当直がもうすぐ終わりだあ、という解放感の真っ最中、いきなりスマホとタブレットが鳴りだしました。
緊急エリアメールのコール音。
聞いたのは久しぶりだったから、ドキッとして緊張しました。
平成23年3月11日の夜。
余震の中、帰宅困難となった患者さんや職員に透析室のベッドを開放して、僕もそこで夜を明かしたのです。
拡大する一方の被害の大きさや原発事故の報道におののきながら。
暗い透析室に寝ているみんなの携帯から、何度も何度も、一斉に鳴り響く緊張エリアメールにビクビクしながら。
もう、トラウマの一種ですね(笑)
今日は防災の日。
被災地に思いを馳せながら、僕らもまた、備えねば、と改めて思うのです。
そう思う9月1日。