こんにちは、レイ・ブータンです
本日も、ブータン公式ツアーガイドを務めるジャムヤンさんのご協力でブータン情報をお届けします
今回は、「ブータンでの新年の祝い方」についてです。
ブータンでは、お正月を「ロサール」と呼びます。
「ロ」は年、「サール」は新しいを意味します。
家族が集まってピクニックをしたり、お寺などで伝統的な儀式を行うのが一般的です。
日本での新年は1/1ですが、ブータンでは仏教暦によって、毎年2月から3月のどこかになります。
新しい年の最初に一度だけお祝いしますので、1/1はお祝いしません
私たち日本人と同じく、ブータンでも新年が近づく時期は、不要になったものを捨て、今まで使っていたものを新調します
お寺や修道院はきれいに装飾され、特別な儀式が催されます
新年は、赤米でできたお粥のような「トゥクパ」・ビスケットのような揚げ菓子
「カプセ」・サトウキビのみじん切り・果物など、様々なブータンの伝統的な料理をいただきます
写真手前から時計回り:ビスケットのような揚げ菓子「カプセ」、バター茶「スジャ」、ポップコーンのようにお米を揚げた「ザウ」、そば粉のパンケーキ「クレ」
多くの人がブータンの国技であるアーチェリーやダーツで遊び、「タシ・デレック」という言葉を交わします。
これは「良い年になりますように」という意味で、お祝いの言葉です
レイ・ブータンのハーブティーで、身体や心を温めるひと時を過ごしていただけましたら幸いです
本年が皆様にとって、良い年になりますように