サリドマイド&お料理教室 | おまけの人生

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ヤッホー

サリドマイドって
確か中学校の社会の授業でならったような気がする。
でも今医療の勉強をしていても、授業でならっていない気がする。

サリドマイドは催眠・睡眠薬などとして1962年に日本では使われ始め
それを服用した妊婦から生まれた子どもは、死産するか、障害をもって生まれたとのこと。
現在日本では300人の患者のみで、サリドマイドによる障害をもった方を治療する病院は
骨董品を扱うような目で見られるといいます。ひどい偏見ですね・・

詳しくは、公益財団法人いしずえ にて詳細があります。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/ishizue/index.html

こちらの団体の常務理事をされていて、サリドマイドにより両上肢に障害を患った
増山ゆかりさんは、多くの医療者から、
「このままの、障害をもっているゆかりちゃんでいいよ」
と声をかけられることは一度もなかったと言います。
自分を否定する自分を、尊厳を持っていこうとする自分の間で葛藤が繰り返されたと。

増山さんは、全く自分仕様でない世の中に自分を合わせないとならない大変さを痛感して、
同じ境遇の人に「こうすれば楽しめるよ」って伝えたいと思ったそうです。

増山さんは、横浜と松戸で、楽しめる料理教室を開催しているそう。
今度いってみようと思います。

NPO法人 アニミ
料理教室 http://www.animi.jp/event/cook.htm

こちらの本に書いてありました。
障害をもっても一生懸命強く生きている多くの方の声が書かれています。

患者の声を医療に生かす
患者の声を医療に生かす