久しぶりの更新です。
もう誰も読んでないだろうけど。

最近のクラリネットをチェックしてたら、自分がクラリネットを始めた時の機種『C13』が今年のカタログから廃盤になったのを知ってショックを受けています。

これは去年のカタログより


この『C13 』てのは、木の材質とかキイの造形でコストを抑えてあるけど『R13』の設計をベースにしているだけあって、吹奏感も音色もほぼ『R13』。
ただし、同じ楽団に所属していた当時の元カノ(クラパート)の言葉を借りれば「R13に比べると音色が“若い”」。
そう、確かに音色の深みでは当然、R13に軍配が上がります。
そりゃそうだ、じゃなきゃ「価格差って何?」って話だもの。
でも、なんていうかこの『C13』という楽器は、自分なりの表現をすると“懐が深い”んです。
当時のヤマハの安い機種ってある程度の上達してから吹いてみると「あーもう無理!これ以上いい音出せない!」って楽器が悲鳴上げる感覚があるんだけど、『C13』は上達する自分を全部受け止めて音にして応えてくれたし支えてくれました。
だからクラリネットを始めて最初の10年間は“楽しい”って感覚を忘れないままクラリネットを吹き続けられました。
某音楽隊のクラリネット同期は殆どが当時のヤマハのエントリーモデルを買ってたけど、彼らはクラリネットを吹く楽しさを知る前に辞めてしまって、最後に残った同期は自分と『E13』を買ったK林の二人だけでした。
先輩に誘われて“流されるままに”始めた音楽、しかも音楽嫌いだったガキに音楽の楽しさを教えてくれた素晴らしい楽器でした。
なので、経済的に厳しい状況だったのに無理して『C13』を買ってくれた両親には本当に感謝しています。
後に後輩に貸与することで人材育成にも貢献できたし。

と『C13』を褒めまくりつつ、『C13』と入れ替わるように昨年からラインナップに加わったらしい『GALA』というモデルが非常に気になる今日この頃なんですよね。
これが『GALA』


試奏した方や購入した方の感想を聞きたいです。


再開するにはいろいろ課題があるけど、クラリネット吹きてえなあ。
本格的にジャズとか勉強したい。