世界遺産登録トラブルから戦後70年談話まで | 気になる映画とドラマノート

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日本人の戦争犯罪自覚の効果とはなにか。

 


 

 たとえば、不倫、幼児虐待というのは、女性、男性ともする可能性はあるわけだが、「日本の女性は、外国と比べて、不倫して隠している場合が多い、とか、幼児虐待発生率が多い」と決めつけられたとして、「えー?なに言ってんですか?とんでもない。そんな事実なんてありませんよ。」と反論したとしても、実際は、これを証明して、くつがえす方法はないのである。

 


 

 これが冗談ですまされないのは、「京都の女性は、底意地が悪いんだよ。ある有名な作家は、少年時代、京都のお寺で修業していた時、京都の名家の檀家さんの奥さんたちが、いかに貧困家庭出身者を見下していたかを体験しているし、地域差別が京都ほど根強く残っているところはない」と、こう言われて、この悪口を、まったくそんな事はない、と反論することは実は容易なことはない。おまけに、美人で着物の着こなしの良い女性が鬼の形相で、着古した貧しそうな子どもをにらみつけている場面を銅像や絵にして京都の町のあちこちに建てたりしたら、このイメージを消そうにも、難しいことがわかる。

 


 

 では、こうした「ディスる」こと、「ディスカウント」は、どのような効果があるから行われるのだろうか。

 


 

 上の京都女性をディスる場合、日本の若い子育ての母親は幼児虐待をして隠しているといういいがかりなどを、あらゆる県民、地域の拡張して、日本全体は個々それぞれの理由でまったくろくな問題もない人々の社会だ、と言われた場合に、本当は言ったもの勝ちで、否定して否定しさる方法は、本当はない。

 


 

京都観光の観光ガイドに「「京のぶぶづけ」という言葉が京都人気質を象徴する言葉として、伝統的に伝えられています。京都では、お昼に何かの用で立ち寄った人に、ぶぶづけでもどうですか、と笑顔で言われる場合がよくあるが、それを本気で昼食を誘っているのではなく、京都人というのは、表面上、和気藹々とすることを重要視しているだけのことで、いえいえ、まだ用事がありますので、ご好意はありがたいのですが、行かなければならないのですと、こう、腹が減っていても断らないと、阿呆な世間知らず、礼儀知らずの田舎者と思われるのです。」と日本語、韓国語、英語、中国語、フランス語などで紹介したら、3割は、観光客は減るだろう。

 


 

 ただ、人間社会は、そのような悪意の宣伝をする者が無い事、極めて少ない事を期待して、成立している側面があるので、まさにその悪意の宣伝を為すことを子どもが自制しないことが、学校のイジメ、職場のイジメのなくならない原因でもあると考えれば、これがいかに根深い問題か、わかるだろう。

 


 

 では、国際関係においては、この「ディスる」事、「ディスカウント」は、どのような効果があるのだろうか。

 


 

 「国際的孤立」なのである。

 

 国際的孤立とはどんな事なのかをあげてみよう。

 

 1.たとえば、東京オリンピック誘致活動を文化人、キャスター、皇族、首相、外務省の係官、スポーツ界からの代表などが、日本、東京の良い点をアピールして、どうぞ、皆さん東京はしっかりと、オリンピックの準備をしますから、東京ですることに賛成お願いします。

 


 

 と、こう言ったわけだが、この時、アピールする側の、文化人、キャスター、アスリート達が、それぞれに、「日の丸君が代は軍国主義の象徴」「日本は謝罪と賠償をしなければならないのに、怠って来た、ごまかし、と金もうけ本位の国、もてなしなんて、表面だけの事で内面如夜叉、外面菩薩。庶民は臆病で、たぶん、外国人が来ても、日本語しか話せず、ニコニコ笑うばかりでとりつくろうばかりで、かえって外国の人々をあきれさせるばかりだから、まったく自信を持ってアピールなんかできるわけがない」と確信し、聞く側の外国の人々も、「わたしは、先日、「レイプ・オブ南京」という本を読んだ。日本て、ひどい国だなあ。それに、いまだに性奴隷20万人の史実をああでもないこうでもないと否定しようとしている。そんな国が笑顔をふりまいてもだれが信用しようか。

