こんばんは!
もう標題の通り、恐怖から始まる記事です
一応、完全なフルコースではないのですがほぼフルということでこの標題にしました。
初めに断り書きですが、今回も父の厳しさ炸裂してます
父独自の偏った理論もあり、読む方によってはドン引きレベルですので、気分を害される可能性がある方はここでページを閉じて下さい
こんな家族もあるんだ〜って笑って流せる方はご拝読いただけると嬉しいです
2日目の午後、南伊豆の下田から東伊豆の川奈へ移動しました。
泊まったのは、川奈ホテル。
こちらもプリンス系列ですが、日本クラシックホテルの会9宿の一つになっています。
早速、第一関門
双子、ここで走り回りそれを制御するのに翻弄される
ここのホテル、四つ星ホテルのようですがゴルフ場も有名で、つまりお金持ちのおじさま方もたくさん集まる場所。
ポルシェカイエンやベンツがずらり〜と並ぶようなところで、(時期によっては)子供ウェルカムな雰囲気ではないんです
それは予め両親から聞いていたので、まず気が重いポイント1点加算
ここのディナーは、ダイニングが二つあり選べます。
一つは子供も普通に行くような、ホテルによくあるダイニング。
そしてもう一つは、フランス料理店
で、父はこのホテルに来たらフランス料理の方に行かないとここに泊まる意味がないって豪語してて
私は、タロウとジロウがフレンチフルコースに付き合える訳がないと踏んでいて、父に猛抗議したんですよ
だって、ベビーチェアすら用意のないレストランで
子供ウェルカムじゃありませんよー
って声が聞こえてきそう。。
ものすごい良い子でも2歳だと厳しくないですか
ましてやうちの、タロウとジロウ
もう恐怖以外の何物でもなくて、高い金額払って提供された料理は全て無味無臭の残念な代物となって終わるだろうな、って思ったらなんか悲しくなってきましたわ
で、タロウとジロウが暴れまわって周りに迷惑かけること必至だからって父に言ったのですが、暴れまわらないことを教えるのが教育だ
的になって。
父が、タロウとジロウには自分が言い聞かせるって言い張ってて。
いやいや、何もこんな場所で教育しなくても
絶対それどころじゃない惨事になるから
っていう具合のやり取りを永遠として、最終的に
はフレンチやめるなら旅行取り止めだー
ってなって。
もう勝手にしたら〜
みたいな感じで私が折れた訳で、本当憂鬱でした
そんなところからの、チェックイン。
ホームページの写真見ていただけるとわかりますが、高級スパみたいな感じで入り口にスタッフさんいるのですり抜けることも不可です。
タロウとジロウは、お部屋のお風呂に入り(割と広いし、キレイです)、お部屋で待機
子供用の使い捨てスリッパが用意されていました
最初面白がって履いてたけど、すぐに脱ぎ捨てる
で、二人を私がお風呂に入れてる間に父母が温泉に行き、戻ったら入れ替わりで私も温泉に行きました♨️
さすが高級スパ仕様なだけあり、大人だけの旅行なら最高です
私、このスパでオイルマッサージを夜予約しました
まぁそこでも一つ小さな事件が勃発するのですが、そのことは後ほど。。
こんな雰囲気です。
(写真、許可いただいてます。)
フレンチと言ってもドレスコードがある訳ではないのでフォーマルな格好をしないといけないとかはなく、私なんてスニーカーしか持って来なかったくらいですからカジュアルでokなレストランではあります。
一家全員、旅行用のカジュアルコーデです。
そしてベビーチェア、念のためチェックイン時に聞いてみたらもう一つのダイニングから借りてきて用意してくださることになりました
ありがたい
アミューズから始まりました
で、ここで父が
今日はタロウとジロウは自分で食べては駄目だ
って。
えーーー
ってなりましたよ、私
自分で食べると食器割るかもしれないし、(高級そうな)絨毯にこぼすかもしれないかららしいのですが。
確かにそうだけど、特にタロウなんて食べさせてもらうの嫌がるからスプーンフォーク奪ったらギャーってなって惨事になるんですが〜
タロウは私の隣に移動して、タロウに気づかれないように私がスプーンの下に手をかざして食べてもらいました
(気づかれると、手をかざすのも嫌がるので。全て自分でやりたい人)
ちなみにパンは自分で食べてます。
パンくずは落ちても絨毯のシミにならないのでいいそうです
子供一人2000円のコースを二人でシェアしてサーヴしてくださったので、一人1000円です
(大人のコースは、普通のフレンチレストランの値段します。笑)
スープもあり。
メインがお肉だけだけど、立派なコース料理です
デザートのプリンも!
