クマの散歩道 ブレイキングニュース 東武鉄道の2022年春のダイヤ変更について。 | クマの散歩道~大好きなふるさと日光市を紹介するブログです~

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皆様こんちは。


 

先だって東武鉄道は、2023年に新型特急車両を導入することを発表し、このブログでも取り上げました。


そして、昨日12月10日(金)には、今度は来年2022年3月12日に、大幅なダイヤ改正を行うことを発表しました。

 

 

内容としては、全線レベルでいうと、コロナ禍による通勤形態の変化、人の移動の変化に伴って、朝夕の通勤通学時間帯の列車削減、地下鉄直通電車の発着駅変更、区間短縮が大きな動きなのですが、日光市に関係あるところでは・・・

 

 

①土日を中心に、特急リバティの3両運転形態の増発。これは一部時間帯を除いて、1時間に1本の割合で運行されるスペーシアの間を埋めるように増発させるようです。3両編成で、伊勢崎線特急のりょうもう号としても大幅に増発させるようです。

 

②東武日光線、鬼怒川線の普通電車のワンマン運転化。やはりという感じです。

 

③野岩鉄道、会津鉄道との相互乗り入れ列車の大幅削減。特急リバティの特急券なしで乗れる区間の短縮。

 

といったところです。

 

 

①については、東武鉄道の浅草と日光方面を結ぶ特急車両には、現在、スペーシアと呼ばれる車両と、リバティと呼ばれる車両があります(詳しくは上記リブログ記事参照)が、そのうちのリバティは現在は浅草~下今市間を3両固定編成の2編成併結で運転し、下今市で東武日光方面、会津田島方面に分割、併合するという運行形態を取っています。

 

それを来年3月12日からは、浅草~下今市間含めた全線通しで3両のみで運転するダイヤを新設するようです。

 

3両運転は、伊勢崎線の特急りょうもう号としても運行するようなので、3両単位で、フルに活用しようという考えですね。

 

 

②については、古くなった6050系という車両から、徐々に20400型(かつて地下鉄日比谷線乗り入れ車両だった20000系を大幅リニューアルした車両)という車両に置き換えつつあるのですが、それが導入始まった時に思っていた通りになりました。実は20400型は、既に主に南栗橋駅発着で、東武宇都宮線に乗り入れる車両として導入されており、そちらではかなり前からワンマン運転がされていたからです。

 

廃車が進みつつある6050系(写真はKasukabe総合車両センターからお借りしました)。

 

東武日光線、鬼怒川線でも置き換えられつつある20400型(これは東武宇都宮線乗りに乗り入れているところ。写真をお借りしたのは上と同じサイト)。

 

 

③については、特急リバティと、会津鉄道所有のAIZUマウントエクスプレス以外には、鬼怒川温泉駅始発の下り1本を除き、相互直通運転を取り止めます。直通電車でない場合は、東武鉄道との境界駅である新藤原駅で乗り換えが必要になります。また現在は、特急リバティの下今市~東武日光間、下今市~会津田島間のみを乗車する場合は、特急券を持たなくても乗車券だけで乗ることが出来るのですが、それが鬼怒川温泉~会津田島間のみの扱いとなります。

 

 

東武鉄道が配信したダイヤ改正に関するPDFファイルはこちら 



3両運行の特急リバティ増発で、特急に乗車出来るチャンスが増えはするとはいうものの、全体的には日光市に暮らす者にとっては、便利になるとは決していえないダイヤ改正ですが、これも時代の流れ、ましてやまだまだ予断の許さないコロナ禍の現在においては、仕方ないことなのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

(執筆日 : 2021. 12. 11)