランは6階にあります。カフェテリア方式。

大学の学食とか、丸亀製麺とか、そういうやつ。(伝わるか?)

 

この方式はちょっと苦手。

そして疲れていたので、一品ずつ選ばずセットになっている定食的なものを選んじゃいました。

 

なんか、我ながら驚きのがっつり肉。疲れていたのね…(こればっかり)

 

自分でレーンで選んでトレイをずりずり押しながら移動し、会計後には職員さんがテーブルまで運んでくれました。

外が見たくて席の移動を希望したら、テーブルを変えられなかったのですが、どうしてかしら??

車椅子はこの席って決まっているの?

職員さんの目の届くところにいるように?

 

朝は売店で売っている焼き立てパンを購入してお部屋で食べました。

 


画像はつぶれちゃってて美味しくなさそうなんですが、ちゃんと美味しかったです。

 

ロビーなどの一角で、もってきたお惣菜やお酒を広げて数名で夕食タイムをしているお客さんも結構いました。

かなり慣れている感じ。お仕事などでよく使っている人かな?

せっかくテーブルがあるゆっくりできるお部屋だったので、色々持ち込んで自室で食べるのもよかったなと思いました。

今回は初フェリーだったので、体験としてこれでOKですが。

食事は色々工夫のしがいがありそうです。

 

 

・デッキ

 

乗船後すぐにデッキに出てみました。

 

 

わーーーい爆  笑船って感じーーーーールンルン

 

デッキには7階から出ましたが、6階からも出れるところがあったのかな?屋内の展望室もあるようです。

デッキの出入口はドアだったので、自力で開閉できず、近くにいた人にお願いして開けてもらいました。

人がいない時だと辛いかも。

 

 

・そして下船

 

下船後は連絡バスで最寄りの駅まで行くことができます。

乗船の時のようなスロープで乗り込めるバスでした。

私は今回はJR住吉駅で下車。阪神御影駅や阪急御影駅なども選べました。

 

 

・快適でした

 


朝日。もうすぐ神戸に着くというところです。

 

全体にフェリーの使いごこちは、大変快適キラキラ

よく眠れました。見事に快眠。

そして乗っている時間はあっという間。

揺れもほとんどありませんでした。気を付けるとゆわ~~~~~んと揺れているのが分かるかな?くらい。あとは機械の振動で細かく揺れる感じ。でも、揺れを意識する機会は全然ありませんでした。

ほんと、ほぼホテル。

宿泊+移動でこの価格ならお得!って思います。

すっかりフェリーが気に入っちゃいましたピンクハート

また機会があるなら乗りたいですピンクハート

 

 

次回最後の乗り物紹介。

神戸市内周遊バス ポートループ・シティーループ編。

次回も熱く語ります。

もうすぐ終わるから、頑張って!(?)

 

④関門連絡船(+観覧車?)編 | ⑥ポートループ。シティーループ編→

 

 

 

 

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こんにちは。カレイドスコープの寺山瑞穂です。

 

福島県住み50代低身長外出時車椅子利用の私寺山が、一人旅で色々な乗り物に乗った記録です。

今回は「関門連絡船」に乗ってみた!です。

 

これまでの記事

今回の旅の概要

飛行機編

電車編(電車にまつわる色々)

 

 

・関門連絡船とは?

下関・唐戸と北九州・門司港の間を5分の所要時間で運航しております。東側には関門橋、西側には巌流島を眺める事ができます。本州と九州を結ぶ市民の足として重要な航路となっており、近年まで海上国道2号線と呼ばれていました。

関門連絡船 – 関門汽船株式会社 (kanmon-kisen.co.jp)より。

 

今回私が乗ったのは「がんりう」という船でした。★

(このページの★の画像は関門汽船HPより)


今回往復しました。★

 

20分に一本出ていて、サクサク乗客を運んでくれる、まったく生活の足。路線バスみたい。

 

寺山は普段海から遠いところに住んでいるので、もう船自体が珍しいのですが、こんなふうに生活に密着した船って新鮮キラキラ

よーし乗ってみるぞー!!ということで、この船で関門海峡を渡ってみるというのも、目的の一つでした。

 

 

・全然フツーに乗せてくれる

 

結論から言うと、全然普通に乗れました。

私が車椅子を使っていなくても同じ感じだったろうな、ってくらい。

何の準備もなく、気合も入れず、車椅子でひょろ~っと行って、乗務員さんはあたりまえ~に対応してくれて、片道5分であっという間。特に他の利用者と異なるような待ち時間もなく特別待遇もなく。

当たり前って、インクルーシブって、こういうこと!?

