ご訪問ありがとうございます。

たおと申します。



前回の記事で少し触れた、私の右乳のシコリについて

お話ししようと思います。



11月2日、

何気にデコルテを触った時に、違和感を覚えました。

しこりではなかろうかと。

翌日が祝日だったので、4日に乳腺科を探して受診。


視触診、エコー、マンモ、細胞診をしてもらい、

後日、疑陽性との診断でした。


疑陽性とは、良性とも悪性とも判断がつかないものを

指すようで、

細胞が若干、大小不同の異形成で、

悪性っぽさがあるようにも見えるけど、

硬さ的には良性っぽいと。



更なる検査、組織生検をすることになったのですが、

12月8日に結果を聞きに病院へ。。


結果は、、




乳癌でした。。




現在の癌の大きさは1.5センチ、

癌のタイプは、浸潤癌。

ホルモン陽性、HER2陰性、ルミナルA。


癌の性格的には比較的おとなしく穏やかなタイプとのこと。



先生に、どのくらい前からこの子(癌)がいたのか

聞いてみたところ、、、


この子のタイプだと、

1センチになるのに、4〜5年らしい。。





腑に落ちん





だって、私は母が乳癌で亡くなってから14年間、

乳がん検診は毎年欠かさずやっていたし、

セルフチェックも、定期的にやってました。


更に10年前くらいからは、

視触診+エコー+マンモのトリプルセットを

オプションで受け、


今年の健診では更にオプションで腫瘍マーカーも

つけて気にかけていたのに…


嚢胞疑いは毎回引っかかるものの…

それ以外で引っかかることはありませんでした。。



こんだけ金かけてゴリゴリに毎年検査してたのに…


健診では見つけてくれへんのんかい💢ムキー





先生に、

私、普通の人よりもかなり用心深く

毎年検査受けてきたんですけど、、

こんだけ検査やってても、5年前にはもうすでに

癌があったんですよね…

今まで疑わしいと言われたことがないんですけど…


と、不服げに言いました。

(この先生に言うてもしゃーないけど)



先生曰く、

今回見つかった癌は、

本当に見分けが難しいものだったらしく、


マンモの映像を見ても、

腫瘍部と正常なところの色の見分けも付きにくく、

形も、良性だと表面がツルッとしてて

横長の形が多いらしいんですが、

私の癌は、若干縦の方がわずかに長いかな…

くらいの違いで、表面も比較的ツルッとしてて

硬さも比較的柔らかめ。


初診の時点では主治医の先生も良性だと

思ったらしいです。


細胞診の結果が、疑陽性だったため、

念には念をで組織を切り取って生検までしたから

わかったものの、

マンモ、エコーでは非常に判断が難しいとのこと。。



だったらさ、健診の意味ってあんのか??真顔



まあ、、

勝手な判断で生検もせず様子見するような病院じゃなくてよかった💦



とあるネットニュースのコメント欄で、

癌じゃないと言われて様子見してたけど、

やっぱり気になって他院で診てもらったら、、

ステージ4の進行癌だった、て言うコメントを

つい最近見かけたとこだったんですよね💦




セルフチェックめっちゃ大事!!




先生に、今後の治療について伺いました。



今後の治療なんですが、


比較的おとなしいタイプなので、

通常ならば、部分切除して、

術後化学療法もしくはホルモン療法という流れになると

思うんですが、、



ここからが本題というか…


と、先生が続ける。



任意ではありますが、

HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)の検査が

必要かと思います。


お母様と伯母様(母の姉)が乳がん罹患者なので、

HBOCの確率は通常の人よりかなり高いんです。。


HBOCだった場合、再発率もめちゃくちゃ高いので

部分切除ではなく、両胸全摘出と、卵巣卵管も

切除した方が望ましいです。(強制ではないけど)


その場合、今回見つかった右側以外の切除は

予防切除となり、予防切除の手術が行えるのが

大阪では阪大病院のみとなりますので、

阪大へ転院となります。。



とのこと。。



そうなんですよねー💦


私も、実は10年くらい前からこのHBOCについて

調べてはいたんです。

自分がそうじゃないかと。


アンジェリーナ・ジョリーが、

乳がんも卵巣がんも未発症ではあるけども

検査の結果HBOCと診断され

両胸と卵巣の予防切除を行ったと

公表したことで有名になりましたが、


まだまだ日本では認知度も低く、

保険適用外だった為、

当時検査費用が100万と言われて

検査を足踏みしておりました。。


しかし、現在では保険適用されているようです✨


予防切除も、現在は乳癌・卵巣癌罹患者に限り、

保険適用とのこと✨

時代は変わりました!!


検査費用は保険適用で約6万。

当時100万だったのが6万ですよ!?

めちゃくちゃお得な気分になりました照れ




そもそもHBOCってなんなん??

て話ですが、


遺伝性乳がん・卵巣がん症候群

(Hereditary Breast and Ovarian Cancer)

の略で、


本来、からだの細胞の癌化を制御するような働きの

遺伝子「BRCA1」か「BRCA2」に

生まれつき変異(病的バリアント)があることで、

これにより通常の人よりがんを抑制する働きが

弱いらしい。。


HBOCの女性が生涯で乳がんになる割合は

なんと約40~90%

日本人全体の9%と比べて異常に高い。。


卵巣がんになる割合は20~60%。

全体の1%と比べて数十倍もがんになりやすい。

男性も、乳がんや前立腺がんになる割合が高くなる。。


更に恐ろしいのはその遺伝率で、、

例えば両親のうちどちらかがHBOCだとすると、

その親から遺伝子変異を受け継ぐ可能性は

2分の1。。


そして再発率も平均で5割…なかなかの打率…

だから予防切除を薦めてるんでしょうね…滝汗


再発してしまったら根治は難しいですからね…



因みに乳癌発症前に両乳房を予防切除したアンジーの

乳癌発症率は90%だったらしいです。


そら取るわな。



アンジーの決断はかなり賛否あったようですが、

皆さんならどうしますか?




てなわけで、

HBOCの検査はずーっとしたかったんですよ。

私だけの問題でなく、

子供たちの人生にも大きく関わってきますからね💦


白黒はっきりさせたかった。



検査機関がアメリカにあるので、

その血液をアメリカに送って、結果が返ってくるのが

3週間後…



またまた長い…チーン


この結果次第で治療方針が大きく変わってくるので、


まずは検査結果を待ちたいと思います💦



皆さんも気をつけなはれや!!!



続く…