二人羽織(追記) | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。
今後も独自の占術を産み出し、完成させていきます。

とあるブログへの返信だが、書くところもないのでここに書く。


「衝動」について。

50%以下とのことだが、つまりその段階では第5チャクラ、喉チャクラ、天から下降するルートの2番目まで充填されたということ。

50~60%は第4、胸チャクラ。
感情を司る、チャクラ全体の頂点。

それ以前が衝動的で自前の感情や思考で動けないとのことだが、少し違和感がある。

喉チャクラまで充填されてるのだから少なくとも思考(眉間チャクラ)とそれを使った知的表現(喉)に関しては機能しているはず。

それでも衝動的なのは、衝動を司る地からの上昇ルート(みぞおちチャクラ、丹田チャクラ、局部チャクラ)がスカスカで、偽造人格に乗っ取られてるということ。

つまり喉チャクラまでの人間は感情や本能的衝動が偽物、あるいは汚濁している(むろん当人にその自覚はない)。
しかし思考や表現より胸から下半身のチャクラの方が優位なので自意識は偽の衝動に振り回される。


そしてその場合、星の支配を理性でコントロールできず、負の影響が直撃する。
(パラスや他の凶星・凶角・凶サビアンの結果が衝動の本物度、%に左右されてる可能性。)

50%以下は偽造人格の衝動に振り回され、星の支配に翻弄される。


彼らが衝動的だという表現は衝動が「ある」かのように感じさせるが、実際はそこに本物の衝動は「ない」。

本物の衝動、リビドーは第1チャクラ、局部チャクラが充填されて以降だ。
その時やっと偽造人格から衝動の手綱を奪い返し、自分で操れるようになる。

その最初はリビドーのあまりの暴れっぷりに驚くだろうが、それが本来の人の姿でありその内慣れる。


50%以下の人間が厄介なのは下手に思考や表現が正常だからであり、口だけ達者の神経症患者(陰謀論者に多い)とは会話にならない。

神経を病むのは衝動の手綱を偽造人格に奪われ、かつ感情が汚染されてるからであり、その奪還と浄化は急務。

ただし家庭での乳幼児養育が正常なら人格の汚濁は回避している可能性が高く、神経もまともだろう。
その場合%を上げ、衝動の支配権の奪還のみがミッションとなる。


偽造人格については二重人格の亜種と思えばいい。
二重人格は人格が区分けされ、双子のようなものだが、偽造人格は二人羽織だ。

偽造の方が黒子。
しかしコントロールしてるのは彼、彼女だ。
二人羽織は遠目からは一人だが、実際は黒子が実在する。

乳幼児期に親や身近な大人による虐待・冷遇によって、二重人格とまでいかなくとも人格が二人羽織状態になる人間は多い。
そしてそのほとんどは無自覚。

(思春期は別として)大人になって自分探しをする人がいるが、あれは二人羽織状態の違和感に気づいた結果だろう。
無自覚的に偽造人格に支配された自分が本当の自分と感じられないのは当たり前だ。


●追記。
この偽造人格だが、酒に酔って人格が変わる場合、良く分かる。

「酒を飲むと本性が出る」と言われるが、実態は逆で酒を飲むと主人格(本性)の意思が弱まり偽造人格が表層に出やすくなる。
二人羽織の黒子、裏方が全面に出てくる。

特に絡み酒や酒乱の場合、トラウマで歪曲・汚濁した偽造人格が悪さをする。
あんなものがその人の生まれ持ったピュアな主人格な訳がない。
あれこそ偽造人格だ。

逆に言えば酒はその人の偽造人格を暴き出す良い手段になる。
絡み酒や酒乱は酒の席だけの問題ではない。
シラフの時でさえ二人羽織の黒子としてその人を支配する。

普段は好い人だからと思わず、酒で人格が豹変する人間とはさっさと縁を切るべきだ。
好い人を演じることなど悪質な偽造人格なら朝飯前だし、その事を主人格は知らない。


まるで二重人格のように主人格と解離した偽造人格がある場合、早急な心理療法が求められる。
酒は飲む期間が長くなるほどシラフの時まで主人格の統制が緩み、偽造人格が侵食してくる。

そうなると1日の大半を偽造人格が幅を効かせるようになる。
昔と別人のようになる酒飲みはこのパターンだ。
むろん老化現象で自制心が弱ることも大きいが、それはそれで偽造人格の跋扈を許す。

原因が酒にしろ老いにしろ、酒飲み老人が偽造人格に人格を乗っ取られるのは珍しい話ではない。
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毒親の被害者が彼らを糾弾し、絶縁するのは偽造人格の製造元が彼らだからだが、偽造人格は自身に内在しているので親との決別後も付いてくる。
その除去、浄化は単なるトラウマの解消とは訳が違う。

二重人格の是正が本人の努力だけでは難しいように、二人羽織の解消も難事業だ。