素晴らしいなあキラキラ気合が入っていただけに、逆にびっくりしたくらい。

 

でもせっかくの体験なので、細かく書いていっちゃうよ。

 

乗車券は門司港側の「マリンゲート門司」で購入します。


外観。JR門司港駅からすぐ(徒歩3分)

近さもよいのだけれど、ずっと段差なく広々で分かりやすく、車椅子で簡単に移動できたことが寺山評価高得点。

 


窓口。建物はなんだかカッコよかったんだけど、窓口は庶民的爆  笑

券売機が苦手なので(高かったりするし。それでなくてもおばちゃんだし。)有人窓口が使いやすいのはありがたい。

往復購入。

 

障害者割引有。

多目的トイレもあるらしいのだけれど、一回建物の外に出る必要があるとかで、

出発まで時間もなかったので「唐戸側で使います」って言ったら、窓口の方が「そっちのほうが綺麗かもしれません」って苦笑いしていました。

 

唐戸港側の券売所はこんな感じ。

まー…確かにそうかもしれない…ね。トイレは使ってないけど。

 


桟橋までコロコロと車いすで移動します
画像の中の船は、私の乗った「がんりう」。

 

船の近くまで、特に苦労せず近づけました。(門司港側は!)

船にはこういうスロープがついていて、乗務員さん二人で車いすごと乗せてくれました。これ、普通に歩く人でも乗り降りしやすいですよね。

 

船の近くまで「門司港側は」問題なくアクセスできたと書きましたが、唐戸港側はちょっと大変でした。

ちゃんと全部段差解消してあって車輪でいけるのですが、その段差が高いところが二か所くらいあるのです。

私が自力で乗り越えにくかったり、自分で下りるのが怖い程度の段差。上の画像のスロープよりは短くなだらかなくらい。

 

がんばりゃなんとなかるか?くらいだったので、自力で頑張っていたら、他の乗客の方が手伝ってくださいましたキラキラ

電車編でも書いたけれど、九州の方は優しいピンクハートフットワークが軽くて、ささっと手を貸してくれる。

私もおばちゃん力を発揮して、お仲間同士で「大丈夫かな?」とか言いながら通る方に、「手伝ってください~」って声かけちゃったけどね。そしたら周りにいた3,4名の方が手伝おうとしてくださった。ありがたや笑い泣きキラキラ

で、船の近くにいた乗務員の方も気が付いてこちらに向かおうとしていたので(乗船時ね)、多分何とかはなる。

 

乗船後はこの部分に車いすのまま入れます。

★(加工)

乗船するのは船の後ろの方で、緑色の部分はフラットに移動できるところ。

座席部分に行くには少し段を降りる必要があります。二階もあります。


変な写真でごめんなさいだけど、上の図の赤矢印方向から撮ったもの。

 


こんなふうに半分屋根もあるのでお天気が悪くても大丈夫
今回は天気が大丈夫だったので外側の屋根がないところにいましたが。

 

写真の分かりにくさを枚数でカバーしたいあがき…。

このジャバラのカーテンの向こう側が上の画像の屋根付き部分。
乗務員さんの右手奥には、スロープが格納されています。ここから乗せてもらってきました。

 


かーんもーんかーいきょーーーー爆  笑

 

やってみたかった関門海峡超えができたし、関門橋も見れて、人生初の山口県(下関)にも足を運べて、満足満足爆  笑

 

 

・おまけ ほんの3時間弱の下関観光のこと。

 

市立しものせき水族館「海響館」に行きました。

市立しものせき水族館「海響館」 公益財団法人下関海洋科学アカデミー 山口県下関市あるかぽーと 6番1号 (kaikyokan.com)

 

唐戸港から徒歩3分。港の周りをまわってゆく感じですが、それも楽しく。整備されているし、目の前に見えるし、迷わずに簡単に行けました。

 

カフェがイルカプールの下の方に隣接していて、イルカを下から見上げながらお茶できちゃいます。

 

 


山口と言えばフグ。フグ愛の感じられる、フグ押しの展示が楽しかったです。

 

