障害年金の初回相談でやりがちな大きな大間違い | 障害年金の御手続を遠回りしたくない方を、山陰松江に事務所を構える専門社労士がお手伝いしています

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はい、本日のお題】
初回相談でやりがちな大きな間違い~

障害年金請求がなぜ難しいか?
・制度や手続の仕組みそのもの
・これれらがわかりにくいこと
・役所の案内がわかりいくい

ご自身で請求される場合を想定して
考えてみました。
スムーズに進まない理由は先に書いたものもありますが、
請求する
本人さんの心がけでカバーできる所はあります。

心がけと言われても・・・
「制度を正しく理解すること」
「保険料が抜け抜けの時期がない」
「正しい初診日を説明できるか」
こういう事ではありません。

「今日確かめること」を決めずに相談に
行っちゃダメですよ。
ということです。

最初の相談って、現在の病状が如何に
重いか、これまでの
治療がどんだけ大変
だったか、どんな手術だったとか、
今生活にどんだけ苦労しているか、

・・・
聞いて欲しいですよね。

たしかに年金相談は人生相談と
言われています。
人生で困ったときに使える保険制度ですから、どんな人生なのかを
聞いて
欲しいという気持ちがあるのは致し方ないと思います。

でも、身の上話は控えましょう。
冷たいようですが、役所の人は
話相手ではありません。ただ、病状は説明してください。
苦労話はしなくていいですということです。しても最後です。

手続方法の相談に出向いたの
だから、手続方法を確認するのが先です。
苦労話に時間割きすぎて本題に入る前に満足してしまい、ちゃんと
話を
聞いてないんじゃないですかね。
それで「手続がわからない」となる。

「今日確かめること」を決めて
出向けば、こういう事には
ならない
はずです。
人生相談に行くなら、別のそういうサービスをしているところへ
お金
払って行きましょう。(あ、ご紹介できます)

経験上申し上げますと、ご自身で
手続きされる方が役所に通う回数は、
概ね5回です。

1回目:苦労話の後パンフレットもらう。初診日の説明を受ける
2回目:初診日がわかり納付要件が確定、「請求できますよ」と
言われ書類一式受け取る
3回目:初診証明のチェックを受ける
4回目:診断書のチェックと申立書の書き方の説明を受ける
5回目:書類を出す

書類に不備がなくてもだいたいこんな
感じです。
ちなみに4回目と5回目の間に月を跨げば、事後重症請求では
一ヶ月分受取り損ねます。

初回相談で経過を時系列で
申告されるなら、聞き取り書などを
作って
頂けるでしょうから次回相談に繋げやすいはずです。
でも、本当に苦労話だけしに行くようなことになってしまえば、

・申告する出来事の時期が飛び飛びで、話が繋がらない
・役所の方の質問に的外れな応答をする
・現在の経済状態ばかりを訴える

担当の職員さんも対応に苦慮されると思います。
なぜなら、私が無料相談で
苦慮するのも同じ場面だからです。
それでもなんとかまとめますけど(汗)

役所の窓口の人は、手続をスムーズに
進める援助はしてくださいます
ので、
関わりは求めてください。
分からないことは尋ねたら教えてくださいます。
その場で回答出来なければ日時をあらためて返事をくださいます。

ただ、お医者さんではないので、病気の
ことを話しても「大変ですね」
としか
応じようがありません。質問したことに答えてくれない場合は、
どういう切り口で説明するのか困ります。

身の上苦労話、現在の経済状態等の話は
年金手続に関係ない部分も
多いので、
説明する効果はあまりないと思います。
ですから、役所に行くなら、「今日確かめること」リストを作って、
病気自慢は控えるという姿勢で出向きましょう。
確かめることを前倒しすれば、5回が3回で済むかもしれません。

暖かく話を合わせてくれるけど手続が
進まず準備が長引くのと、
冷たいように感じるけど手続をスムーズに進めて早く振込を受けるのと、
どちらがいいですか?というお話です。

行く目的がはっきりしてなければ
何度も役所通いする羽目になります。
お気を付けください。

あ。

私へ御依頼頂ければ、
暖かく話を合わせながら手続をスムーズに進めますよ~