感謝すれば良いというものではないらしい | クララの思うところ

クララの思うところ

ブログタイトル変えました。
旧タイトル「30女の思うところ」

元ニート、社会不適応者なクララが、

スピリチュアル、AC、発達障害などについて書いてます。
自分大嫌いだった私が、少しずつ自分らしく生きる記録。

※ペタ、いいね、は基本しません。

お久しぶりです。

最近あったことが、今後も参考になりそうなので、記録しておきます。

 

5月に大風邪を引いてから、ずっと体調が悪かったクララ。

 

なんか体が重い。

なんかだるい。

なんか疲れる。

 

つくづく自分の免疫力の弱さを実感する。

 

(ところで体調が悪いと言うと、必ず「病院に行った?」と聞かれるが、「病院行っても原因わかんないし、治らなくないですか?」って言うと

「それもそうだね」と言われる。……じゃあなんで聞くんだろう。)

 

だんだん精神も弱ってきて、頭の中を母の残像が支配しはじめてきた。

 

「私の方がきついけど、働いている。私に休みの日なんてない」

「体が弱いのは、運動をしないから。朝早く起きて走りなさい」

「何か一つの治療法を苦しくても続けなさい。 治すんだ!って強く思わないと治るわけない」

「そんなに寝てばっかりいて、具合悪い具合悪いって言ってたら、病気じゃなくても病気になる」

 

……はあ、なんか生きるのしんどいな。

 

こんなに体がきつくて、

治すためには、大嫌いな運動をしないといけなくて。

(運動するとストレス解消になるという人がいるが、私には理解できない。運動するための準備も、運動そのものも、運動後の疲れもすべてストレスである。罰ゲームである)

 

運動してまで生きたくないな……

 

これから先生きていても、父親が借金の挙句犯罪に走ったり(妄想)

老眼や更年期障害や体の不調でますます働くのきつくなるだろうし、

今でも、毎月赤字で、無理をしてバイトしないといけない状態で、

女として見られなくなるから恋愛とかも無理だろうし、

それ以外に特に楽しみもなければ、

私を必要としてくれる人もいない

 

……どこをどう考えたって、生きる意味ないよね?

 

私は50で死ぬのが夢だったけど、

そこまで生きなくても、いいかもしれない。

 

蝋燭の蝋がなくなった燃え尽きるように、私もそろそろお迎えがくるのかもしれない。

 

……と、気分は退職前の会社にいる気分。

 

そして、遺書まで書いた。

 

あ、自死するつもりはなくて、もし死んだとき、私にわずかでも貯金が残っていたら(数万円から多くて十数万円だと思うけど)

父親が即効、自動お金吸い取り機に吸い込ませに行って、私の火葬代もろもろは、妹弟が自腹……なんて恐ろしいことになったらやだなーと思えたのである。

 

(自動お金吸い取り機……別名パチンコ。北朝鮮への送金装置とも言う)

 

これでよし、いつでも来い!

 

……って、これやばくね?

 

やばいということはわかるのであるが、なにしろ「生きたい」という気持ちが枯渇してしまっているので、どうにかしたいという気も起きない。

そもそも私が今までやってきたことは、「死ぬ勇気はないし、生きなくてはいけないらしいけど、あまりに苦しいからちょっとでも楽になりたい」が故のこと。

でも、もうそうやって生きていくのも疲れたな……

 

本当に疲れた……

 

 

と、いう状態のまま、やってきたのは、ヒーリングの日。

 

恐ろしいことに、私はレイさんに出禁くらって依頼、ブログを書いてなかったので、この人について触れてなかった。

 

ヒーラーさんの名前は、アイさん(仮名)としておく。

 

レイさんに見捨てられた後、私は紆余曲折あって、レイさんと同じヒーリング法を学んでいる彼女にときどき遠隔でヒーリングをしてもらっている。

アイさんにはいろいろ助けてもらったのだが、まったく書けなくて残念であるが、それは置いといて。

 

 

まずアイさんに、体がとてもきついこと、そして生きることに疲れ切って、そろそろ死ぬのかな……と漠然と思っていることを伝える。

 

アイさん「うーん、感じるべきことを感じてないように思えますね」

クララ「寂しいとか、怒りとかですか?」

アイさん「それもですけど、楽しいとか、好き、って気持ちとかそういうのも含まれると思いますよ」

クララ「うーん、確かに。自分でも感情を麻痺させてしまっているように感じます。けど、麻痺しているからなにを麻痺させているのかわからないんですよね」

アイ「無理しなくていいですよ。でも何かを感じている自分を、客観的に見ている自分を意識するといいと思います。感情を抑えていると、いろんなことが上手くまわらないんです」

クララ「まあそうですね……」

アイ「じゃあ、クララさんはどうなりたいですか?」

クララ「んー、仕事で活躍したいとか、結婚したいとか、そんな贅沢はとっくにあきらめたんで、でも、体が楽に、生活に困らないだけのお金があるといいな、というかないなら、もう生きたくないですね。楽に、逝かせて欲しいです」

アイ「じゃあそれを口に出してみましょう」

クララ「え、はい? できれば、体をもうちょっと楽にしてください。もう少しお金をください。それがダメなら、早く楽に逝かせてください」

アイ「それを命令形で」

クララ「え、ええ?」

アイ「がんばって!」

クララ「えっとえっと……(めっちゃ苦労して) 体を楽にしろ! もうちょっとお金をよこせ! それがダメなら、生きていたくねーんだよ! さっさと死なせろ! ……えっとこんな感じですか?」

アイ「はははー! いいですね。その調子です」

クララ「ええ、そういうものですか?」

アイ「すごくよかったですよ。それがクララさんがクララさん自身のエネルギーに繋がる秘訣です。ときどきやるといいですよ」

クララ「え、でも……(涙目)私これまで、いろんな人に助けられて、自分の力では何もできないのに、生かしてもらっている立場なのに……」

アイ「泣かないで! 泣いちゃダメ! そうやって不幸な自分に浸ってしまうと、エネルギーが落ちてしまいます。いいんですよ、~しろ!とかよこせ!とかで」

クララ「はい……(めっちゃ泣いてる)」

 

感謝すれば、運がめぐってくるという。

実際私はいつもまわりに感謝ばかりしている。

でもそれは、自分自身がダメな人間で、誰かから恩恵を受ける資格がないという前提に立っているから。

 

こんなダメな私にありがとう……よりも、ふざけんな、もっと寄越せ! さぼんな! もっと私を大事にしろよ! ってエネルギーが必要なときもあるらしい。

 

そこに自分が素晴らしい人間であるという具体的な根拠はいらないらしい。

 

アイさんのおかげで、私はちょっと落ち着いた。

 

そして、ふざけるな! しっかりしろ! もっと寄越せ!を続けていたら、

心療内科のリン先生の通院日になった。

 

リン先生は言った。

 

「いやそもそもあなたまだ風邪治ってないじゃない。ものすごく鼻声よ?」

 

……え?

 

それとリン先生はいくつか私の体調がよくなるように処置をしてくれて、私は大分心身ともに落ち着いた。

 

これからどうなるかわからないけど、とりあえずブログは書けるくらいに回復したという話。

 

命令形で言ってみるというのも、時には有効なワークであると思う。