クマの散歩道 Vol. 197 クマ、山せん食堂でおいしくてお得なお蕎麦を食べる。 | クマの散歩道~大好きなふるさと日光市を紹介するブログです~

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 皆様 、明けましておめでとうございます。
 
・・・って、もう1月も終盤だよ。また1ヶ月ほど、更新をサボってました。年末はいつものことで、31日までしっかり仕事してますから、週2回のお休みの日に、大掃除やら何やら色々やることが多くて、猫の手も借りたい状態なんですが。

年が明けてからは、公用で忙しくなり、やっと落ち着いたところです。
 
 
手貸そうかニャン猫
 
手は貸してはくれないけど、忙しい中、まとわりついて邪魔をする かわいい顔と仕草で癒やしてくれるうちのチョコ猫です。
 
 

さて、本題本題。

今回はこんなに小鉢がたくさんついてお得で、おいしいお蕎麦の食レポです。色気より食い気の僕お得意のジャンルです爆  笑

 

 

お店の名前は山せん食堂さん。
 
住所は日光市瀬尾(せのお)になります。県道245号線(栗山今市線)沿い、日光広域農道との交差点付近(小百交差点というのかな?)にあります。大笹牧場を通って栗山に抜ける道というと、観光的には旧霧降高原有料道路(今は無料で通行出来るので、あえて〝旧〟をつけてます)ですが、今市の大谷橋の先で、国道121号線から分かれて、小百(こびゃく)近辺を通り、大笹牧場の近くで霧降高原道路と合流する道が県道245号線です。
 
 

この写真で左側を通っているのが県道245号線栗山今市線です。お店の看板の向こうに見える橋は、かの霧降滝(きりふりのたき)から流れてくる霧降川に架かる橋です。その向こうで、上に書いた日光広域農道(※1)と交差します。

 

ここには前からお店があって、かつてはかわせみというお店だったのですが、2018年に今の山せん食堂になりました。その辺は日光の人気ブログ、ふぃふぁ山荘でも書かれています。

 

 

 

そして僕のブログのお友達、雨音さんもブログに上げています。


※1 この広域農道というのは、鬼怒川温泉方面からだと栗原交差点=旧ウェスタン村の所、狭義の 日光(二社一寺のある旧日光市)側からだと、日光カンツリー倶楽部の所を結ぶ道です。一応農道という名前にはなっていますが比較的広い道幅で、観光的にも利用価値のある道路です。ただし山越えをする道なので (山せん食堂付近より日光寄りで)、冬場は雪道、凍結路運転に慣れない観光のお客様にはおすすめしません。今は今市の大谷橋(だいやばし)付近から、大谷川両岸に日光に抜ける道もありますから、冬場はそちらを経由することをおすすめします。

 

 

お店の裏は小百川です。お店の近くで霧降川を合わせ、更にこの下流(東武鬼怒川線の砥川橋梁付近)で砥川(とかわ)と合流して、板穴川と名前を変えて、鬼怒川カントリー倶楽部のところで鬼怒川に合流します。何と複雑な川筋だ。
 
 
お店の前の物置?にはクマが。やあ僕もクマねずみだよ、仲間だねえ。
 
 
お店はかわせみ時代から、バラック的なもの。バラックというよりプレハブか。
 
 
店内はこんな感じです。
 
 
店内には薪ストーブがあって、お父さんが薪をくべて暖かくしてくれています。川筋だから寒いのだと思うけど、店内はぽっかぽかで、むしろ暑い位。お父さんありがとう。
 
 
そして、お蕎麦が来るまでの間自由にお煎餅が食べられるなんて、なかなかない。普通のお宅に来たみたい。お父さんがお煎餅でも食べなよって優しいニコニコ
 
 
メニューは壁に貼られています。ここは当然もりそばでしょう。こことは別に書いてあって、そちらは写真撮りを忘れたのですが、大盛りは200円と書いてあります。
 
 
上でも載せた写真です。
どど~んと到着~。小鉢の多さにびっくり!
 
