『無墓の勧』の続きです。

前回では、墓の意味と坊主の役割を説きましたが、人間にしか『直日』(霊)がなく、
人間でさえ墓が必要ないと語りました。

それなのに、最近のペット葬儀とか、ペット墓とかが人気なようだが、いったい何をしているのか理解に苦しむ。(自己満足の世界か?)

今の社会は、ヒステリックででエゴイスティックで、知識や偽善に踊らされている傾向が強い。(偽りの愛情とか博愛の精神と
か⚪⚪はこうあるべきだとか)

飼い主は、ペットの霊だとかペットがあの世にいって幸せに暮らせますようにだとかを真剣に信じているらしいが、勘違い甚だしく、愚かさを通りこし、哀れに感じてしまいます。

ペットに対しては、ペットが無くなったなら、『今日まで私の癒しの対象として付き合ってくれて有難う』程度で十分なことです。

思い込みや間違ったことを信じこんで、無駄なことをするのはやめましょう。変なものが取り憑いてしまいますよ!

貴方のペットは貴方のことなど、なんとも思っていないのですよ!
何故なら動物には、精神とか自我とかがないからです。本能と若干の記憶力だけで生きています。(勘違いをしている人は、ディズニーアニメの影響かも)

餌をくれ住みかを提供してくれているからなついているだけですよ。

何故なら、貴方が毎日食べている豚や魚や野菜もすべて屠殺した後、墓を立てて奉るのでしょうか?

そんなこんなはありません!

話が少しずれますが!⤵

生物は他の生物からしか自己を生かしうる糧を得ることができないのです。
則ち、他の生命を奪って自己の生命を存続させていくことしかできないのです。

昔から我が国では食事の時には『いただきます』、終われば『ごちそうさま』と、その食物になった生命に感謝の念を抱くことを理解していたのですから。……


野生の動物で墓を持っている動物はいないですよね!

結論としては、ペットの供養や墓は必要ありません!無くなったなら(*人は亡➡物は無)保健所を呼んで引き取ってもらうか、裏山にでも埋めて、また新しい癒しの道具としてのペットを購入すればいいのです。

と、理解できたら幸いです。