休職中のアラフォー女性による1人登山レポート | クララの思うところ

クララの思うところ

ブログタイトル変えました。
旧タイトル「30女の思うところ」

元ニート、社会不適応者なクララが、

スピリチュアル、AC、発達障害などについて書いてます。
自分大嫌いだった私が、少しずつ自分らしく生きる記録。

※ペタ、いいね、は基本しません。

登山に行ってきた。

 

なぜ登山かと言うと……

 

休職中なわけだから、ただダラダラすればいいというわけではなく、勉強したり、運動したり、ストレス解消しつつ、復帰しやすくなるような活動を少なくとも、できるとき(鬱状態で寝込んでないときは)はやるべきだと、

さすがの怠け者クララも思うわけで。

 

休職に入ってすぐは余裕ぶっこいて、スパに行ったりカフェでお茶したり役所がやってる運動教室に行ったりしていたのだが、

 

外にでると不思議なことにお金がなくなるのである。

 

休職がこんなに長引くと思っていなかった頃は「しかたないよね」で片づけていたのだが、

休職が長引いてさすがに焦ってきた。正直、財布事情は火の車。

 

外にでて何か活動するとお金がかかる。

かといって家にいると、つい寝てしまったり、テレビを観てしまったり、鬱々と悪いことを考えてしまったり、

ついアマゾン覗いてしまったり……

 

図書館ももはや飽きた。

図書館にいるとなんかキツイ。外にいるだけで疲れるのは、やはり運動不足もあると思う。

 

……お金がかからずに、運動不足解消、ストレス解消になりそうなこと……

 

結論:登山するしかないでしょう。

 

 

登ることにしたのは、私が小学校中学校でよく上っていた山で、A山(仮称)

地元では

 

「A山なんて登山の内に入らない。30分くらいで登れてしまうし。ハイキングだよ、ハイキング」

 

と言われている。

まあ余裕だよねと、クララは完全に舐めていた。

(あとでものすごく後悔するとも知らず)

 

朝からちゃんとお弁当を作った。

クララは料理が苦手で、特にお弁当作りは本当に苦手。

から揚げ、卵焼き、おにぎりを作るのに、1時間くらいかかってしまった。

 

どうにか完成したお弁当をリュックに入れ、いざ出発。

 

いいお天気である。

6月の天気のいい日。これからすぐに暑くなるし、夏休みに入ったら人も増える。

もうこの時期を逃したら行けなくなるよね。(暑くて引きこもるから)

と思いつつ登山口までは自転車で。

 

たどりついた登山口。

 

どうしよう、もうすでにきついんですけど(・_・;)

  

A山山頂まで1.5キロと書かれてある。

まあ、1.5キロなら楽勝じゃない~と、歩き出した。

 

歩く

歩く

歩く

 

(5分後)そろそろ山頂かな?

 

と思うが、一向に山頂は見えず、予想より険しい山道を1人登る。

当たり前だけど360度木と土ばっかりである。

 

これ「蛇」出てきたらどうしたいいの?

クララは、極度の蛇恐怖症である。

急に1人でいることが不安に思えてきた。

もうすでに、1人登山なんて選択したことを後悔しはじめていた。

 

……まあでも、せっかく来たし、あとちょっとだよね、きっと。

 

そう信じて、歩き続ける。

 

休職中でなまり切った体に、道なき道(登り坂がきつい)が遠慮なく負荷をかけてくる。

 

もうちょっとよね?

もうちょっとよね?

と、信じて歩き続けるクララの目に

 

「山頂まで800m」という標識が飛び込んできた。

 

はい~?(((゜д゜;)))

最低でも8合目くらいまで登った気になっていたクララは、1人で山の中立ち尽くした。

 

下山するなら700m、山頂に行くなら800m

クララの体力はすでに限界を超えていた。

 

さあどうする?

 

馬鹿らしいと思われるだろうが、本気で迷った。

 

でも、せっかく来たのに~!という思いが辛うじて勝って進むことにした。

 

しんどい。

しんどい。

 

ぜいぜい。

ぜいじ。

 

あと、ちょっと?

あと、ちょっと?

 

同じことを思いながら進んでいくと、次の標識。

あと100mくらいよね?と祈るように見ると。

 

「あと600m」

 

全然進んでない……

ぷち。

何かが切れたクララはその場に座り込んで、長めの休憩をとることにした。

水は、500mlペットボトル1本と3分の1くらい持ってきていたが、足りないような気がしてきた。

疲労も辛いけど、気のせいか眩暈がするんですけど。

そこで、自分が朝からなにも食べてないことを思い出す。

普段朝ごはん食べないから問題ないと思っていたのだが、糖質不足かもしれない。

おやつにと家にあった小さなおまんじゅうを持ってきていたのでそれを半分くらい食べる。

喉乾くけどしかたない。こんなところで熱中症で倒れたら救急車のお兄さんに大迷惑だわ(そこかよ)

 

休んだらどうにか歩けそうなので、再び歩き出す。

 

やがて、杖をついたおじいさんとすれ違って、軽く挨拶。

しかし、このおじいさん首にタオルを巻いている以外、何の荷物も持っていない。

 

お散歩ってこと!?

この山道を?

 

私もうすでに、限界なんですけど。(汗だく)

 

ハイキング気分なんて微塵もなく、

いかに自分が体力がないかを思い知らされつつ進む。

(老化とは認めたくない)

ずっと目の前を小さな虫がたかってくる。(まだ腐ってない!)

 

途中、道が分かれていてガチで迷子になりかけながら、とにかく登る。

 

あ、道の先が明るい。

山頂?

山頂よね?

もうそこが山頂じゃなかったら無理なんですけど。

 

山頂でした。

 

街を一望できる見晴らしのいい山頂です。

カップルやらオジサンの2人組やら何組かすでに座ってます。

 

クララも座って、眼下に広がる街を眺めます……5分で飽きました(´・ω・`)

 

うすうす気が付いていたけど、私登山向いてないみたい。

 

だってしんどすぎる。

こんなの趣味にする人、頭おかしいでしょう!

達成感ってなんですか、おいしいですか?

これからあの長く険しい道を下山するのにありますか、そんなもの。

 

富士山とか登る人は、正気じゃないですね、きっと。(そんなことありません)

登らないと殺すと脅されているか、隠しロープウェーでもあるのでしょう(そんなことありません)

 

お弁当を広げてみたものの、疲れすぎて食欲がない。

登山ストレスなのか、高山病なのか(絶対違う)謎の胃痛がする。

 

かつては、運動神経絶望的とはいえ、小学校中学校の私がここに上ってお弁当食べてたんだよなーと思うと、複雑である。

 

私はこれから先もずっと体力がないままなのだろうか?

私はこれから先もずっと胃が痛くて食欲がないままなのだろうか?

 

山頂でそんなことを考えてしまった。不健康がしみついています。

 

お弁当は半分くらいしか食べられないま、1時間くらい休憩して下山。

 

下る。

下る。

下る。

 

あ、ついた。(10分くらい)

下山早っ。

 

やっぱり低い山だったんだなと認めざるを得ない。

 

 

結論:クララは登山に向いてない。

 

 

 

↓よければ、お、お、お、おし……


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