新しいチャレンジ、と言うと大袈裟ですが
こちらの国際婦人コミュニティーで、初めて和食クッキングクラスの講師をさせて頂きました
初めに声をかけて頂いたとき、私の料理は教えるレベルなんかではないー!とか、そんなに英語は話せない〜! などと思う前に、
た、楽しそう〜
という気持ちが1番強くて(笑)、思わずYes!!
とお返事。笑
もうね、完全にノリです
そこからはメニューを考え、必要な物リストを作成し、勿論英語のレシピ作りも。
普段かなり適当にお料理しているため、調味料の分量を可視化したり、実際に試作したり。
準備期間中に弾丸の一時帰国を挟んだため、後半は本当にバッタバタ。しかも子供たちの時差ボケ攻撃に合うという。
いやね、これ、本当に酷かったです。家庭内テロに近い
そんな中何とか準備をして。
買い物なんて、25人分の材料を揃えるなど未知過ぎでしたわしかも予算100ドル
純粋に使った分だけ清算する形ですが、何とかなるものですね。100ドルでおさまりました
因みにメニューは、家で再現し易いように、でも日本ぽい素材も知って貰いたい、予算内に収めたい(笑)、そして何より美味しく食べて欲しいなーという気持ちで
★ちらし寿司(寿司酢の作り方も含む)
★照り焼きチキン(塩麹を使う)
★浅漬け(こちらの人向けに少しアレンジ)
★お吸い物(お出汁をとるところから)
★みたらし団子
照り焼きとみたらし団子はかぶるなーと思いつつも、結局そのまま。笑
アレルギー対応や、ベジタリアン対応もあり(アメリカっぽいですね)勉強になりました。
お吸い物も、お出汁に鰹を使うとベジタリアンの方はNGですものね。(ベジタリアン対応としては、かつお節を入れる前に昆布出汁を分けるなど)
日本ぽい素材としては、干し椎茸、蓮根、塩麹、昆布、かつお節、お麩、みりんなど…
皆興味津々で色々と質問してくれました。
中でもお麩は日本で鞠麩や花型のものを仕入れて行ったので大人気でした
こちらの人は、可愛いものが大好きです
やはり和の素材に触れることってなかなか無いのですね。蓮根を食べた事の無い人も沢山いました。
しかしやはり慣れないため時間配分が甘過ぎて
クラスの後半はさながら戦場のようでしたが、何とか全品作り切り、皆で美味しく(多分。笑)頂きました
正直、こんなに大人数の分を作るのは初めてだったので、味も段取りも家でやるようにはいかないなぁというのが正直な感想ですが、
美味しい!とおかわりしてくれる姿を見るのがとても嬉しかったです。
外国の方に受け入れられる味かドキドキしていたので
浅漬けは出来るだけ塩分を控えてサラダ感覚で食べられるようにしたところ、とても人気だったように思います。
クラスはこれで夏休みに入るのですが、また来季も是非やってね!と言って頂き感無量
そして何より有り難かったのが、私が講師としての参加を決めた直後にサポートを表明してくれ、当日も強力に援護してくれた友人達。
素晴らしいチームワークでした。いや、ほんとに。
皆お料理上手なのでとても頼もしかったです
そして、前任地で仲良くなった、お料理教室の先生にも色々と相談させて頂き、支えて頂きました
アメリカに来なければ絶対に無かったであろう、「英語でお料理を教える」というシチュエーション
とてもいい経験になったし、何より凄く楽しかったです
これをきっかけに、各国のお料理上手の人達とプライベートで交換お料理教室なども始まりそうで、とてもワクワクしていて、
「無理〜!!」
などと言わずに飛び込んでみて良かったなぁと思います。
アメリカに来て、
「自分から発信する」
ことの大切さを感じます。
何かをやりたければ、現状を変えたければ、新しい出会いが欲しければ、自ら行動する、発信する。
そうしないと何も変わらないし、キッカケさえも産まれません。
日本人らしく?奥ゆかしく縮こまっていたのでは、貴重な数年が、息をするだけで終わってしまいます。笑
せっかく期間限定の海外生活という貴重な経験をさせて貰っているのだから、出来る限り色々なことにチャレンジしていきたいなと思っています。
そして、大袈裟かもしれませんが、何処かで少しずつ、何かが繋がっていくように感じています。
自分の職業や資格にとらわれず(勿論活かせればbetter ですが)、出来ることはやってみたい。今はそんな風に感じています。
お友達には息子のケアにも尽力頂き大感謝です
皆興味津々でした
1つはお友達の、1つは私の
海外に住む場合、こういった和小物は何かと重宝します
美味しい緑茶も出しました
当たり前ですが改善点は多々あるので、いつになるか分かりませんが次回に活かせるといいなと思います
弾丸の一時帰国についてもまた別記事にしたいと思います