旦那が真実を知ったら

こうなることは、
わかっていた。


痛みがあるのか、
ないのか、

体も心も、

感覚がなくなっていた。



何度も、何度も
謝ったけど、


再構築したいとは、

私は一言も言わなかった。


言う気持ちがなかった。


このまま、私たちは
終わるんだ。


これが、終わりのはじまりだと



私ははじめて、


「離婚」の言葉を


やっと口に出来た。





その後、

旦那が彼に電話をした。


私にも彼の声が聞こえた。


ただただ、真っ直ぐ
謝罪する声。。



全部背負う覚悟があってやってたのか


と聞く旦那に、

静かに、でもとても強く、

「はい。」


と答える声が聞こえた。



旦那は少し話した後、

怒りをぶつけ、

そのまま電話を切った。



家の中もめちゃくちゃになり

私もボロボロになって

そのまま朝を迎えた。