公共の「館」は、雨が降っても楽しめるし、バリアフリーだし、障害者割引もあるし、よく目的地にする場所です。

単純に水族館好は好きなので、身近にはないこともあり、旅行の時にはよく行きます。

 

が。全く一人で行く機会は思えば少なく、今回気が付いたこと。

結構坂が多い。

展示の構造上、上下移動が避けられず。エレベーター完備なのですが、上階まで上がってからスロープで下りながら展示を見る…みたいな造りが多くて。今回大分スロープを下りたり上ったりしましたよ。(迷って戻ったりもするから、結構上りもしたw)

それぞれのスロープはなだらかだから自走できるのですが、距離が長かったりするので、大変は大変。

いつも押してもらうから自覚が薄かったわが身の重量を、今回実感しましたよ。

かなりトレーニングになりました。頑張った笑い泣き

 

ちょっと時間があったので、観覧車にも乗ってみました。

水族館の隣。海沿いのデッキで簡単に行けます。

とはいえ、水族館で大分筋トレしたあとだったので、根性が必要でしたが。

 

大観覧車から関門海峡が一望できるアミューズメントパーク「はい!からっと横丁」 (haikarat.com)

遊園地なのね。観覧車にだけ乗ることができます。

他にはあんまりお客さんいない~。平日の夕方で、風も強くて寒かったしね~。

 

そういえば、これも「乗り物」の一種か!?

 

観覧車は車いすのまま乗ることができます。

回るのを一回止めて、スタッフさんが乗せてくれます。

この観覧車は地面から乗り場までスロープでした。…多分。傾斜は大きくて自力では上がれませんでしたが、押してもらえました。

気さくなスタッフの方で、楽しかったです。

 

下りるときも、一回回転が止まります。

止まるときには放送が入るので、そういうのを聞いたことのある方も多いかもしれませんね。

で、スタッフさんがおろしてくれます。

 

こちらの観覧車は、チケットを遊園地内の別なところにある券売所で買って乗るシステムでした。

障害者割引有。

 

かごには、床が透明で下を見ることができるものもあるようです。待てばそれに乗ることも可能ですが、今回は普通のに乗ってきました。

 

白い屋根が水族館。

その奥に、今回は行っていないけど、唐戸市場(人気の観光地らしい)。

 

で。また関門連絡船で門司港に帰り、門司港のホテルに宿泊。

 

 

山口県には行ったことがなかったので、山口県に降り立つ!が今回の旅の最大のテーマでした。

そのためだけに行くことに決めた下関。

でも、関門海峡を船で渡ることもできたし、大慌てだったけどなかなか楽しんじゃいました。

山口県にも、また今度ゆっくり行ってみたいものです。

 

今回はもう一つ船を楽しんでいます。

次回はその話。阪九フェリー編です。

 

←③電車編 | ⑤阪九フェリー編→

 

 

 

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こんにちは。カレイドスコープの寺山瑞穂です。

車椅子利用者の私が、色々な乗り物に乗って旅行をするときにどうしているか?を書く、「車椅子乗り物旅」シリーズ3回目。

今回は電車の利用について。

 

今回の旅の概要

飛行機編

 


JR九州には車両がかっこいい電車が色々ありました。

博多駅にて。私はホームで眺めただけ。…乗りたい…。

 

・車いすでの電車の乗り方 乗降は手伝ってもらいます

 

鉄道を利用するときも、必要であれば職員さんに手伝ってもらえます。

ホームと車両の間の乗り降りが1人じゃきついのですが、スロープを出して乗せてくれます。

降りる駅にも先に連絡しておいてくれるので、駅員さんがスロープをもって待っていてくれます。

 

忙しい時間にお願いするとこういうことになる笑い泣き


手前の赤矢印の駅員さんが、寺山のお手伝いの方。これから来る寺山を乗せる電車を待っています。

反対側のホームにも黄色矢印のところにスロープを持った駅員さんが立っています。

多分これから到着する列車にこの駅で降りる車いすユーザーが乗っているのね。

お忙しいところ申し訳ないアセアセ

これは神戸のJR住吉駅。全国どこでも、どの鉄道会社でも大体こんな感じです。

 

・お手伝いの頼み方

 

