● 不登校の息子を病院に連れて行ったときに先生に言われた言葉
おはようございます。不登校専門カウンセラーさくらです。
昨日の記事に対して
「うちの子も同じです。この性格どうやって治したらいいですか?」
とご質問をいただきました。
冷静にお子さまを見ると、どうでしょう。いつもいつも批判的ではないのでは?と思います。
そして批判することを「悪い」と受けとめないで欲しいと思います。
なぜなら意見を言えるというのは「自分を持ってる」からです。
自分と他人を比べて「あーだこーだ」という。
どちらかというと完璧主義?
「自分が、なにもできてないのに完璧主義ってどうなの?」「屁理屈ばっかり言うな」
って言いたくなるかもしれんけど・・・。
完璧主義って、すごい力を発揮しますよ。
悩むのは自分で自身のペースがわかるようになるまでです。
これが我が子。と思うから親として受け入れようとできるんですね。
でも受け入れられなくていいんです。親と子は違う生き物ですから
わかってあげようとするだけでいい。
我が子のこと。わからないけどわかろうとする心がお子さまに伝わり、自分には親という味方がいると思うと、落ち着いてきます。
ここが良い、ここが悪いと親がジャッジすることで、お子さまは自分を変えないといけない。
でも人と違っていいんです。人に言われて自分を変えるって難しいし苦しいんですね。
たまに親御さまが言われる言葉。
「生きづらい子になってしまった」
それが個性だと思えば生きづらくない。
お子さまが壁ばかりぶち当たって、「これはいけない」「敵を作る」「思うように進まない」「どうしたらいい?」…と思ったらだんだん変わります。
苦しいから、変えざるを得なくなる。
でも、本人がそう思わなければ、それがその子です。
「右にならえ」でいいのでしょうか?
言いたいことを飲み込んで、自分じゃない姿で人に合わせて頑張って、もし?心が壊れたら、そのほうがよっぽど生きづらいと私は思います。
お子さまは、まだ若い。少なくとも、親よりは(笑)
親御さまも、大人になるまで、親子で葛藤し、友達と喧嘩をして、社会に出て人との関係に悩み、自分の価値観が崩れたり、もまれたりして、今、ここに存在すると思うのですね。
子どもの頃と今の自分、違いを感じませんか?
お子さまの人生はこれからです。未来は可能性に満ちています!
私は、息子に過干渉の親でした。でも、息子はとことん反発した。
「なんで素直な子に生まれなかったんだろう」と思いました。
でも、不登校の渦中、息子があまりに辛そうで、息子の同意を得て精神科に連れて行ったときに先生に言われました。
息子が席をはずしたとき、先生がひと言。
悩んで悩んで、悩みぬいてやっと息子を病院に連れて行けた。
何も病名がつかず、この先どうしたら…と途方に暮れたとき、先生の言葉に…救われました。
でも私、この言葉は。
不登校のお子さま全てに当てはまると思うのです。
親にとっての育てにくさは、親の都合であって、お子さまは自分をしっかり持っている。
不登校は、ただ、学校に合わないだけです。
学校がすべてじゃない。行けたら行った方がいいけど、行けなくてもどんな道でもある。
お子さまの未来は、可能性に満ちています!
親御さまが心配することは何一つありません。
大切な宝物を育てているんだよ。自信をもって、我が子を応援しよう!
不登校は誰でも脱出できます!
明日からGW後半、今日一日、今ココだけみてがんばろうねっ!
お仕事のかたは行ってらっしゃい。
いつもあなたを応援しています。