ブドージャム作り | 苔生した北の森を歩く

苔生した北の森を歩く

タイトルの森もコケもほぼあげてません。ぴえん。


先日、泊地区の大きな農家さんで、シイタケ菌床パックを開封して列べる、という変わった仕事をしまして
手伝いに来ていたこれまた泊地区の広大な農家の親方(スイ~ツは昨年会ってる)が、たっぷりぶどうブドーぶどうを持って来たのです。
↓テーブルの上が親戚の集い状態
1房450g以上。無農薬。甘い、丸い、大きい、ういしょってなる
あたすはキツネじゃないけれど、ブドーは果物の中では一番好きハート
田舎のばーちゃんだから、他所の人が持ってきたのに「持ってきな」と言うもので、2房いただきました。

とはいえこんなにあっても1人っきゃおらんし、スイカ半分腐らせた大学生みたいなこたしたかないし、自然発酵したら爆発することもある。
なら、火を通しましょう。ジャム作り開始
まずは洗う。無農薬ですから

今回は砂糖はブドーに対して1/4量にしました。440gに対し110g。単純計算でありがたい。
マッシャーで潰す、丸のままいく、半分に切る…
此度は半分に切ります。何しろ粒が多くてこれで時間をとられ、ホントに日が暮れました。


こうした作物に限らず、今より知らん解らんものが多かった頃は、食べたら美味しいのかそのまま死ぬのか、死なずともどうにかなるのか、
知らずに口にした祖先が山ほどいる。その人達の発見や犠牲の上に今があると思うと、「最初に食べようと思った」人はすごいなぁと、考える事がよくあります。
「こんな黒いおゆ、コーヒーだってしらなかったら飲まないよぉ~」←ぼんやりの暴言


すぐに煮込むレシピもありましたが、はこの間に夕飯とります。
果汁が出てきたピンクハート

ほんじゃ煮詰めていくべ❤️皮ごといきます。
とんでもねぇアクが出とるが綺麗だし、香りがいいぶどうなんか幸せになる香りです。
※アクはとりました。果物のアクは気にするなという人もいます

しばらく煮詰めて完成。
レモン汁がないから、酸化する前に使いきらんといけません。
何度か味見。素材の味と香りが圧倒的存在感。さすがはSさん。トマトが十字架神の食糧キラキラでしたし。

鍋から直接ぶっかまハッしたので、机にアントシアンがついちゃいました。すいません

最後こそ大ハプニングだったものの、ブドージャム完成。
パンを食べないので、ヨーグルトや紅茶に砂糖と味と香りを加える用に、早めに使います。

戸建てで独り暮らし状態、調味料以外ほぼタダなので、毎日何か作ってます。