【食べたもので体が変わる】振り返り。

血液検査などの結果を見て、食習慣改善がうまくいっているかを確かめています。健康寿命延伸のために、具体的に何をどのようにすればいいかを学んでいます。それは食事だけのことではなく、睡眠や運動、心の状態もバランスよく整えていくのが大切でした。おもしろい。人間の体っておもしろい。


何がストレスになり、それがどうして免疫に影響を与えて、結果、何が起こっているのか。通常の生活では、見ることができない人体の中で無意識下で起こっていることを見聞きするとどの行動をどのように変えればよいか、睡眠、食事、加温、運動、笑い…などの行動指針が変わります。





思いつくままに私の言葉でメモ。

・睡眠が大事だとわかっていても、やりたいことがあるとダラダラ夜更かしすることもありましたが、好中球とリンパ球の働きを知れば、夜はちゃんと眠ろうと思いました。夜更かししてまでやりたいことをやり続けるのは無理があり、バランスが崩れやすくなります。もっと体の感覚に正直になって眠ろう。


・リンパ球を増やしたり、その働きを邪魔しないためには、何をどのような調理法で食べればいいかも学び実践中。生ものを食べた後の血液中がどうなっているか、それがどう変化していくかの話を聞くだけでも改めて控えようと思いました。血液検査の値にも表れていることを確認しているので納得感もあります。


・体を温める、体温を上げることが免疫力を高めるために大事。酵素の働きも適温があるでしょ。と言われ納得。低体温を避けるためにできることはいくつかあります。運動により筋肉を維持することで基礎代謝を落とさないようにする。人体の自家発電的機能を維持するのが基本で、その上で暖房、着衣、温めるものを食べるなどで冷え対策をする。加温するなどなど。


・加温は、マイルド加温法を学び実践中。ヒートショックプロテイン(HSP)、野菜に温湯をかけるとシャキッとするのもHSPの働きなのだそうですが、自己治癒力を高める方法のひとつ。簡単にできる入浴法が推奨されていますが、ポイントを学ぶには、直接指導を受けるのが早いですね。おまけに温熱器で注熱するというのもとても興味深く、冷えが強い部位とそうでない部位の違いもあって、なるほどと体感しました。体の表面からのアプローチでこんなに情報を得られるとは知りませんでした。


・そして再び食事のこと。百聞は一見にしかず。

時折、こうしていただいて、美味しくいただくってこういうことだなぁ。と実感します。食材、量、調理法を学ばせていただくだけでなく、先生方やスタッフさんの心配り、在り方に学ばせていただき、ここで出会う方々とのつながりがもたらす豊かな時間がまたご馳走なのです。


・伊吹山から吹き下ろす風に太陽が当たり、雪がきらめくのも、お庭のアーモンドや桜のピンク色の花も、庭で咲いたローズマリーがお部屋に飾られているのも美しくてドキッとする。









人の体は本当によく出来ていて、私たちが意識していてもいなくても、見たものに心が動き、聞こえてくるものや香り、味、ふれあいなどの体験などによっても自律神経が切り替わり、免疫によって守られて生きているということなのでしょう。


生活スタイルの変化で、バランスが崩れて自己治癒力が落ちてしまうことも理解できます。そして、わかっていてもやらなかったり、やれなかったりするのは、欲望や何らかの制限があるから。大小様々な葛藤があって、自分で気づいているのもいないのもあって…人間ってなんて愉快でかわいい生きものなんだろうと笑ってしまいます。


精神と神経と免疫の関係、心と体は繋がっていることへの興味は、やっぱり人間っておもしろいというところに行き着きます。


そして、健康寿命を延伸している方々の話を聞いて共通していると感じるのは、自分の人生における決断と行動は、自分でしていること。大切なのは楽しんでいること。これはビジネスでもプライベートでも健康に関することでも同じですね。


私自身、食習慣を変えた結果が、数値に表れ始めたことで、自分という人間観察が益々おもしろくなってきました。(つづく)