浪花のコーチング税理士☆食べ歩き編 -6ページ目

ちょっといい話の回覧板

【流言は知者に止まる】

メルマガ「人の心に灯をともす」より

伊集院静氏の心に響く言葉より…


私の同級生の一人に、あいつのオヤジは人を殺した、という噂(うわさ)が出て、私は驚いた。

友だちの家が母子家庭であるのは父親が刑務所に入ってるからと、誰がどうこしらえたのか(バカな大人の噂話を子供が聞いたのだろう)、教室で声をひそめて皆その話をしていた。

その日、家に帰り、その話を母にした。

母は裁縫していた手を止め、私の手を強く引っ張るようにして怖い顔で言った。

「そんなことがあるわけないでしょう。あなたは△△君を知ってるのだから、ちゃんと違う、と言ってあげたの?」

私はうつむいた。

母の言う、そういう考えを、その時は思いもしなかった。

「△△君とお母さんが可哀相でしょう」

彼の母親は、時折、手籠に入った和菓子を行商のようにして売っていた。

母は、大変ね、と言いながら、それを買っていた。

仲も良かったのだろう。

「もう二度と、人と一緒になって、そんなことを言わないと約束してちょうだい」

「わかった」

「よく覚えておくのよ。誰かを悲しませる嫌な話や、噂話があったら、あなたの胸で皆止めるの。この先ずっとそうして下さい」


以来私は、他人の噂話はいっさいしない。

雑誌の中傷記事も読まない。

その類いのことに徹して来たら、普段どんなに人柄の良い人であっても、噂話をしている時の彼等の顔がなんとも醜いとわかった。

数十年過ぎて、本を読んでいたら、「流言(りゅうげん)は、智者に止(とど)まる』(荀子)の一行を見た。

なるほど昔からこういう考えがあったのか、と感心した。

《私は智者にはほど遠いが、流言を自ら止めることを守っている》

『風の中に立て 伊集院静のことば』講談社



噂話(うわさばなし)とは、世の中で起きていることや、人についての話題を無責任にかげで話をすること。

タレントや有名人の個人的で興味本位のゴシップも多い。

それが行き過ぎると、流言飛語(りゅうげんひご)となる。

確証や根拠のない情報が世間に流れることで、大きな災害が起きたときなどに、多くの人たちがパニックになることもある。


「流言(りゅうげん)は、智者に止(とど)まる』


大人の嗜(たしな)みとして、覚えておきたい言葉だ。

噂話をしている人の顔は、醜(みにく)く、そして、卑(いや)しく見える。

流言を自ら止める人で。

 


 

 


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【「ありがとう」が簡単に言える人】

メルマガ「人の心に灯をともす」より

ナイジェル・カンバーランド氏の心に響く言葉より…


《成功する人は「ありがとう」が簡単に言え、 成功しない人は素直に感謝ができない》

「然るべきときに感謝を伝えることは、とても有意義な習慣だ。その見返りは計り知れない」 ロレッタ・ヤング(アメリカの女優)


離婚や辞職の主な理由の一つは、不和や不正ではありません。

それは、相手から認められたり、褒められたりしないことです。

調査によると、人が誰かと別れる大きな理由は、相手に十分に認められていないと感じることです。

人は誰でも、認められたいと思っています。

周りから評価され、認められ、愛されたいと思うのは、人間の基本的な欲求です。

そのため、周りの人に感謝し、努力を褒めるのを習慣化することは、とても重要です。

相手を褒める方法は「個人的」「公的」の二つに大別できます。

人前であれ、個人宛のメー ルであれ、相手を褒め、感謝を伝えることを忘れないようにしましょう。

短い感謝の言葉には、とても大きな力があります。

性格や育ち方の違いで、感謝の言葉を人一倍必要とするタイプの人もいます。

相手の立場になって考えてみましょう。

自分のしたことに対して、十分な評価や感謝が得られなかったら、どんな気分になりますか?

《短い感謝の言葉には、とても大きな力がある》

『成功者がしている100の習慣』ダイヤモンド社




植西聰氏はこう語る。

『私たちは誰でも、人に認められたいと思っている。

逆の言い方をすれば、私たちにとって、人からまったく認められない、ということほどつらいものはない。

無視されたり、「よけいもの」として扱われることは、人をひどく傷つける。』


会社で離職率を高める一番いい方法は、「話を聞かない」「無視する」「邪魔者扱いする」「挨拶しない」「罵倒する」等々。

要するに、人を褒めもせず、認めないことだ。

どんないいことをしようが、相手を認めなかったら早晩、人は辞めていく。

その反対が、相手を認め、リスペクトすること。

相手を認める温かい言葉が行きかい、笑顔でお互いを和気あいあいとリスペクトしあうなら、離職や離婚という言葉は死語となる。

最強の「相手を認める言葉」は「ありがとう」という感謝の言葉。

「ありがとう」が簡単に言える人で。

 

 

 


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【つみかさねの上に咲く花】

メルマガ「人の心に灯をともす」より


■《念ずる心》


善根熟するまで

念々怠らず精進して

自己を作っておこう

そしたら

春風吹き来った時

花ひらくことができ

春雨降り来った時

芽を出すこともできよう



■《つみかさね》

一球一球のつみかさね

一打一打のつみかさね

一歩一歩のつみかさね

一生一坐のつみかさね

一作一作のつみかさね

一念一念のつみかさね

つみかさねの上に 咲く花

つみかさねの果てに 熟する実

それは美しく尊く

真の光を放つ



■《動く》動くのだ

停滞してはならぬ

川や

海が

生きているのは

いつも動いて

いるからだ



■《美》

うごいているから

うつくしいのだ

『坂村真民一日一言』致知出版社





◆「野火焼不尽 春風吹又生」 (白楽天/唐の詩人)

野火(やか)焼けどつきず   春風(しゅんぷう)吹(ふ)いて また生(しょう)ず

野火に焼かれ、草木が一本もない焼け野原でさえ、 春になれば必ず新しい命が芽吹く。



人生には様々な困難や問題がある。

事業の失敗や盛衰。

愛する人との別れや死。

病気や金銭の問題。

子供や友人との問題。

その人に起こる困難は、成長に必要な問題であり、 必ず乗り越えられる問題。

そして、自らに課した問題でもある。

しかし、どんな苦しみや難問も、 その時が過ぎれば、必ずいつか何とかなるものだ。



だからこそ、コツコツと日々精進するのだ。

すべては一歩一歩のつみかさねだから。


そして、動くこと。

動かなければ

物事は一ミリさえも動かない。

うごいている人はうつくしい。


うごけば…

つみかさねの上に花が咲く。

 

 

 

 


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