第103回全国高校野球選手権大会は

各地の地方大会で熱戦が続き、今日までに9つの大会で代表校が決まり

25~27日までの間に12大会で決勝、17大会で準決勝が予定されていて

いよいよ甲子園への切符をかけた争いが佳境に差し掛かってきておりますが

3日前の21日、主催者による臨時運営委員会がオンライン会議として開かれ

阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)での本大会(8月9日開幕)の開催を巡って協議を行った結果

「スタンドへの一般入場は無し、入場は学校関係者のみ」 とすることが決まりました。

 

詳細について、SPORTS BULL「バーチャル高校野球」から

審議の内容と主催者が無観客開催とした理由についての記事2本にリンクを張ります。

 

甲子園、入場を生徒・保護者らに限定 選手にPCR検査

 

夏の甲子園、入場者限定の理由や感染対策をご説明します

 

大会自体が開催されることになったのは、いち高校野球ファンとして安堵しておりますが
今年も甲子園に一般のお客様の歓声が響くことはないのか…と考えると、やっぱり寂しいし
このご時世というのを考えると、やむを得ないなと思っております。

第一に、兵庫県の隣の大阪府(多くの学校が府内のホテル・旅館を宿舎として利用)で新型コロナウイルス陽性者が再び増えてきて

とても対岸の火事とは言えない状況にあるし、監督や選手らに最大3回のPCR検査を実施するのも同意せざるを得ないところです。

ブラスバンドの応援も出来ないし、応援歌は今春の選抜大会で採用した各学校で事前収録した音源を主催者側で整音して甲子園球場のスピーカーで流す方式がもとになりそうですしね。

 

そして地方大会では、石川の名門・星稜が、部員の複数人が新型コロナウイルス陽性者と判定されて準々決勝を戦わずして出場辞退に追い込まれ

センバツ優勝で春夏連覇が懸かっていた神奈川の東海大相模も、選手17人が陽性と判定され出場辞退となり、春夏連覇への道を断たれるという、なんとも言い切れない苦々しいニュースも伝わってきております。

 

熊本でもデルタ株罹患者が増え始め、"第5波"の入り口に差し掛かったかのように僕自身感じていて

新型コロナワクチンの現役世代への接種がこれから本格化するところでの

この危険がはらむ状況をなんとか小さいものにしなくてはと思っております。

 

そんな中で、熊本大会は22・23の両日準々決勝が行われ、23日のBパートの2試合はホントに熱かったです。

その件については次の記事にて。