今回は、京都の花街文化の紹介に挑戦です。 | ラブドールのララちゃんの旅日記

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ラブドールのララちゃんが、神社仏閣、名所旧跡、公園などへ訪問した時のことを紹介してくれるブログです。

 今回は、京都の花街文化について触れてみたいと思います。

京都には、五花街(上七軒・先斗町・宮川町・祇園甲部・祇園東)があり、舞踊・御囃子などの芸で宴席に興(きょう)を添えるてくれる、芸妓・舞妓がいます。

 この日は、四条大橋西詰め、西石垣通りにある京情緒を色濃く残した木造三階建の本格数奇屋造のお店「ちもと」で京懐石を楽しみました。

 そこに来てくれた芸妓・舞妓さんを紹介します。

 まずは芸妓さんです。

 舞踊、三味線(しゃみせん)、お囃子、唄、などの芸や茶道、行儀作法を5、6年修業し、お座敷での振る舞いも適正と認められた舞妓が芸妓になります。

 こちらは、舞妓さんです。

 舞妓さんは、芸妓の見習い修行段階の者をいいます。

 舞妓さんは15~20歳くらいまで。芸妓さんは20歳くらいからです。

 顔が童顔だと22歳くらいまで、あえて舞妓さんでいる人もいるそうですが、25歳を過ぎた舞妓さんはいません。

 舞妓さんの髪は地毛で結いますが、芸妓さんになるとかつらになります。

 芸妓には、「立方(たちかた)」と「地方(じかた)」という二つの役割があります。

 舞踊を専門に担当する芸妓を立方。三味線や太鼓、小鼓(こつづみ)、笛(能管(のうかん)、篠笛(しのぶえ))などのお囃子を演奏したり、唄を担当する芸妓を地方といいます。

 地方はかなりの年季と才能、技術を必要とするので、一朝一夕にはなれません。このため、近年、地方は減少傾向をたどっています。

 舞妓修業もなく年齢にもこだわらず地方を目指す女性に門戸を開く祇園甲部のような花街もあります。

 こちらの女性は、花街文化の担い手になろうと決めたのが高校卒業後だったので、最初から地方を目指したということでした。

 窓から外を観ると、ベランダ席で盛り上がっている幾つかのグループがいました。

 中には舞妓さんを呼んでいるグループもいます。

 白塗りであでやかに舞い踊る立方とは違い、白塗りをせず、髪も鬘(かつら)はもちろん髷(まげ)も結わず華やかさこそ控えめながら、舞踊を導き、その場を華やかに盛り上げていくのが地方の役割です。

 お座敷や舞台で立方が生えるかどうかは地方次第といってもいいくらいです。

 これから始まる舞への準備をする姿は、きりっと締まって格好良かったです。

 舞踊が始まります。舞踊は芸妓・舞妓の必須科目です。

 各花街それぞれ日本舞踊の流派が決まっていて、芸妓舞妓は、仕込み時代から各流派お師匠さんから手ほどきを受け、厳しい稽古を重ねて芸を磨いています。

 

 立方一人が持っている舞踊のレパートリーは、誰もが知っている京の花街を象徴する「祇園小唄」や四季それぞれにふさわしい演目など、数十曲にも及ぶといいます。

 芸妓と舞妓が舞う姿は、華やかな中にも気品があり、厳しい稽古で日々磨いた舞踊の成果を十分に感じさせてくれます。

 舞踊を観賞し、食事も終え、祇園の方へ移動して飲みなおしとします。

 こちらは、四条大橋で撮った写真です。

 昼間見かける舞妓さんは、レンタル着物を着た一般の方ですが、こちらは、本当の舞妓さん。

 すれ違う人の中には、本当の舞妓さんの姿を見て、感動している方もいたようです。

 最後は、舞妓さんとドールの記念写真です。

 この記事をみて、京都の花街文化の一端を感じて頂けたら幸いです。

 それでは、また・・・。

 

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