日々様々な研究が論文として発表されています。
そしてその内容は大切なことばかりです。
ただ大きな問題があり、論文には不十分な内容のものもあり、その論文があたかも全てを変えるというように誤解を与える恐れがあります。
また、ある論文で正しいと証明されている内容がその次の月の論文で正反対の内容が出てきます。内容をよく読んでみると双方の論文でそれぞれに問題が見つかります。
論文を書くとき最初に仮説をたてて、仮説に近いような結果を採用して、統計処理を不適切に行うと、意図的に結果を歪めることも可能になります。つまり仮説を証明するために論文を書くことになります。これは今までの論文でも多く指摘されており、本当に価値のある、エビデンスがある論文はそこまで多くないという考えもあります。
この辺りを慎重に判断しながら読んでいかないと論文の結果に振り回されることになります。
専門雑誌の編集者もここは当然理解しており、投稿された論文を慎重に判断しそしてアクセプトして出版されますが、それでもこの様な事がおきており未だ注意が必要と言えます。