喧嘩にならないようにって一人一つサービスして下さいました
こういう所では、甘い物解禁してます
だけどあまりお気に召さず、ほぼ私が食べたという
ところでタロウとジロウ、こちらのレストランではものすごく良い子でした
次の料理が運ばれるまでは、シールブックを渡し気を逸らしていたのですが、騒ぐことも無し、もちろん遊び食べも無し。
恐い父がいたからというのもあると思いますが(笑)、昨日の下田プリンスで鍛えられていた成果の現れだと思われます
何せ前日、悪ふざけしながら食べていた二人。
目の前のご馳走を3割くらいしか食べさせてもらえず空腹感と絶望感(笑)とできつい思いをしてますから。
もう遊び食べなんてしてられないっぽかったです
おかげで私もフレンチを心から楽しむことができました
ここからは大人のコース
もう後は自己満足のグルメレポのしょぼいやつなので、適当に読み流して下さい
私、フレンチ食べに行って、前菜でイマイチと思ったことあまりないです。
つまり、どのお店も前菜は当たりが多い気がします。
漏れなくこちら、激ウマにて
あまりの美味しさにタロウとジロウにも少しあげようかと思ったけど勿体無くて一口もあげないで終わった
あとはポタージュ選べたけど、ポタージュでお腹いっぱいにしたくなくてこちらに。
コンソメってどのお店でも自慢の逸品ですもんね♡
まぁ普通に美味しかったです
次はメインのお魚系
ここからですよ!お店により差が出るのは
よくあるフレンチのお店のパターンは、
前菜美味しすぎ〜!
からの、
終盤に近づくにつれ、
普通に美味しいね。
に変化を遂げるパターン
このオマール海老も白身魚も、激ウマだったカリフラワーの前菜を越えたわ
もはやタロウとジロウにおすそ分けするという考えすら吹っ飛んで夢中で食す
例えばミシュラン星付き鉄板焼き専門店とかと比べたらあれかもしれないけど(あれは悶絶級なので)、
なかなか無いですよ、フレンチコースでここまでのクオリティ
と思ってしまう程、どちらも美味しくて牛肉は口の中でとろけるタイプです
霜降りだけど脂っこくないやつ
焼き加減はミディアム
(もう最初っからタロウとジロウにあげる気持ち無し。)
少し前に長嶋一茂さんが、和牛の口の中でとろけるやつダメって言ってて、むしろオージービーフやアメリカンな硬いやつじゃないと食べたくないみたいなこと言ってたのが衝撃的すぎて忘れられません。。
(そんな長嶋さんが某アメリカンのステーキハウスでガッツリお肉食べてるところに、旦那が以前遭遇したそうです。笑)
そしてもちろん私は、とろける和牛の方が断然好みです(´∀`*)
お肉、まぁとにかく美味しかったわけで。
前菜からメインの2皿目までこのクオリティ保てるお店は私の中でいつまでも印象に残り、数少ない再訪するお店となります
最後のデザート!
そうそう、こちらが好みです
(もうひとつは抹茶のナントカで、忘れたけどナントカのあたりが好みじゃなかった)
あとはハーブティーも勝手に注文されてたけどまぁ夜だしいっか!
ってとこでした
なんか三流コメンテーターみたいなレポ、すみませんでした(^_^;)
父が絶対ここじゃないと旅行取り止めだー
ってなってたの納得しました。
ここを知っていたら、もう一つのダイニングのセレクトは無いわ。
こういう時のためにもタロウとジロウの食育に日々精進する所存でございます
皆さま、もし川奈ホテルに泊まることがあったら是非フレンチへ♡
血迷ってもう一つのダイニングに行ったら一生後悔しますよ〜
節約するなら、別の場所でしましょう
あと1記事で旅行記終わりです。
最後はなんて事ない、ほのぼのとした内容の予定です