またこういうニュース | tAkknのblog
■友人の結婚式が劣悪すぎて「ありえない出来事だらけ」 スタッフ対応の悪さ訴える相談に「安い式場なので、そんなもの」という指摘も
(キャリコネ - 09月27日 17:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5804790

ウチの職場は高い会場だ。
なので、こういうトラブルはあまり聞いたことが無い。
まぁ僕はサウンド&ヴィジュアルコーディネーターなので式の進行とか、サービススタッフの動きとかは関係ないんだけど。

「私は初めて結婚式にお呼ばれしたのですが、こんなものなのですか?」
質問者さんは披露宴に初めて列席したとのこと。友人の結婚式とのことなので、この友人が仲間内で一番早く結婚したとしたら…恐らく二十歳そこそこくらい?新郎新婦も、この質問者さんも、そもそも人生経験の少ない人たちということ。

気に入らなかったことは全て会場のせい?

サービススタッフは確かに一部の社員を除いてほとんど大学生のアルバイトで、未成年が飲んだことのないシャンパンやワインの説明をしているような状況。っていうかどこでもそんなもん。

廊下で30分待たされた。これ、よくあること。
新郎新婦の親御さんの着付けのお直し(お腹が苦しいとかなんとか)のせいで開場時間が押して、「これ何待ちなの?」って雰囲気になったりする。
主賓挨拶の社長が電話しに出てったきり帰ってこないとかね。
会場から「社長のせいで始められない」なんて説明できるわけがないから、ゲストは「会場の手違いで待たされた」と思い込む。
新郎新婦、他のゲストや新郎新婦の親族が原因で、こういうことがしょっちゅう起こる。

バターの皿?の件は勘違いか何か。そういう連絡ミスや行き違いみたいなことは一般社会でもよくあること。丁寧にいきさつを説明すれば丁寧に謝罪、対応してくれたはず。

サプライズのテーブルインタビューは、新郎新婦側からの発案。
うまく喋れないのにマイクを向けられ嫌な思いをしたのなら、文句は新郎新婦に言うべき。
残念ながら、何か演出を入れたりする予算が無かったり、友人スピーチをお願いしても断わられたりとか、それで間が持たないなんて時に苦肉の策的に入るのがテーブルインタビュー。若い新郎新婦には、よくあること。
「何も聞かされていない私たちゲストはしどろもどろに答え、地獄の時間を過ごしました」
社会人を2~3年もやっていれば、自然と人前で喋るスキルも多少は身についてくるというものです。「しどろもどろに答え、地獄の時間を…」ということから、やはり新郎新婦も列席した友人たちも、社会経験の浅い、とても若い方なんじゃないかと。
テーブルインタビューを30分もやったということは相当時間が余ったんでしょうね…司会者さんもお気の毒です。
確かに、できる司会者さんなら「この人、インタビューいけそうにないな」と思ったらすぐ次の人に行くでしょうけどね。
これも、実は誰にインタビューするのか事前に決まっているケースもある。新郎新婦が「この友人Aさんは私たちの面白いエピソードを知っているから、場を盛り上げてくれるはず!」と思って事前に指名している場合があり、その台本に沿って司会者が無作為に選んだフリしてインタビューするのだ。この場合、相手がしどろもどろだろうが何だろうが次に行けない。大体この場合は新郎新婦は笑って見てるんだけどね。「してやったり。罰ゲームだ。」的な。

実は先日も似たようなニュースを目に。
なんと自分たちは仮名で、式場の名前はばっちりそのまま記事になってる。営業妨害だろ。これからこの会場で式を挙げるカップルや親族にも多大な迷惑をかけているし、傷つけている。
「友達だけの結婚式なので、私たちのことは名字を抜きにして名前だけで紹介する約束でした。ところが、挙式でフルネームで呼ばれました」
この記事を読むと、この他にも電報やら料理やら色々トラブルがあったそう。
友人だけしか呼ばないなんて、相当複雑な事情がお有りなようですね。
この様な特殊な、イレギュラーな要求をするということは、会場にとっては大きな負担で、困惑するのだ。
挙式で、もし外人牧師だったりしたら日本語で説明してもうまく伝わらないかもしれないし…
この記事の人は鬱病になったとか、全額返金を求めているとか…恐ろしい話だ。
わざわざ披露宴をするのに親族や職場の人にお披露目をしないのは=世間の非常識であり=社会に対する侮辱。
親御さん、ご親戚、結婚式に呼ばれないことをどう思ったんでしょうね。
 
「常識に欠け、社会を侮辱するタイプの人達」が結婚式場を攻撃するのだ、と強く確信するに至る。
Yahoo!知恵袋や3流ゴシップ女性誌に不満をぶちまける前に、自分が常識人であるかどうかを疑った方がよろしいかと。