 
もちろん、お蕎麦は大盛にしましたよ。普通盛りなら700円、大盛りにするとプラス200円です。
 
 
お蕎麦は黒い田舎そばです。このお蕎麦細めだけど、すごく腰があっておいしい! 蕎麦の香りもしっかりします。麺が少し縮れているのも何かいい!
 
一般的に、田舎そばは蕎麦の香りは高いのですが、僕は余り好きではありません。今まで食べた田舎そばは僕の好みの物はありませんでした。これは好みの問題だと思うんですけど、腰のない蕎麦は基本的に僕は駄目なんですよねえ。
 
でもやはり打ち方によるんですね。ここのお蕎麦は見た目以上に腰があって、僕の好みに直球ドストライク野球

柔らかめのお蕎麦が好きな方には、ちょっと固すぎるかもしれません。蕎麦の分類としては、白い細い物が更科そばと呼ばれ、太くて黒い蕎麦を田舎そば、その中間にあるのが並そばという定義?からすると、山せん食堂のお蕎麦は並そばなのかもしれませんね。
 
小鉢がこんなについて来るんですからお得です。味噌田楽とふきの煮物、たくあん。ふきの煮物と味噌田楽は手作りですね。
 
 
白菜の漬け物と、桜漬け、たこ、3連の小鉢はきんぴらと真ん中は何だったかな、下は柴漬けかな。きんぴらと白菜の漬け物は自家製ですよ。
 
こんなにたくさん、田舎のおばあちゃんちに行ったようなお料理が満載なのがうれしくなります。

ところがこの物語には、なぜかおばあちゃんは出てきません。そのお話は後ほど・・・ズイブン、モッタイツケルナ。
 
 
天ぷらを別注で頼みました。壁の貼り紙を撮らなかったけど、僕の記憶が確かなら、天ぷらは500円と書いてありました。このてんこ盛りの天ぷらを見ても、500円で納得しますよね・・・で、これも話をあとに引っ張る、引っ張るぅ~爆  笑
 
 
きちんと天ぷら用に塩がついていることも憎いですね。

ん?憎いと書くと、「くそっ!憎たらしい!」と悪い意味ですね。もちろんこれは良い意味でです。何だか日本語難しい(笑)。
 
もちろん天ぷらは揚げたて、サクサクでめっちゃおいしいですよ。
 
 
あら、アイスコーヒーまで。右の太い徳利?は、蕎麦湯です。蕎麦湯が熱くておいしかったあ。

ストーブに薪をくべたり、お煎餅食べなよと言ってくれたのがお父さんで、調理を担当しているのは娘さんでしょうか。蕎麦湯を持ってきてくれたのは、その方です。とてもきれいな方なのでこれもびっくり!(笑)
 
これがこの話にはおばあちゃんは出てこないってことウインク

(笑)って、冗談で言っているからの(笑)ではありません。きっとまたそんなこと言っていると、きっとこの記事を最初に上げたSNSでのお友達は思うだろうからの(笑)です・・・というと、またいつでもどこでもそんなこと言っているとなってしまいますが、こうして公式に書く時は、相当きれいだと思った時だけですよ。
 
あと、もう一つ話を引っ張った件。それはお会計時のお話です。もり蕎麦700円 + 大盛り200円 + 天ぷら500円=1400円という計算のはず・・・。ところが1200円のお支払い。でもその場では気づかず・・・普通にお支払いをして・・・あとで気づいて、あれはてなマークはてなマークはてなマークって。
 
大盛り分をサービスしてくれたのかなあと思って、Googleマップの口コミでそのことを書いたら、オーナーさんから、「天ぷらは300円ですから計算合っていますよ」 と回答をいただきました。何びっくりマーク 300円て、あのボリュームで300円なら、大盛りサービスよりもっと驚きだよ。別の意味ですごいサービスですよね。
 
 
こんな素敵なお店ですから、オーナーさんからの 「またご来店ください」 って言葉がなくても、またお伺いします。皆様もぜひ。観光で日光市にお越しのお客様は、メインの主要道路からはちょっと外れますが、そうしても行くだけの価値は絶対ありますよ。
 
 
 
 
山せん食堂
日光市瀬尾2313
0288-21-8762
 
 
 
 

(取材日 :  2022. 1. 12)