阪神甲子園球場を舞台に熱戦が続く
第105回全国高校野球選手権記念大会。
18日(土)に準々決勝、20日(月曜)に行われ
栄えある決勝進出を果たした2校が決まりましたが
準々決勝から順々に試合をちゃちゃっと振り返っていきます。
まず、準々決勝第1試合:沖縄尚学ー慶應義塾は…と行かなくてはいけないところですが
早起きしたのはいいけれど、二度寝をぶちかましてしまいまして、目が覚めたときには10時すぎでテレビのスイッチをオンにしたときには慶應義塾の塾歌斉唱…。
好投手・東恩納蒼くんを擁する沖縄尚学優位を予想していたけど、クーリングタイム明けに慶應義塾がビッグイニングを作り逆転、そのままゲームをモノにして、個人的に同じ九州勢だしまだ超えたことがないベスト8の壁を沖縄尚学に超えてほしかったけど、東恩納くんが打たれては致し方ない…。
 
第2試合は

個人的に好きじゃないけど経験豊富な八戸学院光星優位かなと思っていたのを土浦日大が3回に3点先取して、1点差に詰め寄られたクーリングタイム明けの6回に6得点のビッグイニングを作り、そのまま押し切って勝利。

個人的にはこの試合が一番痛快な展開だった。

 

第3試合は
1回戦で日大山形に勝ち、大垣日大、日大三と日大系の学校がひしめくゾーンを勝ち抜いたおかやま山陽と神村学園が7回まで緊迫のスコアレスのしのぎ合いを展開したが、神村学園がおかやま山陽の守備の乱れからもらったチャンスに一気に畳み掛け一挙5得点を挙げ優位に立ち、9回にも1点を追加し完封リレー完成。学校初の準決勝進出で鹿児島勢17年ぶりのベスト4に(06年鹿児島工業以来)
 
そして第4試合は
第4試合…仙台育英が終始花巻東を圧倒し、すんなり終わるかと思いきや、9回花巻東が繋いで繋いで4点を返し意地を見せるものの結果序盤からのリードが物を言って仙台育英の勝利で2年連続準決勝進出。花巻東、佐々木監督と佐々木麟太郎くんの親子鷹を軸に14年ぶり準決勝進出を狙ったが、ここまで…。
 
改めて準々決勝のおさらい
画像のとおりに、この4校が準決勝に駒を進め
 
各試合ごとの勝利校の主将によるくじ引きの結果
この組み合わせに。
慶應と土浦日大が関東勢同士の戦いになったので、関東勢の6年ぶり決勝進出(’17年優勝の花咲徳栄以来)が確定。
 
そして準決勝は
2回に神村学園が先手を取るものの、直後に仙台育英が追いつき3回に逆転。
8回にダメ押しの1点を奪いそのまま押し切って2年連続決勝進出。
神村は5回に1点返すものの以後、仙台育英投手陣を打ち崩せず、94年樟南以来の鹿児島勢29年ぶり決勝進出はならず。
 
続く第2試合は
慶應義塾が、2年制エース小宅くんが神奈川大会・本大会を通じて初の完投で土浦日大を完封し
第6回大会以来103年ぶり3度目(第2回は豊中グラウンド、第6回は鳴尾球場で開催)、甲子園が会場となってからは初めての決勝進出。
 
これにより、決勝の組み合わせは、仙台育英学園と慶應義塾という、連覇か107年ぶりの日本一かという
歴史の重みをずっしり感じるものになりました。
 
さて、この対戦を僕なりに予測しますと
たしかに経験値という面では仙台育英に分がある。
ただし、守備面を見ると、チーム全体での失策は仙台育英が9、慶應が1と、安定性で行くと慶應が上回る。
しかも、準決勝はエースの小宅くんが完封し、鈴木くん、松井くんを休ませることができた。
かたや仙台育英は準々決勝で登板しなかった高橋くんが準決勝で先発し5回を2失点と最低限にまとめたが、先を考えると不安を残す内容ではなかったか。

2番手の湯田くんも毎試合のように登板しているが、蓄積疲労は相当あるのではないか。

田中くん、仁田くん、武藤くんは準決勝では登板がなく疲労は払拭されているのではという見方もあるが、目に見えない部分での蓄積がここで出るようなことがあると慶應が付け込む隙は十分にありそうな気がする。

もし慶應が先に点を取り仙台育英が直後の反撃を抑え込まれる展開になれば、仙台育英は慌てふためくのではないか。

ということで、僕は守備面重視で慶應が勝つと見ます。

 

そして、気になる23日の天気予報を見ると
西日本に熱帯低気圧(台風並みには発達しないとの予測)が接近し14時頃から雨が降り始め、16時頃にはかなりまとまって降る予報。
 
そして翌24日は…
宵の口に掛けて弱い雨が降り続くとの予報。(いずれも日本気象協会 tenki.jpから引用しました)
 
うわぁ~試合中にまとまって雨が降る決勝なんて見たことないし、互いにユニフォームを泥だらけにして戦う姿を見ないといけないのかと思うと、それは個人的にちょっと待ったー!って言いたくなる。
選手権大会で初めての継続試合がこの決勝で適用される可能性も十分にあるとは思いますが、せっかくの大きな晴れ舞台だし、ベストコンディションで戦わせてあげたい。
それを考慮して、早めの判断で24日以降に順延してもいいのでは!?と考えています。(当日しか見られない方、甲子園に行かれる方には申し訳ない書き方ですが)
メディアでは早くも民放テレビでは東京キー局が慶應義塾推しのムードを作っていてこれに対して視聴者からクレームが相次いでいますが
僕は、どちらも負けるな!しっかり見てるからね!!とどちらかを推す形ではなく中立の立場で両方応援する形でスコアブックを付けながら見ていきます。
(もちろんチャンネルは、いつも通りBS朝日4Kで)
その前に、僕のXのアカウントで、決勝戦:深紅の大優勝旗を手にするのは?
仙台育英学園、慶應義塾の二択で朝10時まで投票を受け付けていますので、気軽に投票をお願いします!!

 

他にもムードを盛り上げるためのネタ仕込みもしてますので、お楽しみに。

ではまた~。