こちらは先日インスタにあげた投稿とほぼ同じ内容です。
→ @kiraart_oekaki

ぼんぼん先生の色鉛筆画講座で描いていた、

猫ちゃんの絵を描き終えました。




描ききったと言うよりも

「もう無理〜昇天」と感じたので、

とりあえず一旦終了。



丁寧に描いたつもりでしたが、

毛1本1本の流れ、毛束の表現、

立体感の捉え方…等 どれも難しくて、

今の私には描ききれませんでしたショック




ぼんぼん先生が

講座の講評のときに仰っていた、


色鉛筆画で動物を描く時には

つい表面的な色を追って

描いてしまいがちだけれど、

そうではなくて

立体感を感じとって描くのが大事

ということも

描き進めていくうちに分かってきました。



どうしても私のような初心者は

毛の色や模様など

色の違いばかりに目がいって

それにとらわれてしまうんですよねあせる


でも描いているネコちゃんは

平面ではなく立体なので、

どこが手前にきているのか

(1番強く描くべき部分はどこなのか)、

そこからどのような向きで面があって

どこが奥になるのか。

そこをまず捉えて描くべきなのでしょうね。



そして、どのように光が当たって

どこに影が落ちているのか、

どこにピントがあっていて

どのあたりがボケているのか、なども

考えながら描く必要があるのだと思います。



先生が描かれたお手本の絵と

元の参考写真を見比べると、

先生の絵には

明らかに元写真にはない線や陰影も描かれていることに気付きます。



より猫の顔が引き立つように

立体的かつ魅力的に見えるように、

細かな線や濃淡が加えられているのです。



こうすることで、

絵がぐっと引き締まって

写真よりも よりリアルに見えるのだと

思います。



ぼんぼん先生の画力はやっぱり凄い!!



ただ写真の通りに真似て描くのではなく、

モチーフの構造(今回の場合は猫の顔の面や奥行きや毛の流れ)を理解して、

より見る側に伝わるように

描いていくことが大切なのだと分かりました。



時には敢えて説明することも必要なのですね。



リアル色鉛筆画も奥が深いです。













猫の絵は技法を教わるだけでなく
実際に自分で何枚か描き上げてみないと
コツを掴むのは難しいような気がします。

今回とても力不足を感じたので
また練習してみようと思います!


色鉛筆はファーバーカステルポリクロモスを使いました。

紙はkmkケント。


今回の絵は特に鉄筆を多用していて、摩擦で色鉛筆の粉が落ちてきそうだったので、入念にフィキサチーフをかけました。