NO.346
Q体脂肪を出来るだけ減らしたいです。10%以下にしても大丈夫でしょうか?
まず体脂肪とは身体の中にある脂肪の総称です。体内での役割としては
①細胞膜などを構成する
②エネルギーをためておく
③体温を保持する
④外部の衝撃から内蔵を守る
つまり生きていく為には欠かせないのです。
さてここから本題の体脂肪を出来るだけ減らしたいですが、体脂肪には適正量があり、多すぎても少なすぎても身体にとって負担となります。
過剰であれば肥満や生活習慣病のリスクが伴い、不足すれば、だるかったり、怒りっぽくなったり、エネルギー不足や血管、細胞膜がもろくなり、最悪な事態としては、脳出血や命の危険につながることもあります。
標準的な体脂肪率の目安は男性18%、女性が23%とされています。
女性の場合20~30%の間なら大丈夫だそうです。
計算式は
体脂肪率(%)=体脂肪量(㎏)÷体重(㎏)×100 です。
女性は体脂肪率が15%以下になると
月経を左右する。ホルモンのレプチンが足りなくなる可能性がある。さらに便秘、慢性疲労、気分の浮き沈み、低血圧、集中力の欠如、抜け毛、口腔トラブル、序脈、性腺機能低下症、低血糖、筋肉の痙攣などの副作用など様々な不調が表れます。
つまり体脂肪を10%以下にするのは危険なのです。
標準的な体脂肪率になりたい方は一週間に1%ずつ落としていき、食事制限はしない、(腹八分で)ただし糖質を控え目にしたり、間食はせず、3食きちんととるようにします。
このような食事で大丈夫です。