 


 

 あの笑顔は、日本政府が国民を教育することを怠って、自国には、反省すべきことがある事を隠した結果なのだ。そして、日本の産業は、非常に多くの分野で競争力のある製品を輸出しているが、そうか、その理由がわかった。

 


 

 日本人というのは、謝罪と反省すべき点がものすごくある事を国民に隠して、なんのやましい事もないと思わせて、それで心置きなく、「おもてなし」だのと笑顔で言ったり、工業技術の開発に無心に取り組んでいるのだ。それは、人間としての道徳を置き去りにして、アジアの人々を貧困に追い落とした事への無反省に基づく、汚い繁栄なんだ」と、こう思いながら、日本人の説明を聞いたならば、オリンピック誘致に賛成などするはずがない。

 


 

 これは、「世界遺産」登録でも、「ワールドカップサッカー開催地候補」「ラグビーワールドカップ開催地候補」あらゆる事で言える事で、上記の通り、真底、日本と日本人の印象がダーティーで、表向きの繁栄、表面だけの笑顔というイメージが定着するならば、現実に、あらゆる点で日本は間違いなく孤立する。

 


 

 アメリカの歌手、映画スターがもし、上記のような考えを持ったなら、できるだけ早く宣伝を済ませて、さっさと帰国しようとするだろうし、皇室がトンガ王国に行っても、トンガ王国でふだんから、子どもたちに、「あの国は残虐過酷な仕打ちをあらゆる国に対してしてきた国で日本人の笑顔なんか信じちゃいけないと教育してはいけない」と長年教育していれば、また、そういう国々が多ければ、日本はどこからも招待されないだろう。

 


 

 朝日新聞の本多勝一、福島瑞穂、辻本清美、日本教職員組合の婦人部長、在日韓国朝鮮人、岩波書店、毎日新聞、TBSNEWS23,テレ朝報道ステーションらが、うまずたゆまず、何十年と韓国に日本たたきの情報と論理を提供してきたこと。

 


 

 在米韓国人、在米中国人団体が、「南京大虐殺」「従軍慰安婦20万人」説を自治体公園への銅像設置、博物館、英語出版物、歌、児童教育、在米日本人上院議員との共闘の働きかけ・・・などあらゆる手段を使って英語圏全域の知識人、文化人、芸能人、宗教団体などの社会的影響力の大きい人々の日本イメージを悪く定着さようという試みをしてきた事の最終目的は、この「国際的孤立」にある。

 


 

 現在、この試みが全面開花してはいない事は、現実にオリンピック誘致が成功し、九州の「世界遺産」登録が実現した事からわかるだろうが、ただ、「世界遺産登録のその過程を見ればわかるように、」長年日本を「ディスったきたその努力の成果」のほどを、韓国は常に「芋は煮えたか?」と確かめている事は間違いない。

 


 

 「日本の施設は世界遺産になる資格はない。なぜならば」と詳しい説明は、もし、すでに、諸外国のイメージが、日本はウソとごまかしにまみれた国、一見善意にあふれていても、それは愚民化教育の結果に過ぎす、歴史修正主義者で軍国主義を推し進める首相を選ぶ国民は信用できない」と思っていれば、「多くを言うな、韓国よ。わかっている、日本の主張に耳を貸すつもりなんか、最初から無いさ」という返事が返ってくる。

 


 

 問題は、韓国(旧左翼と超民族主義の混合物のマスメディアの影響を受ける政府)

 

は、これからも、あらゆる局面で、国際宣伝の効果のほどを確認しつつ、個別の反対をしていくだろう。この運動に論理、資料の提供という形で支援してきたのが、日本のTBSNEWS23、の報道諸番組、岩波書店、NHK、テレ朝の特定のディレクターたち、日本の左翼学界であること、この事実がウソではない証拠が、朝鮮日報などのこれら日本メディア、左翼学界を韓国のメディアがしきりに引用して主張を補強する材料にしているという事実からわかる事だ。