朝鮮戦争とはなんだったのか「ロードナンバーワン」「戦友」 | 気になる映画とドラマノート

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今度「ロードナンバーワン」と「戦友」を同時期に視聴することになったので、手元にある朝鮮史の、朝鮮戦争の部分をおさらいしてみました。

しかし、正直、韓国ドラマをみはじめるまでは、韓国の歴史にまったく無知だったなあ。

1945年12月、アメリカ、ソビエトともに、朝鮮人の自主独立を認めず、米英ソの「モスクワ協定」により、信託統治を決定する。

朝鮮には、アメリカ進駐軍が統治する。この間、米ソは、臨時政府に親アメリカと親ソビエトの勢力を参加させようとせめぎあう。

右派韓国民主党、左派朝鮮共産党が対立。

左右連立の失敗。

アメリカにより、共産主義者弾圧があり、南側地域では、李承晩が力をつける。
1948年2月、アメリカの指示を得ながら、南側単独の総選挙が企画されるが、済州島で反政府闘争が起きる。

これをアメリカが鎮圧。

5月、大韓民国政府発足。進駐軍終了。

北朝鮮では、ソビエト支援の朝鮮民主主義人民共和国成立。
1950年6月25日、北朝鮮が韓国に攻撃。
3年1ヶ月の交戦、犠牲者200万人。離散家族1000万人。

休戦協定後、南側は反共独裁政権。
北側は共産党一党独裁と、どちらもろくなものではなかった。
戦争初期は北朝鮮が優勢だった。3日目には、北がソウルを占領。

国連安全保障理事会は、北朝鮮侵攻を非難して、国連軍がの派遣が決議される。

日本はこの時、朝鮮戦争特需により急速に経済成長する。

1950年9月、国連軍はソウルを奪回する。そして平壌を陥落させる。

鴨緑江まで到達した時、中国人民解放軍と北朝鮮軍の反撃が起きる。

これが、ドラマ、「戦友」のちょうど1話にあたっている。

1951年1月、北朝鮮がソウル占領。
3月、国連軍ソウル奪回、と目まぐるしい戦いとなる。

38度線で膠着して、ソ連がアメリカに休戦提議して、

国連軍対北朝鮮と中国人民解放軍の義勇軍という構図で、

休戦協定が成立する。