前回に引き続き、熱川温泉をレポートします。
時系列的には、前回のレポートと前後しますが、ご容赦願います。
熱川温泉は、熱海と下田の間の傾斜地形にあることから、海と絶景を臨める温泉地です。
熱川温泉は、"坂"という稀有な地形にあり、世界的な観光地である「台湾・九份(きゅうふん)」に地形が似ているそうです。
2024年4月に国内外を視察した町長が「熱川九フン化計画」を発案し、熱川温泉旅館組合、そして台湾観光庁・台湾観光協会の全面協力のもと、800個の台湾提灯を温泉街に灯す「熱川 台湾提灯プロジェクト」が実現しました。
2024年4月6日に点灯式が行われ、熱川温泉は「台湾・九份(きゅうふん)」を感じられる街に生まれ変わり、新しい伊豆熱川温泉が始まりました。
伊豆熱川駅に降り立ち、海を眺め、下り坂の温泉街を歩くと5分程度で海岸に到着します。
天気が良ければ、ここからは伊豆七島を望むことができるそうです。
ここでは、絶景なる"海"を独り占めすることができます。
こちらは、「熱川ほっとぱぁ~く」です。
温泉櫓の下には、流れる温泉の温泉足湯もあります。
潮騒のBGMと漂う潮の香りの中で、ぼーっとする贅沢を味わうことができます。
「熱川ほっとぱぁーく」近くにある、熱川の地名の由来にもなった故事にちなんで建てられた、江戸城築城の功労者として知られる太田道灌の石像があります。
太田道灌は、熱川温泉を発見したとされています。
彼は狩りの途中で、湯によって傷を癒している猿を見て、温泉を発見したと言われています。
石像のすぐ横には、故事に登場する温泉とされる「道灌の湯」があります。
「道灌の湯」のそばには、熱川のお湯の神様をお祭りしている神社があります。
湯量豊富な熱川の名湯に感謝を捧げるために建立されたと伝えられています。
この後、旅館に入り温泉に浸かってから夕食をとりました。
その様子は、次の機会に紹介することとし、時間を少し先に進めて、点灯された台湾提灯の写真を掲載します。
川沿いに台湾提灯が吊るされ、提灯ロードができあがっています。
居酒屋さんのテラス席に吊るされた台湾提灯も点灯されています。
こちらは、温泉街のど真ん中にある、周囲から見下ろすように眺められる円形のお花の公園「花はなぱぁーく」です。
熱川桜をはじめ、季節の草花が植えられ訪れるものを楽しませてくれます。
この日は、4月12日、GWにはこの公園の花壇にお花が咲いていると思います。
次回は、この日宿泊した旅館を取り上げたいと思います。
それでは、また・・・。
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