『結界』とは何かについて語ります。

内と外を別けるものであり、あるものを護ったり、封じ込めたり、あるものを寄せ付けないようにするもので、それによって仕切られるという概念。
結界にむやみに立ち入ることは禁忌とされています!

茶道で用いる、風炉先屏風も客と亭主を仕切る意味で結界であり、神社の注連縄や相撲の土俵、襖なども本来は、結界でした。
呪術に用いる結界にも二点結界、三点結界
、四点結界など様々な形があり、用途により使い方が異なるのです。

また、結界に用いる道具も鏡、呪符、水晶、灯火、竹、石、塩など色々なものがあります。

呪術の結界は、張り方が重要でそれぞれの流派で異なります。
詳しい張り方は、教えられませんがネットで紹介しているものでも使えるものはあります。

よく勘違いをされる方がいます。
結界は時と共に効力が落ちてくるので張り替えが必要であり、また結界内に留まってしまった穢れは外に出ることができないため溜まる一方となるということです。

結界の面白い使い方として、グルジェフの用いたもので、地面に描いた丸い円の中に人間を入れてその円から出れなくしてしまうというものです。

私達は、あえて結界を設けておいて、その結界に人を入らせてしまうということをします。
それはトラップであり、我が家にも幾重にも結界を仕込み、無断で第三者が侵入することで結界が外れて立ち入った人間に厄を及ぼすという仕掛けを設けてあるのです!

有名なところでは、ピラミッドの結界で、ツタンカーメンの呪いと言われるものがありましたが、侵入者よけのトラップであったことは明確で、その他の古い遺跡や美術品などにも結界を張ってあるものが結構あるのです。





一つだけ結界を見破る方法を教えておきます。それは形代を用いることです。