ガンの病巣を摘出する手術が成功し、次は長い抗がん剤治療が始まることになった、その時彼女が一番最初に心配したのは、自分の身体の事よりも、愛する我が子の事だったのですよ。
とにかく不安でいっぱいで、抗がん剤治療に備えて気功療法を試してみることにしたそうです。
不安でいっぱいな想いを受け止めて気功療法
始めて彼女と会った時の彼女は、とても思いつめた表情をしていたのです。
その切羽詰まった緊張感は、今にも限界点を超えそうな激しさで、施術所いっぱいに広がって、私は思わずギュッと抱きしめて安心させてあげたいと思ってしまったんです。
気功には免疫力を上げて人に本来備わっている治る力、自然治癒力をパワーアップできるという特徴があります。
けれどもこの時の彼女に必要なことって、乳がんの手術が成功した後から始まった癌治療でこの先の自分がどうなってしまうのだろうという不安感だと直感したのです。
「子供たちのために今は死ねない」
こういうセリフに私は弱いのは離婚と共に、子供たちと離れ悲しい思いをさせたという自責の念があるからかもしれません
だからこそ彼女の自分命より子供たちの今のために、頑張ろうとする気持ちに私は何かサポートできる手段はないだろうかと考えを巡らせていたのです。
抗がん剤の副作用は辛くて気力も体力も消耗してしまうでしょう、でもそれを乗り越えられるような元気力を付けるカギは子供たちへの愛だと私は想像しています。
女は弱し、されど母は強し!
『レ・ミゼラブル』で知られる文豪ユーゴーの言葉にもある、どんなにか弱い女性も、子供を守るためならば母親はどのようにも強くなれるとい言葉があるように、けして、子供を出産して恥じらいが無くなるという意味ではなくて、愛する子供を守りたいという愛のエネルギーが発動するからなんです。
幼い子供を残して今はまだ死ねない!という子供たちへの愛情のエネルギーが、彼女の病気を治す最大のチカラになっていたのですね。
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がん難病に遠隔気功 とおん気功院の嶋田なおでした。
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