こういうお手伝いをお願いするには、改札の人がいるところで声を掛け頼みます。

基本的には乗りたい電車の20分くらい前までに声を掛けるように案内されています。いきなり行っても大丈夫。

基本的には。

寺山の住まいの最寄り駅のように、駅員さんが1人しかいないような駅では、不在の時間帯も多いし、いきなりお願いしても乗れないことが多いのですよ。もちろん無人駅もダメですよね。

そういう場合は、事前に足を運んでお手伝いを予約するか、やはり事前に管内の大きな駅(このへんだったら郡山駅)に電話して予約します。駅員さんの人手が足りないときなど、派遣?してくれたりします。

 

駅に電話で予約って、JR駅の電話番号は公開されていないじゃーん!と、2.3年前の寺山は思っていました。

今はそうでもないのかな?JR西日本とか他の会社では専用電話番号があるところもあるのかな?よく調べてもいないのですが、この「電話で予約」が大変だったんですよ。

あるときどこかの駅の窓口でそう伝えたら、郡山駅の電話番号教えてもらいました。

それ以来、電話でお願いできるようになり、よかったよかった。

 

そんな辺鄙な地方駅を使っているので、この「いきなりお願いしてOK」システムがどーも怖くって笑い泣き

念のために…って前の日などに「明日の〇〇時の電車に乗りたいのですが…」と相談して「明日来てください」とサクッと帰されてあれれ?ってなること度々です。

 

・車両のどこに乗るか

 

駅員さんが列車に乗せてくれるので、どこに乗るかはお任せしちゃいます。希望も聞いてくれますが。

到着駅との連絡の兼ね合いとかもあるのかな?大抵「特に希望がなかったらここに乗せる」って場所が決まっているようです。

 

今回の鹿児島本線の快速の乗る場所は車両の端っこ。一番本州側。

 

こういうところ。

運転手さんのお仕事が見れたり、線路が見えたり、実は楽しい席です(ラッキーピンクハート

この電車はものすごくガラスが汚れていて外がよく見えなかったのではありますが。黄砂???

 

自力でこの端っこまで移動しろって言われたら嫌だけど、押してもらえるなら喜んで。空いているしね。

 

・すぐ乗ることはできない

 

出発駅から到着駅に、「〇〇時着の▽▽車両の□号車のどのドアの付近に乗せるから下車の介助を頼みます。」って旨の連絡をして、到着駅でOKが出るまで電車に乗せてもらうことができないんですよ。

だから、予定もなく駅に行って目の前に電車が止まっていてもそれに乗ることができません。1,2本遅らせないといけない。

改札に20分前までに来いって言われるのも、こういう理由なのかしら?

今思ったんだけれど、下りる駅がうちの最寄りみたいな半無人駅で、駅員さんがいない時間に到着するような行程を選んだ場合どうなっちゃうんだろう?行き先を大きい駅に変更する必要があるのかな?

 

ここで時間がとられるし、駅員さんのみならず私も面倒くさいので、極力電車での乗り換えはしたくないのです。

 

・下車後の戸惑い

 

毎度ちょっと戸惑うのは、下車後駅員さんにどこまで手伝ってもらうか?問題です。

基本私は手伝ってもらいたい人なので(そうじゃない人もいます)押してもらえるならいくらでも押してほしいのですが、

在来線などでは、スロープで車両からおろしてくれたら、そこから先はお一人で移動してくださいって感じのところもあります。いや、頼めば押してくれるんだけど、頼まなくてもなんとかなるっちゃなるので、そういう時は「あら、押してもらえないのねハートブレイク」と薄っすらとしょんぼりしながら、自力で改札に向かいます。

ホームは傾斜がついていて、人も多くて、よたよた車椅子で動くの怖いし、初めての駅だと場所が分かんないし、微妙に大変なんですよ。押してもらえると嬉しいんだけどな~でも忙しそうだし頼むほどでもないかな~って毎回戸惑うところです。

あと、乗るときに「出発ホームの〇〇で待っていてください。あとから駅員が行きます。」も地味に嫌なパターン。その駅に慣れていなくて、その待ち合わせ場所に自力で行くのがおっくうなんですよ。もはや車椅子の問題ではないw

これまた、そうおっしゃるときは人手が足りずすぐに人員を動かせない時のようなので、仕方ないんでしょうけどね。

 

日常的に(通勤などで)電車を使う人は、毎度くっついて歩かれなくても自分で動くわって感じでしょうが、私は基本旅行の時にしか電車は使わず、どの駅も慣れない場所ばかりなので、駅構内はどこであろうと押してほしい笑い泣き

