フィリピンネタを仕入れた、と書いておきながら…
しょっぱなから日本の記事書きますごめんなさい
(せっかくだからサンリオ絵文字使ってみた)
さて、約半年ぶりのマニラへいざ出発
今回使ったのはフィリピン航空。
日曜の午後3:05羽田空港発、マニラ(ニノイ・アキノ国際空港)着の便でした。
子連れ海外旅行の最大のテーマといえば......
長い移動時間を、いかに〝静かに〟〝スムーズに〟乗り越えるか
いやぁホントこれ、永遠に正解の出ない難問ですよね〜
子連れでも海外旅行行きたいけど......
空港での延長されるかも?な待ち時間とか、
飛行機内での制限しかない空間とか考えたら...
若干行くの辞めたくなりますよね〜
いかに日本から近い東南アジアの国・フィリピンといえど、移動には少なくとも半日はかかる
大人だけなら何の問題もないですが...
こちとら体力有り余る4歳男子と、おしゃべりの楽しさに目覚めたばかりの2歳女子連れ
さっそく最初の試練は...
行きの飛行機に乗るまでの空港での待ち時間
子連れの場合、不測の事態(え?今?なウ○チとかあーやっぱりお茶こぼした...からの着替えとか)が高確率で発生するので、かなり時間に余裕を持って家を出がち。
なので短くても小1時間、フライト遅延などしようものなら何時間も、混雑する空港で怪獣2匹の機嫌をとりつつ全力で監視しなければならない...
あーもう...
「ダメ!」
「ストップ!」
「しーっ!静かに!」
「ダメって言ったでしょ!」
の4語だけをひたすら繰り返してる私がサイコメトリーできる...
ですが
今回はさすが日本
さすが羽田空港
ちゃーんと素晴らしいキッズスペースがありました
今回はゲートが106だったので、出国後エリア入って右側端っこ。
ゲートの近くにこんなキレイなキッズスペースがありました
軽く迷路みたいになってる
4歳長男、ひたすらくぐりまくる。出入り口があちこちにあるので、子どもをどこかから入らせ、親は違う出入り口に立って「ここまでおいでー」的なことをやっていれば、軽く20分くらいは潰せます
で、まぁこれだけでも素敵なんですが...
さらにこんなの発見
あ、写真は長男じゃなく妹ちゃんです。
完全に男の子なカッコしてますけど!
ええ、完全に長男のお下がりですけど!
この葉っぱの模様の描いてあるマットみたいなやつ。
横の青い箱的なヤツが映像を映し出しているようなのですが、人の動きに反応するんです
妹ちゃんが歩くと、ホントに落ち葉をかき分けて歩いてるみたいに葉っぱがカサカサと動く
丸い緑の球(?)を触ると球が滑って行き、左右の穴っぽいところに入ると得点ゲット
【注意点】
長男は汗だくで緑の丸い球を追いかけてました
これ以外にもいーっぱいバージョンがあって、大人もイイ時間潰しになりました
いやーマジ日本の空港スゴイ
ニノイ・アキノ国際空港にも、このエアホッケー的なヤツだけでいいから置いてくれないかな...
●キッズスペース自体は1〜3歳くらいの幼児が対象です。 4歳になったばかりの長男は...ギリギリかなホントはアウト??
●土足厳禁。
●キッズスペース内は飲食禁止。
●おもちゃ等の私物を持ち込んで遊ぶのは禁止。
●さすが日本品質、どこもかしこも安全そうですが、さすがに目は離さないようにしましょう。
出口が複数あって子どもがどこから出たかわかりづらいので、言葉での制止が効くまでは特に注意です
さて、そんな感じで空港での待ち時間はイイ感じにクリア
その後、飛行機内ではいろいろいろいろいろいろありましたが...
それは別途書くとして。
そんなこんなでなんとか、とある日曜の夜9時頃。
懐かしのBGC の〝我が家〟にたどり着いたのでした
たった半年前までみんなで暮らしていたマニラの家。
1週間の旅行で来ただけなのに「あぁ帰ってきた〜」って感じがする不思議な感覚。
さぞ我が長男と妹ちゃんも、懐かしくて喜ぶだろうと思っていたのですが。
わが長男はというと......
空港からの車の中で、すでに寝落ち(しかも完落ち)
無理矢理起こそうとすると4歳男子の本気のキック&パンチが飛んでくる始末。
歯磨きもシャワーも出来ずに、そのままベッドに転がしました
一方。
その人生の半分以上をマニラの家で過ごした、我が妹ちゃんはというと。
飛行機を降りてからのイミグレの長〜い行列に耐えきれず、私の抱っこで寝ていたのですが...
30分ほど寝たあと、見事に車の中で完全復活
意気揚々とドアを開け、懐かしいマニラの家に入った、その瞬間。
「おうちかえるー!!!」
妹ちゃん、みるみる鬼瓦の形相に変化したのち、泣き出してしまいました
なんとマニラの家をすっかり忘れてしまったようで...
「おうち」イコール日本の家に帰りたいと号泣
よく考えれば、まだたった2年2カ月の彼女の人生。
直近の半年は日本の家で、日本人に囲まれて生きてきたわけで...。
半年といえば、彼女の人生の約4分の1にもあたるわけで。
人生の半分以上をマニラで過ごしたとはいえ、彼女にとってはもう遠い過去だったのかもしれません。
結局、夜ベッドに入っても「おうちー」「かえるー」とひたすら泣き続け......
最終的には泣き疲れて眠りについたのでした
ちなみに。
なんかこの光景、すごくデジャヴ感溢れる...
と思ったら、コレでした。
➡︎デジャヴの正体
そういえばいまの妹ちゃんは、マニラに来た当時の長男の年齢とほぼ同じ。
顔もほとんど同じだし
そりゃ既視感あるわ。
さすが兄妹。