2020年初春、世界の人々の暮らしを一変させた新型コロナウイルス禍から3年。
熊本もご多分に漏れず、九州島内において福岡に次ぐ2番目の陽性者が多い地域として何度も大波に煽られ翻弄され続けてきました。
そんな中、第8⃣波が減速のスピードを早め、世の中がコロナ禍前の生活を徐々に取り戻そうとする動きが活発になる中
あのスポーツイベントが、3年ぶりに帰ってきます。
熊本県内最大のスポーツイベント
「熊本城マラソン2023」
2年間のコロナ禍による休止を経て、今回が第10回の記念大会。
そして大会の最注目種目「金栗記念熊日30キロロードレース」は第65回の大会となります。
そんな中で、3年ぶりの熊日30キロに向け
熊本唯一無二(ウソ)のロードレース予想専門紙
「Kuma(クマ)」の編集スタッフは
意気が揚がっております!!
【本紙予想陣】
太川慶次郎〔たがわ・けいじろう:エグゼクティブコメンテーター(EC)〕
犬坪元雄〔いぬつぼ・もとお:エグゼクティブコメンテーター(EC)〕
囲崎脩五郎〔かこいさき・しゅうごろう:ゼネラルエディター(GE)〕
古田 均 (旧名:古畑 仁)〔ふるた・ひとし:チーフエディター(CE)〕
きよふじ(本紙予想担当:編集局編集部長兼チーフトラックマン)
とはいえ、太川、犬坪、囲崎、古田の4名は
中央競馬の今年最初のGⅠ「フェブラリーステークス」と重なったことで
「それどころじゃない」と言い訳がましいことを言っておりますが
ちゃんと印を打ちフォーカスを絞っております。
太川・犬坪・囲崎・古田の4人は①佐藤悠基を本命、②川端千都を対抗にし
⑤西田壮志が3番手、⑪井川龍人が3着以内に絡むかと予想。
これに対し本紙予想・編集部長:きよふじは⑤西田壮志を本命、①佐藤を対抗、②川端を連下にし、⑪井川に白三角にしています。
で、この予想の根拠についてそれぞれの見解を聞きたいところですが
前述の4人は中央競馬:今年最初のGⅠ「フェブラリーステークス」の予想に大わらわで話が聞けそうにないので
本紙・きよふじが、今回の予想の根拠についてお話します。
3年ぶりに実業団・学生長距離ランナーの精鋭が熊本にやって来て
まさに今回もロードレースの異種格闘技戦という様相だが
今回は①佐藤悠基が軸という見方が大勢を占めるだろうが
僕はあえて当日の天候を考えてちょっとうがった見方をしている。
19日のレース当日の時間帯(9時~11時)は雨模様で、路面はビショビショに濡れて、まさしく競馬で言うところの道悪。
しかもスタートから普通だと気温が徐々に上がっていくが、雨のせいで逆に気温が下がるという過酷なコンディションになると思われる。
それを考えると、いくら大本命の佐藤といえども道悪で体がびしょ濡れになっては思うようには走れまい。
この状況に熊本出身の⑤西田、⑪井川が地元の声援を背に受け奮起し、団子状態のスローペースに持ち込めば勝機を見いだせるのではと読む。
そしてタイムはこのコースを制する上で大事な90分切りは、この過酷なコンディションでは難しく1時間30分台前半から31分台になると読む。
今回注目していた青山学院の⑭太田蒼生が膝の痛みにより直前で欠場となり、レースが盛り上がらないのではと懸念するところもあるが
コロナ禍の閉塞感を打破する走りを各選手が早春の熊本で見せてくれることを期待している。
そんなわけで、レースの模様はRKKテレビ(熊本放送・3ch)での独占放送で
インターネットでのレースのライブ配信はスタート・フィニッシュのみになるとのことなので
僕自身、テレビを見ながらTwitterでレース経過を随時更新していきます。
なおRKKテレビの放送は
総合進行:木村和也(RKKアナウンサー)、江上浩子(RKKラジオ制作部長)
熊日30キロ解説:原 晋さん(青山学院大学陸上競技部・長距離ブロック監督)
実況:吉田明央(RKK報道部記者 1日限定の実況アナ復帰)
通町筋スタート・フィニッシュ:田名網駿一(RKKアナウンサー)
スタート1時間前の8時、放送スタートです。
そんなところで、3年ぶりのレースがどういう展開になるか
期待と不安が半々ですが、見る者の胸を熱くさせてくれるレースを期待したいです
願わくば、予想も当たりますように…。