ちなみに新幹線などでは改札までぎっちり介助してくれます。それが鬱陶しくていやだという声も聞いたことがあるくらい笑い泣き

 

もう一回書こう。私は押してもらうの好きなんです爆  笑

 

・ソニックに乗ったよ。そして後悔…。

 

JR九州の車両かっこい~ラブラブと思った私は、無駄に一区間だけ特急ソニックに乗ってみました。一区間8分だけ。

 



私が乗ったのは白いソニック。

ソニックという特急には、青い車両(883系)と白い車両(885系)があるらしいです。

 

青いソニック(トップの写真にも写ってますね)

青いソニック車内。写真はいづれも特急『ソニック』の時刻表・運用車両まとめ | 2023年3月改正版 - 鉄道プレス (207hd.com)より。

 

これ乗ってみたかったなあ…。

 

白ソニックも素敵なのですが。

しかも。ケチって一駅しか乗らなかったので、8分の間に座席に移動するのも面倒くさくて、結局デッキで過ごしてしまったのです。

そこは後悔。


デッキも広々で良い空間だったんですけどね。

 

車掌さんが通ってドアが開いた隙の1枚。

 

時間があったんだから、博多駅まで戻ってでも、狙いの車両にちゃんと落ち着いて乗って堪能してくればよかった!

 

遊ぶときは、ケチったり効率とか考えたりしないで、とことん遊ばなくちゃだめだわ!!と悟る出来事でありましたタラー

 

・おまけの小倉駅の話

 

小倉駅で妙に時間が空いてしまったのではありますが。

この時、旅行も4日目で、大分疲れていたらしく。

ごめん、小倉駅の悪口言う。

小倉駅は移動が面倒くさくて!!疲れている私がやさぐれる程度には!!

 

阪九フェリーHPより

 

ちょっとずつの上ったり下りたりが多いの!!

なんとなくそれを感じてほしくて、この地図(↑)出したわ。

しかも設備が分かりにくいの!!

先に行くのに階段が7,8段くらいあるんだけど、エレベーターがどこにあるか分かんない~

この怪しいリフトみたいなもの使っていいのか分かんない~

ひょっとしてこのスロープ使うしか手がないのか!?(多分そんなことはない)

みたいなことを、あっちでもこっちでも思ってた笑い泣き

大分、ぎームカムカってなってた笑い泣き

この時疲れMAXだったからさ~ゆとりなくてさ~ごめんね~小倉駅

 

しかも日曜日で人出は多くて、簡単に入れそうなお店も見つからないし。

人が多いところはとにかく苦手なんです。

で、駅直結の(それでもちょっと迷った)「北九州市漫画ミュージアム」で時間をつぶしてみました。

あんまり期待しないで行ったんだけど、結構楽しかったよ。

中は公立の漫喫。いや、飲み物は出ないけど。

漫画図書館では読み放題で、思ったよりゆっくりできてありがたかったです。

北九州市漫画ミュージアム (ktqmm.jp)

 


松本零士先生の出身地らしい。

駅ペデストリアンデッキにいる鉄郎とメーテル。ハーロックもいたよ。

 

あ。小倉駅で出会った人はみんな親切でしたよ。何人もの方に段差を押してもらったり、トイレが使えなくて助けてもらったりしました。(そう。車いす用のトイレも使えなかったのよ、小倉駅!どーゆーこった!)

なんとなく声を掛けやすい雰囲気があるというか。意識に入れてくれている人が多い感じがするというか。

何度も書くけど疲れていたから皆様の親切が一際沁みました。

 

・おまけ その2 門司港駅

 

門司港駅も行ってみたかったところでした。

駅舎が重要文化財に指定されていて、レトロでかっこいいらしいので。

日付は前後しますが、1日目2日目に使いました。

 

 

 

駅員さんの制服もレトロな感じ。

お手伝いいただいた方に写真を撮らせていただきました爆  笑

 

そんな九州の電車色々でした。

またいつか、今度は電車に乗ることを主な目的にして九州行ってみたいなあ。

 

今回のテーマは海だったからね。

ということで、次回から船のお話。

まずは「関門連絡船編」へ。

 

←②飛行機編 | ④関門連絡船編

 

 

 

 

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