Eugeneの告白に困った顔を見せたLeeとRoyだったが

まずカウンセリング関係を調べた

診療に通った形跡はない

数ヶ月前から頻繁に電話をしている相手はかなり離れた場所に住んでいる

調べを進めるうちに個人でカウンセリングをしていることがわかった

『医師免許はないようです』

退行催眠

潜在意識に働きかけ要因を突き止めトラウマを克服するのに用いられるが

嘘の記憶を作り上げる事件も起きている

『Eugene。〇〇〇〇〇〇を知っているね。彼の家に週に〇回通っている』

『はい』

Eugeneは隠さなかった

問題があると思っていない証拠だ

『何か薬を嗅がされたり飲まされたことはないかい?』

『え…?どうしてそんなことを聞くんですか?』

『彼は薬の逮捕歴がある。なぜ奴のところへ行ったんだ?』

『彼は僕の正体を知っても変わらず、正義に導いてくれた。僕がAnthonyを殺したんです。罪を教えてくれた彼に感謝しています』

『彼をどうやって知ったんだ?』

『そこに行けとある人が』

『ある人とは誰だ?』

『誰……誰だろう…』

Eugeneは机に突っ伏した


続く